見出し画像

夢日記 No.67

「七つの玉 七つの花 を集める冒険」

ある日の夢64番辺りから抽象度が上がってきたなと
思っていたら、ここにきてさらに上がりました。

そして、これを描いた時、古代キリスト教の
グノーシスの神話を思い出しました。

ここで思い出したのは、イラン型と言われる
二元論のグノーシス神話の話なのですが、
簡単に言いますと、、、

グノーシス神話では上位世界と呼べる「プレーローマ界」
があり、これは、いわゆる天界と理解していいと思います。

そしてその下に、後々のソフィアの事件で生まれる
「中間界」と「この世界(私達のいる世界です))」
がでてきます。

それではまず事件です。
プレーローマ界で、一番くらいの低いソフィアが
一番くらいの高い至高神の顔を見たくって、
禁忌を犯して至高神のお顔を見ちゃいます。

彼女(一応、女性性を持っています)は愛ゆへに
至高神を見るのですが、そこで受けた衝撃は
「計り知れない」もので、人格崩壊を起こしかけます。

しかしホロスという者の力も借りて、なんとか
我に戻ったものの、その時の「衝撃」や「情動」
そして「パトス」を保持している訳にはいかないので、
下の世界に「捨てます」。

この「捨てた」のもが、この後、
下の世界(”中間界”と”この世界”)を作るのです。

さて、ここから”天使”が生まれます。
しかし、ここで生まれる天使は”片割れ”です。

この神話は二元論を元にしているので、
天使の存在は対になっていないといけないのですが、
ここで生まれる天使は片割れです。

なんでかと言うと、もう半分が
人間の霊性=本質的自己だからです。

そして、この人間と天使は何をしているのかというと、
ソフィアの捨てたものの「回収」です。

ソフィアの捨てた情動やパトスによって生まれた世界は、
人間の経験によって回収し、元のプレーローマ界の世界に
戻して、修復したいんです。

ですので人は情動とパトスを存分に経験してもがいた
人生おくり、生涯をまっとうすることが回収には重要で、
その回収されたものと一緒に、霊となった人間が
天界で待っている片割れの天使と一緒になって
元のプレーローマ界となる。

という神話です。

以前、美輪明宏さんが
「人は、いろんな感情を味わいに”ここ(この世)”に来ているんです」
と言っていたそうですが、このグノーシス神話の話と
大変よく似た考えだと思います。

>>>noteで追記>>>

前回は、上記の通りこの夢からグノーシスの
神話を連想したわけですが、今は世界の7大宗教を
連想しています。

なかなかどれが7大宗教なのかの判断は難しいですが、
ある本には キリスト教、イスラム教、ヒンデュー教、
ユダヤ教、仏教、道教、神道とありました。

現時点では、キリスト教、仏教はいろいろと
感覚的に理解してきた状態だと思いますが
イスラムとヒンデュー教は、上の二つを理解する
過程で入って来た情報程度だと思います。

道教と神道にいたっては全く分かりません。

一つ前のNo.66の夢の追記にも書きましたが、
イスラム教に今は関心が向いているので、
まずはそこから理解を深めていきたいと思います。

7つの理解が深まったら、何が起こるんだろう?
楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?