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結婚のリアル、2回目

前回のnoteはこちら。

私がですね、結婚について書こうと思った時に出てくる言葉は、
なんだか全部聞き覚えがあるんですよね。

あ、そうだ、
昔、新婚の田口が私に話してくれたことと同じだ。

正直、そんなに大きな変化はない。
あるのかもしれないけど、平穏過ぎてnoteに書くまでもなかったというか。

私全てをぶっ飛ばして結婚したので、
両家の挨拶も結納も正式なプロポーズも結婚式も、
なーんもしてないんですよね。

だから、
こういうプロポーズが理想だったとか、
姑問題とか、
結婚指輪はあのブランドじゃなきゃ嫌だったとか、
そういう結婚にまつわるトラブルに何も巻き込まれていない。

はっきり言うと、結婚してからセックス一度もしてない。
けれど、それも特に気にしていない。

私にも相手にも「生活」があるので、
翌日の仕事のために夜はちゃんと寝たり、
はたまたリフレッシュのためにこうやって深夜を自分の好きなことのために使いたいわけですよ。

もっとも、セックスよりも2人でやりたいことや行きたい場所ややらなくちゃいけないことがたくさんあるから、
セックスなんて二の次になってしまいました。
それで本当に愛されてるのか不安になるような関係性でもないしな。

まぁ、ただその、田口が言っていた
「お互いに干渉し過ぎない関係が一番気楽」
というのは本当だと思う。

今どこで何してるとか一切報告し合わないし、
イベントに出かけてくると言われても特に止めない。
その代わり、私が誰と遊ぼうと制限されることもない。(ちゃんと報告はしてるけど、報告を強制されてるわけでもない)

付き合ってる頃から寝る時間はバラバラだし、
お互い同じ会社だけどプロジェクトが違うので普段仕事で関わることもあまりないし、
全然変わらないですね結婚前と。

とは言いつつ、会社の上司が言っていた
「妻が実家に里帰りすると嬉しい。独身に戻った気がする」
というのも、
その言葉を聞いた当初は「なんて冷たい人なんだ」と思ったけれど、
今では納得できる。

相手には、別に私のことを気にせず一人の時間も楽しんで欲しいし、
私もたまには「妻」ではなく「一人の女の子」に戻りたい時だってある。

相手の時間を考えずに自分のタイミングでご飯を食べたり、
やっぱり女の子向けの映画を観るには自分一人で観る方が浸られるし、
そういうこと。

仮に一緒に楽しむことになってもそれはそれで嬉しいけれど、
とはいえ「一人で楽しむことの楽しさ」もそれはそれでやっぱり必要なんですよねえ。

もちろん人それぞれだとは思うんだけど、
昨今のネットで言われてるような、
というか世間の風潮になってるほど、
結婚は悪くないなと思いましたね。

たぶんあれですよ、
幸せなことってあんまり周りの人に話さないんじゃないですかね、既婚者って。

だって幸せが日常なので特別報告するまでもないし、
婚活を頑張ってる人とか、
恋人と結婚できなくて悩んでる人とか、
恋人ができなくて苦労してる人とか、
そういう人が世の中にたくさんいる状況で、
自分の日常報告が「自慢」だと思われたくないし、
そうでなくともそれで誰かが傷付くのは嫌だもん。

だから必然と、
結婚生活はどう?と聞かれたら、
「いやー嫁がうるさくて」とか
「旦那が家事をしてくれなくて」とか
そういう無理やり捻り出した自虐を言わざるを得ないだけなのでは、と思ってしまう。

夫婦関係で本当に悩んでいる人もたくさんいるんだろうけどさ。
きっとそういう人でも裏では、
幸せなこともたくさんある、
もしくは幸せな日々もたくさんあった、
そうだと思う。

ただまぁ、前々回のnoteでも書きましたけど、
結婚したことがバレると、
友達が疎遠になっていくのはマジですね…
悲しい。

誰も悪くないんだけど。

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