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2024年2月の記事一覧
「ぼくの中庭で」
中庭でぼくは大きな火をくべる
いい事も悪い事もみんな
みんな投げ入れて
プロレスごっこを演じてる
眩しすぎる光の中
他人がひくほど異質な雰囲気で
しかしそれは心からの嬉しさで
地球を揺らすほどの
ジャーマンスープレックスを決めている
(疑問の残る)直観と直観
「疑問の残る直観」とは人の認識できる最小の瞬間、私たちに心的な力を与える、いわゆる、よく普通の会話で使われる方の「直観」の話なのですが。その心にかかった力(つまり”疑問の残る直観”)によって決めた事があるとして、それが10年後に何かしらの理由において「正しいかった」とか「間違っていた」とか言えるものでは、無いでしょう。
10年後と言わずとも、10秒後でさえ”その直観”を何かしらの理由で判断するこ
誰もが経験的哲学の火消しのように
中学生のころ「めぐみの大吾」という消防士の漫画を読んだ事がある。大変感動した作品の一つだ。そして、その中で消防士という職業の事を「火が出ないようにするということは、自分達を必要としない世界を作る為に、働いているという事だ」という表現があったことをよく覚えている。(正確なセリフではないけれど)
そしてふと思う。
私のこれまでも、そしてこれからも、全生涯をかけて感じたことや理解したことなど、ありとあ
抽象と肉体の絡み合い
哲学とセックスは似ていると思う
どちらも個人的であり
なおかつ混沌とした中に整然としたものがある
だから哲学の興奮とセックスの興奮は似ているのだ
どちらも共感という感覚を渡り別世界を味わう
ただ違いといえば
哲学は抽象的思考の味わい
セックスは肉体的思考の味わい
そして直観が私をどこかへ「イカセてくれる」
多色とモノクロを使い分ける私の環世界
「あなたの目の前に現れているものは、あなた自身が具現化したものだ」
というような言葉をよく耳にする。それはインド哲学であったり仏教であったり、キリスト教など西洋の宗教でもネイティブアメリカンの中でもそれらしい話を聴く。だから多分、大体その方向性で人間はあっているのだろう、とする。
すると、この内容を私なりに読み替えれば
「あなたの内界と外界の差異を無くすことが、あなたの存在だ」
と言えるのではな
芸術は経済の上澄み?
芸術は経済の上澄み?
あなたは本当にそう思うのか?
もしそうなら、あなたは立派な経済の奴隷だ
退屈から逃れるために何かに追われ続ければいい
知ってるかい?芸術は「たまに」人生を変える
退屈という強烈な痛みを吹き飛ばし
世界を素晴らしいものに変える
でもそれは芸術だけじゃない
蟻の大群かもしれない
インドかもしれない
沢山の人に会いに行くことかもしれない
しかし何が「あなたにとって」
人生を変
新たな自分を「待ち構える」
以前「どうして画家でも何でもないのに、変な絵を毎日描いているの?」と言われたことがある。その時は「描きたいから」としか答えなかったが、やっともう少しマシな答えが伝えられるようになった。
それは「たまに、自分でもびっくりするような絵が生まれるから」だ。
村上春樹はよく演奏会に行くらしい。音楽のジャンルは知らないけれど、そこで10回に1回くらいの割合で「魂が喜ぶ演奏に出会う」といったような話をして