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双子座 7度(6.00~6.99)

双子座 7度のサビアンシンボル
「古風な井戸」
An old-fashioned well.

6度で競争に勝利し、何かしらの冨を得た双子座は、7度でそこから得たものを均等に分配するようになります。

双子座は風の性質ですので土の性質である牡牛座や乙女座、山羊座のような「溜める」性質はありません。双子座はただ単純に比較し、勝負し、勝ちたいだけなので、得た富を独占してどうこうという所には興味がありません。むしろこの度数のように得たあとは、それを持っていない人に分配し、潤すのです。

ここであえて「潤す」と書いたのは「井戸」というフレーズが示すように、この度数の性質として下の地層から地上で生活する人類が豊かになるようなものを分配する性質がここで示されています。具体的には、この度数に太陽があると思われる人類学者の中沢新一さんや、ジャーナリストの立花隆さんが著書で示すように、そこには普通に生活しているだけでは得る事の出来ない、しかし人類の足元に眠る精神的古層の話を発掘しそれを分配する性質を示しています。

これはお二人の著書を読んでみれば分かりますが、一見「普通」に生活している分には意味が無いものかもしれませんが、しかし少し世界を個人の枠を超えて捕える必要に迫られた時に大きな意味を持つもので、そういった視点が広げてくれるものが、ここで言う「潤い」なのです。

さらに具体的に言えば、それは原発の話などかも知れません。原発や政治などを論じる上で、目の前の生活レベルを超えて考えをめぐらすとき、大抵の人は「どう考えればいいのだろう?」と困惑することと思います。なぜならそこに考える地層が無いからです。

思想における古層はだれでも掘り起こせるものではありません。しかしこの双子座7度のような性質も持っている人は、そこを掘り起こせるのです。そして掘り起こした上で分配します。そんな分配された内容は人に潤いとして浸透し、時として「私は何故これをしているのか?」の足場を固めてくれます。そういった意味で、この度数の掘り起こす「井戸」は、単純な富の分配以上の影響を与える時があるのです。

誕生日なら5月28~29日
#立花隆(ジャーナリスト)5/28
#大石芳野(報道写真家)5/28
#中沢新一(人類学者)5/28
#西田幸治(漫才師)5/28

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