見出し画像

大学生活(3年生~編)

この記事では3年生からの生活について書いていきます。
前と前の記事では大学1年、2年についての生活について書いています。

大学3年は大学2年よりは大変でした。主に授業と就活が大変でした。
まず始めに授業に関してです。

授業に関して


3年4月、また授業が開始します。しかし3年時は専門科目が多く、また演習授業も多かったので一つ一つの授業の負荷が高くとても大変でした。
また授業によってはあまり関心がないものや、自分の適性と合わない授業もありそれらの授業で単位を取ることがとても大変でした。
結局こうした状況は後期まで続きます。
(4年の今はほとんど単位を取り終わっています。)

特に演習授業の中では模型を作る授業がありました。その模型を作ることが手先が苦手な私にはとても苦痛に感じました。またその授業自体取らないと卒業できないから取ったのであって、関心自体全くありませんでした。

授業に関してはこんな感じです。

就活に関して


3年3月、就活では約30社にプレエントリーして、その中で約20社にエントリーシートを出しました。
そして結論から言うと、就活の選考自体は3年の冬頃から開始し、4年の8月頃まで続きました。そして公務員試験に合格し、来年からは公務員として就職します。
公務員試験自体は大抵民間企業よりも遅いので時期的に遅いのは仕方ないのですが就活はずいぶん長く感じました。

就活はある程度大学で学んで来た専攻や所属している研究室の分野と近い分野の企業(防災など)を中心にエントリーしました。(理系などで周りもそうしている人が多かったです。

大学では前のブログでもあるように都市分野や環境分野について学んで来たのですが、前のブログで細胞農業(特に培養肉)への関心があり今現在も取り組んでいるという状況からあまり学科の専攻とは関係ない食品メーカー、また大学でPythonなどのプログラミング言語について少し学んでいたことと都会勤務に憧れていたこともあって、理解で比較的都内で働けそうなIT企業などにもエントリーしました。

食品メーカー

それぞれの結果ですが、まず始めに食品メーカーは2社だけ受けたのですがこちらは早々にお祈りされました。
(1社は書類選考落ち、もう1社は一次面接落ちでした。)
食品メーカーを受けた理由として、将来細胞農業分野のキャリアを築くために例えば食品メーカで生産技術について学んでおけば将来的に有利になれるのではないかという期待などもあります。
しかし、やはり私は細胞性食品(*細胞を培養して作られた食品のこと)限定で食品に関心があるだけで、食品メーカーが販売している既存の食品にはあまり関心がないことが自己分析する中で分かったので、こちらはお祈りされても仕方がない状況でした。

IT企業

次にIT企業ですが、選考を受ける以前にそもそも私が1年生にメンタルを壊して以来、メンタル不調になる機会が多く、就活時にもそのメンタル不調がやってきました。
そうした状況下でそもそもIT企業に関してはそれほど優先度が高くないこともありエントリーだけしたもののエントリーシート(ES)を期限までに出せないという最悪な状況でした。
その中でエントリーした3社ほどの企業に関してもあまり選考自体はうまくいかず、どの企業も最終面接以前にお祈りされました。

専攻に近い分野の業界(防災など)

最後に専攻に近い分野の業界についてですが、こちらは10社以上エントリーしました。
そもそもエントリーした段階から私のいた学科は不利でした。
理系で専門を活かした就職だと例えば機電系(機械工学、電気電子工学)などは企業からの推薦がもらえるところがあります。しかし私の学科にはそれほど(特に魅力のある大手)からの推薦は少なく、基本的にすべて自由応募でのエントリーとなりました。

その結果やはり選考自体はそれほどうまくいかないことも多く、書類選考落ちや一次面接落ちなども多くありました。
その中で少しながら最終面接に進む企業もありました。
そして、6月頃から最終面接が始まりました。そして6月中に一応1社から内々定をもらいました。

しかしまだ就活を続ける

しかし内々定をもらった企業は一応大手企業でしたがあまり志望度が高くない企業でもありました。
職務内容と勤務地が僻地であることが嫌な点でした。
就活をやるに当たって一応、第一志望などもそれなりには決めていたのですがそこは早々にお祈りされました。
そして6月以降もエントリーしました。6月以降は民間企業の選考は終わりかけですが公務員などはまだ残っています。
そして公務員試験や独立行政法人などを受検することにしました。そもそも私がいた学科や私が所属している研究室は公務員になる人がそれなりに毎年いました。
それは私の学科で学んできたことが公務員の職務内容と似ていることだったからです。

公務員試験の勉強に関しては正直それほどしませんでした。試験に参考書を数冊買って、試験の一ヶ月前くらいから勉強しました。(民間企業の対策を優先的にやっていました)
しかし、(長くなるので詳細は割愛)結果的には公務員と独立行政法人にも内々定を貰いました。

結果的には

結果的にはその中で志望度が高い公務員を内定承諾することに決めました。
民間企業と独立行政法人は内々定を辞退しました。
なので、来年からは公務員として働く予定です。

就活全体を通して見た時私はとりあえず成功だったと思うことにしています。

これからの予定(キャリア面)

私には前のブログで書いたように細胞農業という夢があります。

しかし、私が大学や特に研究室でテーマとしてをるのは防災に関する分野です。私は、この防災の分野にも関心があり、今の防災について研究できる研究室を選択しました。

しかしやはり私の中では大学時代に出会った細胞農業分野の方が防災よりも関心度は高いです。
私の中では1に細胞農業、2に防災に関心があります。
それは行動にも現れていて、私としても細胞農業に関することは主体的に自宅で実験したり論文を読むことが私自身の関心から出来ているのですが、防災についてはそういったニュースなどをチェックすることはしている一方、研究はあまり関心が向かず、受動的になってしまっています。

では新卒では公務員として防災などに取り組んでいくことを選択するより他の道に進んだ方が良かったのでしょうか?

