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不動産屋も使う?在宅の確認方法



家族以外の第三者が対象者の場合、ある程度の情報がなければいつ自宅にいるかはわかりません。


子どもの交際相手などは、聞いている職業や休みの過ごし方からある程度の予測が立てられますが、結婚詐欺師などの赤の他人は全く見当もつきません。


在宅しているのかわからないのに、やみくもに張り込んでいても姿を確認できなければ、何も成果を得られずに調査が終了してしまうかもしれません。


いつ在宅しているかわからない対象者の場合、行動パターンを掴むために探偵は様々な方法で在宅しているか確認します。


部屋の明かりを確認する

まず最初に必ず部屋の明かりの点灯状況を確認します。

場所によっては日中でも日陰になるので電気をつけていたり、日が落ちてくれば当然電気をつけるので在宅しているかがわかります。

(異例かと思いますが以前に全盲の方の調査をしたときに帰宅しても電気を点けませんでした)


また、ベランダの洗濯物や窓の開閉、部屋のカーテンの開き具合など隅々まで観察して在宅しているか判断します。


郵便ポストを確認する

郵便ポストを確認することによって様々な情報が手に入ります。


郵便物や投函物などから対象者や同居人の個人情報がわかり、郵便ポストにチラシが大量に溜まっていたり、目張りがされていれば住んでいない可能性も考えられます。


また在宅が確認できていなかったが、次の日に郵便物がなくなっていれば帰宅したときに投函物を回収している可能性があるので帰宅したと推測することができます。


(ただし、他人の郵便ポストから投函物を勝手に抜き取る行為は窃盗罪に該当する可能性がありますので、おやめください)


ドアの開閉状況を確認する

前日の夜に対象者宅の玄関ドアの隙間に詰め物をしておきます。


アパートみたいに通路が外に面しているところは葉っぱを、マンションで中通路のところはチラシの端を入れておきます。


理由はドアが開くことによって詰めていた葉っぱが落ちるので住人が出入りしたということがわかるからです。


在宅を確認していて、次の日に葉っぱが落ちていれば外出している可能性があり、逆に在宅を確認できていないが、次の日に葉っぱが落ちていれば帰宅した可能性があるといった感じですね。


一軒家の場合、玄関が道路に面しているつくりはあまりないので、門扉の隙間に葉っぱを挟んだりします。


以前に不動産屋が玄関ドアにセロハンテープを張っているのを見かけましたが、あからさますぎるのでテープなどはおすすめできませんね。


電気メーターを確認する

電気メーターを見ることでその家の住人が居るかわかります。旧式の電気メーターは中の円盤が回っている速度で判断することができます。


低速で回っていれば待機電力程度の電気しか使用していないことになるので不在の可能性が高く、エアコンや洗濯機など出力が大きい電化製品を使用していれば高速で回りますので誰かしら在宅していることになります。


また、完全に止まっていれば家電製品を使っていない可能性が高く、誰も住んでいないことが考えられます。


玄関ドアのドアスコープを覗く

外からベランダの様子や部屋の明かりが確認できない場合、ドアスコープを覗けば室内の明かりを確認することができます。


また、リバースドアスコープという防犯グッズを使って覗けば外からでも室内の様子がわかりますが、誰かに見られれば通報される恐れがあるので使う時は注意が必要です。


車のタイヤの上に石を置く

玄関ドアの隙間に詰め物などできない状況で、在宅が確認できない場合は対象者の車などがわかっていればタイヤの上に石などを置いたりします。


駐車位置が微妙にずれていたり石が落ちていれば車を利用したことになるので目安になるでしょう。


まとめ

第三者の調査の場合、まず実際にそこに住んでいるのか確認することが大事です。

1週間調査して本人の出入りが確認できず、実は引っ越してしまっていた・・・なんてことにもなりかねません。

何日も張り込んでいるにも関わらず、本人の姿が確認できなければ不動産屋に問い合わせてみたりするのもありかもしれませんね。

(このブログは法律に抵触しないことを前提に書いています。住居侵入罪や迷惑防止条例法違反に該当するような、違法行為はおやめください)


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