【週末パス】前編:全線復旧直前、常磐線の旅【使い倒し】
ども、ゆさっちです。
前の投稿でお知らせしたとおり、JR東日本のフリー切符「週末パス」を使い、1泊2日で12都県をぶらぶらしてきました。
今回の目当ては千葉と長野県の北アルプスの山懐にある南小谷(みなみおたり)を結ぶ、あずさ3号に乗車することです。
千葉から北アルプス直行ってすごくないっすか?
この列車3月のダイヤ改正で走行区間が短縮されちゃうので、乗り納めに行ってまいりました。
さて、問題は千葉へのアクセスですよね。
単純に東北新幹線で行くのもつまらない、郡山から水戸に抜ける水郡線も台風で運休区間あり、磐越東線もあるけど・・・。
思い浮かんだのが常磐線、この路線は東日本大震災と原発事故の影響で長らく区間運休となっていましたが、3月14日のダイヤ改正で9年ぶりに全線復旧します。
震災・原発事故の痕跡をとどめている今の姿を記憶にとどめたいと思いました。
っていっても本質はいつものとおりのお気楽旅ですからねっ。
さて旅行当日、いつもの東北本線藤田駅。
7:20発の仙台行でスタートです。
岩沼で常磐線原ノ町行に乗換です。
さらに原ノ町で浪江行に乗換
東北本線ではほぼ見なくなった国鉄型の車両が頑張っていました。
浪江から富岡までが不通区間、代行バスが出ています。
今日の乗客は18名、見たとこ同業者が多そうです。
アテンダントの方からは、「高線量地域を通るので窓を開けないよう」説明がありました。
バスは国道6号線に出て、富岡を目指します。
沿線は帰還困難区域に指定されている地域もあり、車の通行ができるのは国道だけ、側道はバリケードで封鎖され、警備員の方が配置されているところもあります。
そして、印象深かったのが・・。
「フクイチ」です。
若干望遠(85mm)で撮ってますが、「近いな」と感じました。
事故は住民生活の近くで起きていたのだな、と思いました。
そして30分程で富岡駅に到着。
駅には線量計が
科学的なことは判りませんが、原発事故の影響などほとんどなかったゆさっちの地元の藤田駅前の線量計の値がこちら。(翌日撮影)
富岡駅の方が、低いですよね。
懸命な除染作業の成果かもしれません。
この地域は常磐線の復旧とともに避難措置が解除されます。
戻ってきて、この地域でがんばるかたもいらっしゃると思います。
いろいろな見方・意見はあると思いますが、がんばって欲しいです。
常磐線の復旧が、復興の助けになればいいなぁ。
旅の話に戻りましょう。
富岡駅からは、再び常磐線に乗ります。
車両はこちら。
651系電車です。
デビューは1990年、上野−水戸間はノンストップ、最高時速130km/h、当時鮮烈なデビューを飾ったこいつにどうしても乗りたくて、当時東京にいたゆさっちは常磐線経由で帰省したこともありました。
常磐線の花形特急の座を後進に譲り、仲間たちが群馬や伊豆方面の特急として第2の人生を送る中、この編成が常磐線に踏みとどまり、各駅停車の車両として地道な仕事をこなしている姿に、ちょっと感情移入しちゃいました。
「よう、久しぶり。俺は変わらずここ(常磐線)にいる。お前はどうだ?」
そう言われた気がしました。
中はこんな感じ、さすがバブル時代の特急、普通車でも豪華なシートです。
乗り心地もいいですよ。
いわきに近づき、海が見えてきました。
いわきに到着♫
さて、特急を1本見送って、ご飯です。
時間の関係もあるので、ここはさくっと回転寿司屋に。
駅前の商業施設「ラトブ」の中にある、海産物屋のおのざきさんの運営するお寿司やさんに。
まずは、これでしょー。
ぷはぁ・・・。
お次は海鮮丼(特上丼)、ぼたんえび、大トロ、穴子、生ウニほかにもいろいろ、茶碗蒸し、サラダ、しじみ汁付きで1700円は、お値打ちです。
さて、いわき駅に戻ってきました。
ここから品川までは特急列車の旅、ひたち16号に乗ります。
車内は日差しが差し込んでぽかぽか、酔いもあって眠くなってきちゃいました。
線路の刻む単調なリズムを子守歌にしばしお昼寝。ZZz・・・
気がつくと列車は都心に。
品川に到着、総武快速線に乗り換えです。
地下区間を抜けてしばらくすると、スカイツリーがお出迎え。
そして、本日の目的地千葉に到着、ここで1泊です。
駅チカのホテルにチェックイン、晩ご飯に行きます。
まずは京成に乗って一駅先の千葉中央へGO!
千葉中央駅西口の目の前にある「季節料理まさむね」さんへ
へっへっへ・・・。
生中420円ですよ、安くありません?
ポテサラのトッピングはいぶりがっこ、いいアクセントになってます。
菜の花のおひたしも千葉らしくていいっ!
千葉の港に揚がったアジで作ったなめろう、ああっ!お酒が止まらないっ!
アボガドのワサビ漬け、お醤油たらっ、ワサビちょい、海苔まきまきで絶品です。
キノコと牡蛎のグラタン、牡蛎とホワイトソースの相性は御存知のとおり、濃厚な味わいがたまりませんっ!
シメはお店の名物カレーうどん、やや辛めのカレーとコシのあるうどんで満足の逸品です。
いやぁ〜、飲んだ食った(笑)
毎度のことながら、ほろ酔いで知らない街を歩くのはいい気分です。
でも明日は早立ち、夜のパトロールはほどほどにしてホテルに帰りましょう。
(後編に続きます)
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