これに関しては私もよく分かりません。
現状、細胞農業に参画出来る会社としては大きく大手企業、スタートアップ企業に分けることが出来ます。

このうち大手企業に関してですが現状これらの企業に就職しても細胞農業の職に就くというのは難しいと考えます。
というのも現時点ではこれらの企業も本格的な参入はしておらずあくまで新規事業の一部という扱いに過ぎないからです。こうした状況ではいつ事業が切られるか分かりません。
そして入社してもこうした事業開発に関われる可能性は私のバックグランドから考えるととても難しいです。

またスタートアップ企業があります。こちらは細胞農業に本格的に参入しており、社員の大半が細胞農業に関わっています。
しかしこちらも私の専攻を活かすことは難しいことや理系の学部卒であることを考えると特に研究職は難しいと考えます。
(実際こうしたスタートアップには新卒で入社する人はそれほどいません。大半は民間企業などで研究などの経験を積んだ博士卒などの人が多い印象です。)

しかし私は今の進路を選択したことを現時点では後悔していません。
なぜなら私には将来の戦略があるからです。
以下が戦略です。①~時系列順です。

①公務員として関心のある防災などを意識しながら職務に励む。
②給料の一部を自宅や都内での研究費などに充て、同じく関心のある細胞農業の研究に取り組む。
③研究に取り組む中で細胞農業(特に培養肉)の特許技術、そして将来の起業する会社のコア技術となるような技術を開発する。
④経営に関わることについて学ぶ。
⑤培養肉スタートアップ会社を起業する。
⑥起業して全世界に培養肉を市場流通させる。
⑦既存の食肉に取って代わる環境負荷が小さい培養肉を市場流通させることにより地球温暖化などの環境問題を解決する。

*補足ですが細胞農業の中には培養肉の他に魚の細胞を培養した培養魚類や
酵母などを用いて乳製品などを作る精密発酵などがあります。またここでは分かりやすく培養肉と記載していますが細胞性食品(培養肉)という言い方もあります。

という流れです。

この中で①②についてですがこのような考えになった理由としてはマズローの欲求5段階説に影響を受けています。
このマズローの欲求5段階説はピラミッド型になっており、最下層に生理的欲求、その上に安全的欲求があります。
この生理的欲求や安全的欲求では
3大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)や身体的・経済的安定の欲求などを定義しています。
そして最上層の自己実現欲求では自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたいという欲求などを定義しています。

そしてこれを私の事例に例えると、就職して給料を得ることは3大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)や身体的・経済的安定の欲求を満たすことを意味します。
そして細胞農業は自己実現の欲求を満たすことを意味します。

このマズローの欲求5段階説ではピラミッドの下位の欲求が満たされることでより上位の欲求が満たされるのではないか、逆に考えればピラミッドの下位の欲求が満たされていなければ、土台が無く、上位の欲求は成り立たないということを意味していると考えます。

私の事例で考えると就職して給料を得なければ安定した生活が出来ないし、研究を行うにもお金がかかるのでそうした研究にお金を投資することが出来ず、研究が出来ない、結果⑦のような目標は達成できないと言うことを意味します。

よく夢を追うためにフリーターをするという人がいますが私はそうした生き方をあまりおすすめしません。やはり夢を追うためには学校に通うための学費であったり、研究なら研究費、例えばバンドなら楽器を購入する費用などがかかります。そうした時、そうした夢に回すお金が無ければ夢を達成することは難しいのではないかと考えます。

こうした理由があり、私は①②のような戦略を考えました。
①~⑦を全体としてみた時やはり理想主義的でとても実現は難しいと考えます。しかしとりあえず戦略を考えることでこれからの進路選択もしやすくなると考えます。

こうした戦略をとっていますが実は大学にも細胞農業(特に培養肉)について学べる研究室は存在します。
その研究室は東大や阪大、また海外大などにあります。しかし私の学力ではこうした大学には入学することは難しいのが現状です。
大学院に編入することに関して検討し、院試の過去問を見ましたがそもそも機械系の人を求めていたりということもあり院試自体まったく分かりませんでした。

私自身は第一志望の大学にも落ちて、今は至って平凡な大学にいます。
別に高校時代に勉強をしていないかというとそうではなく、むしろ結構勉強しました。それなのに今の大学にいる。この時点であまり私の地頭が良くないことは予想できるでしょう。

こうした私のような人がのような成功をするには戦略を立てることが重要であると考えます。そして理想を果たすために僅かでも可能性のあることをすることが精一杯です。しかしそれでは失敗したら砕け散るだけです。
こういう状況で①②のような戦略を取ることは失敗した時のリスクマネジメントにもなります。
もし、こうした戦略に沿って行動していく中でまでの戦略で達成できないことがあってもそれで人生が終了するわけではない。
ある意味ではチキンだという意見もあるかも知れませんが、こうした戦略を立てることは目標を達成する上で大切だと考えます。

次の記事ではこれからの予定(生活面)について今の大学に入学して良かったのか?と言う内容で記事を書いていきます。

ここまで長文を読んで下さった皆様に感謝申し上げます。
ではまた次の記事で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?