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双子座 14度(13.00~13.99)

双子座 14度のサビアンシンボル
「テレパシーでの会話」
A conversation by telepathy.

自己主張を聴いてもらいたくて13度では技術を磨き称賛を浴びるようにまでなりましたが、肝心の「私の主張」を理解されたかと言うと、むしろ逆に開きが生まれ孤立感が深まってしまいました。そのため14度では、この頭の中にある感情や思考などをそのまま伝えない限り、理解をされることは無いと考え、真の意思疎通に興味が向かいます。

孤立感を拭えるほどの完璧な意思疎通を可能にするには、お互いに同じ世界にいる必要があります。それは例えば音楽家なら同じレベルの音楽家であるというようなものですが、しかしそれでも人は、お互いにお互いの経験的なものに裏打ちされた単独の世界にいるために完璧な意思疎通は不可能です。

それは哲学者ユクスキュルの言葉を借りれば「この世界は人も鳥も昆虫も、それぞれの「環世界」の中にいて、同じ世界を過ごしていない」という事で、もう少し砕いて言うと、たとえ人間で同士であっても各々は各々の環世界の中から外世界を見つめており、つまり「私とあなたとでは同じ時間、場所を過ごしてはいない」という考えです。ですが、それなら何故人は同じ環世界に居ないのに、演劇のように誰か別の人や、犬などの感覚に対し共感する事が出来るのかというと、人間はその環世界間をかなり容易に移動できる存在であるからだと「退屈と暇の倫理学」(著 國分功一朗)の中で論じられています。

それで言うと、相手が私を理解しようと「私の環世界に入ってきて」くれれば、求めている意思疎通が可能かもしれないことになりますが、しかし双子座は他人に共感するような受動的感覚をまだそれほど発達させていません。双子座に出来るのは、自分の情報を差し出す「のみ」なので、ここでのテレパシーの試みは失敗するでしょう。

しかし、その際に人間が人間として相手と意志疎通するための根底にあるものについて真剣に考えた結果が、このあと芽生えるのです。とりあえず、13度のように自らの過剰な能力で主張を押し出しても全然ダメな事には、気が付いています。

誕生日なら6月4~5日
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