陸王を読んだ。
2020/4/18 躁鬱日記139日目
池井戸潤氏の著書「陸王」を読んだ。半沢直樹シリーズも読んだけれど、長編ながら面白く読み終えた。
陸王のあらすじ
創業100年を越える老舗足袋会社の"よろずや"は、ギリギリ黒字だったが売り上げは、年々落ちていた。銀行からの借り入れにも苦戦して、次なる一手を考えていた。たまたま取引先でランニングシューズと出会い、地下足袋とシューズを組み合わせた新製品「陸王」を開発することとなる。ライバル会社にたちはだかれたりと、トラブル続きの中で、無事「陸王」を完成させることができるのか!?
"足袋"というものは、日本でも古くから使われている履き物。しかし、現在ではお祭りとか庭師さんとかが思い浮かぶくらいのもので、一般の人は普段興味を持つものではない。
歴史のあるもので、必要な人たちもいるので決して簡単に無くなるものではない。しかし、それだけではどうしても会社としては先細りになってしまう。
その時に、出会ったのがランニングシューズ。それを、もともと持っている足袋の技術と掛け合わせることで新たな価値を生み出した。
新しいものを生み出すのには、さまざまな苦労が伴う。ひとりでできることには限界があるから、多くの人の助けも必要になる。
そういったドラマを池井戸氏は、本当にドラマチックに描いているので、500ページを越える本でも飽きさせず読むことができた。
今の世の中で、企業やお店の経営が危うくなっている人たちは沢山いると思う。
その中でも、独自に新たな取り組みをしているところもある。わかりやすいところで言えば、飲食店。例えば、今まではテイクアウトをしていなかったけれど、テイクアウトを充実させてみる。例えば、ネットショップはやってなかったけれど、ネットショップをやってみる。
「あーお客さん来ない」に対して、考えて対応しているところは、きっとこの先も生き残れる確率は高いだろう。
自分ができることと言えば、わずかしかないと思うが、すこしでも多くの企業やお店が生き残ってほしいなと思う。
今日の1枚「エアギター」
10:00 二度寝から起床
11:30 かけうどん
12:45 絵を描く
17:00 休憩
18:20 ウォーキング
19:00 夕食 カレー
19:45 入浴
20:15 絵を描く、noteかく など
絵を描いた1日だった。
小説はアイデアは思い浮かぶけど、なかなか結末が思いつかない。
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