時事ネタ あおぞら銀行がお逝きなられたことを憂う新NISA組を憂ってみた
※2024/2/3時点のデータを元に書いてます
今週
高配当株として有名なあおぞら銀行がお逝きになられた
一昨日2/1の取締役会にて
配当利回り約4〜5% →期末配当を無配(ゼロ)へ
“貯蓄から投資へ“という日本政府の号令の元に始まったNISA 徐々に大衆が参入しているところへ来ての今週のこのビッグニュース
実は
このあおぞら銀行 NISAの成長投資枠で上位にランクイン(下記参照)
その理由は
高配当株で大衆に人気の為である そんな人気の銘柄のあおぞら銀行は最近苦戦を強いられていたのである 主な理由はアメリカ不動産投資関連での巨額損失計上である
そして
先述の配当金の無配アナウンスで 投資家の失望売りが発生し なんと1日で約20%の株価暴落😱 まるで暗号資産のmoveを見てるみたいな値動きである
従来より
日本人の約8割は預貯金がメインで 株式投資などの資産運用をしている者は残りの約2割であった
けれども
ここ最近 新NISA口座を開設し投資を始めた人たちは皆こう思っていただろう
”あれっ 意外に投資って超簡単だわ” と…
スマホで連日のように上がる株価に笑いを堪えながら更にこう思ったはずだ
”よし 貯金なんかやめてもっと株を買うぞ“ってね
そんな中
突然きたこの強烈ボディーブロー😱
高配当目的であおぞら銀行の株を買った新NISA組は おそらくこの週末は息も出来ない程に悶絶していることだろう
“おいおい 話が違う” と… (チーン)
けれども
政府も誰も儲かるとは一言も言ってはいない
果たして
あおぞら銀行の株を買った人の何人の人が 会社四季報を読んで企業分析をし 長期積立投資をするに値すると判断したのであろう
実は
会社四季報にも減配を示唆するコメントがあったとのこと
みんなは会社四季報すら見ないで買っているのか?
それとも
見た上で敢えて買ってるいのか?
後者なら まさしく勇者である
ワイは何度も言っているが
投資の基本は 長期投資である 短期的な暴落は気にせずに 長期成長を期待してコツコツ最低5-10年はするものである
けれども
初手でいきなりのこの暴落を喰らい 大きな含み損に意気消沈し ヒヨッてしまう新NISA組も多いことだろう
しかし
それでは元の木阿弥である
そもそも
そんな立ち振る舞いでは長期積立投資の軸がブレている
積立のメリットは時間分散 こういう短期的な暴落時に安く買えることである
まぁ
このあおぞら銀行が長期成長銘柄として適切なのか ワイは知らんけど…いくら暴落時に安く買えたとしても その後株価が戻ってこなければ意味がない
いずれにせよ
新NISA組で四季報を見た人は皆無であろう🤦
ただただ
高配当株で有名だから
投資雑誌で特集されていたから
みんな買ってて安心だから
インフルエンサーが勧めていたから など
そういう薄っぺらい理由で便乗してたはずである
なんでもそうだけど
政府や証券会社やインフルエンサーや周りの人の言葉を鵜呑みにしてはダメ🙅
みんなが言ってるから安心
みんながやってるから安心
人気があるから安心
TVや雑誌で取り上げられたから安心
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