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#23 【日本人よ、 Dan Vasc を聴こう】 Warriors (ウォリアーズ)

※ まだ #22 をご覧になっていない方は、まず先にそちらに飛び、その後こちらに戻ってくることをお勧めしたい。


#22 では、Dan Vasc  (ダン・ヴァスク) がアメリカ国歌メタルバージョンを歌った後、反アメリカ主義者のファンから非難を受け、謝罪動画を出したところまでお伝えした。




この "謝罪動画" をご覧になった方は、私と同じく、"あのジェスチャー" 以降の展開に驚かれたに違いない。

「理性的な議論に耳を傾けるだけのオープンさは必要だが、自分自身を表現したことに関しては絶対に謝るな。
見ての通り、俺はこういう人間だ。
もし気に入らなければ、去ってくれても構わない」

いろいろな意味で、賛否両論はあるかもしれない。
ただ、今回ダンがアメリカ国歌で自身を表現した際、特定の誰かを故意に傷付ける意図があった訳ではないのは明らかである。

「こっちが何を言っても何をしても、弱虫はいつでも自分達が傷付く種を探している。
それが彼らが選んだ道で、手の差し伸べようがないんだ。
だから、弱虫なんか気にするな」
というダンの言葉には説得力がある。


その後は、自称 "資本主義者" のダンの商魂が炸裂する。

" Don't mind the wimps."
(ドント・マインド・ザ・ウィンプス  :  弱虫なんか気にするな)
と言った後、ふと目を上げて、
「その言葉がロゴになった T シャツがあったら着る?」
と問いかけ、意味深に顎を撫でてみたり。

「今回の論争を活かして、利益を得ようと思っている。
反資本主義者を怒らせたい方は、是非ともデジタルストアでこのアメリカ国歌を購入していただきたい」
と、ちゃっかり売り込んだり。

茶目っ気のある、なかなか面白い男である。


さて、この "謝罪動画" のエンディングで流れてくるのが、2019 年7月2日投稿の今回の曲  Warriors  で、毎度お馴染み  VictorTheGuitarNerd  (ヴィクター・ザ・ギター・ナード) (#12 へ) とのコラボ作品である。

「我々は光の中から生まれた戦士。自由のための軍隊で、命を守る者である」
という勇壮な歌を、ダンが生き生きと楽しそうに歌う。
サビのハーモニーが、私も非常に気に入っている。





🔷Warriors  … ドイツのパワーメタルバンド  Freedom Call   (フリーダム・コール) の楽曲。



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