夢日記 No.62
「羽を逆向きにつけた扇風機」
逆向きに羽がつけられて、逆向きに風を
起こしている扇風機は、おそらく私に
「逆風」を与えているのだと思います。
前回までの夢で「国外」という今までの
意識の世界の外へ出たのはいいのですが、
そこで逆向きの力が起こっているのかも知れません。
よく、勇者物の物語では、勇者が新しい試練に
初めて挑戦したときは、力不足で跳ね返されますが、
そこから力をつけて2度目は看破するという事は
多々あります。
これはちゃんと「突破」出来ている物語ですが、
この前半までの内容からユングは一つの普遍的な
元型(人の持っているイメージ)を語っています。
それは、
「一人の少年が周りの人が目を見張るような力や勢いで
ぐんぐん成長するも、あるところで急にぽっきり折れて
元の村に戻っていく。」
というのを繰り返す「永遠の少年」という元型です。
私にとって、この逆風は「永遠の少年」としての元型が
作り出しているものなのか、それとも、人生の転換期
としてのものなのか・・・
扇風機というレベルを考えても、さして強い力では
ないと思いますけれど、もし永遠の少年的な要素が
起こしているのでしたら、ある意味私は、その
境界線まで来たと言えると思います。
つまり、これ以上は、未知の領域ということです。
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