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ランニングには無い、朝散歩の効果とは

はじめに

全国的に雨が続いています。
最近、ストレスフリー超大全を読んで、うつには朝散歩が効果的と書いてあったので、朝散歩に取り組もうとしています。

うつの解消には、生活リズムを整えることが大切と言われています。
人間の体内時計は25時間周期なので、就寝時間が乱れたりするだけで簡単に体内時計が狂ってしまいます。

そこで、精神疾患者にとって有効な対策が「朝散歩」です。

朝散歩の効果

朝散歩の効果は、

1.幸せを感じる脳内物質のセロトニンを生成する
2.日の光を浴びて体内時計をリセットすることで、規則正しいリズムで生活できる

があると言われています。

私はもともとランニングをしていました。ランニングでも上記の効果を得ることは可能です。

実際に私が朝散歩を実践して、朝ランニングにはない朝散歩の効果があると実感しています。その朝散歩の効果は以下です。

1.体の声を聴きやすい
2.風景を楽しむことができる

それぞれについて補足していきたいと思います。

まず、1.体の調子を確認しやすいという点について少し補足します。

精神疾患者が療養をするうえで重要なのは、今この瞬間に集中し自己受容をできるようになることです。

体の声を聴くスキルがあると、その時の体の調子にあった行動選択をできるようになるために、自分に無理な行動させることが少なくなり心身の安定につながります。

体の声を聴く機会として散歩は有効です。

散歩の最中に、

”右足を前に出す”、”右足を出すのと同時に左腕を前に振る”、”かかとから地面に足をつける”、”今日はふくらはぎに筋肉疲労がありそう”…みたいな動作ひとつひとつに意識を集中させ体の調子を確認しながら散歩することで散歩の効果を高めることができます。

ですが、ランニング初級者にとって上記のように走っている最中にひとつひとつの動作に意識を集中することができるでしょうか?

散歩のゆっくりとした動作をおこなうときと比較してランニングは動作が早いので、散歩より体の調子を確認することは難しいでしょう。

それに、ランニングすると息が乱れたり、脳に酸素が足りなくなって思考力も多少鈍り、体の声を聴くことの難易度が高くなります。

そのため、体の声を聴くためには朝散歩が有効なのです。

次に、2.風景を楽しむことができる、についてです。

風景を楽しむことがなぜ重要なのでしょうか?
そもそも、風景に対して綺麗だとか心が動いていますか?

風景に対して、まったく心が動かない人もいるでしょう。

それは、あなたの感性や感情が鈍ってしまっているからです。

普段、外出しても歩きスマホしていないですか?

歩きながら別のことにふけっていて、心ここにあらずの状態ではないですか?

朝散歩をして、感性や感情の感受性を取り戻しましょう。

朝の時間帯は、歩いている人も車の交通量も少なく、日中と比較してノイズが少ない環境です。

一方で、鳥の鳴き声や木々が風に揺られる音や排水溝を流れる水の音など、普段なかなか耳に入ってこない小さな音も聞くことができます。

感性や感情にいい刺激を与えられる日々を過ごすことで、感性を高めていくことができます。

精神疾患者にとって屋外に出ることの重要性

精神疾患状態の場合、ネガティブな考えに囚われてしまっていることも多いです。

あなたの悩みは、人間関係の悩みじゃないですか?

私の記事を読んでくれている人は、職場や家庭内環境といった屋内の場面が基本的に悩みが発生するシチュエーションなのではないでしょうか?

ネガティブな悩みが、家の中でゆっくりしていても時々思い出してしまうことってないですか?
在宅勤務で自分の部屋が職場化していた人は、部屋でゆっくり休んでいても時々仕事のことを思い出してしまい、ネガティブな感情に囚われてしまうこともあるのではないでしょうか?

屋内での悩みが大半だと思います。

悩みを屋内でゆっくりしているときに思い出してしまう人は、散歩をしに屋外へ出かけてみましょう!

今日のまとめです。
特に起きてすぐの朝散歩が有効です。
朝散歩の効果は

1.幸せを感じる脳内物質のセロトニンを生成する
2.日の光を浴びて体内時計をリセットすることで、規則正しいリズムで生活できる
3.体の調子を確認しやすい
4.風景を楽しむことで感性や感情にいい刺激を与えられる

です!思い立った明日の朝さっそく朝散歩してみましょう!





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最後まで読んでいたきありがとうございます!私はシミュレーション開発などをしている28歳エンジニアですが、激務でうつになり6月末から休職中です。 サポートもとても嬉しいですが、フォローやスキも私の励みになります! 今後も、うつの実情や改善方法の情報発信をしていきます!