4回目の大連19 運と努力〜2人目の元嫁の話〜
先の記事の続きです。
写真は中国大連イチオシのイタリアン料理店「ボナンザ」の店内の雰囲気と、星海広場でのカモメ。
さて、遅めのイタリアンランチを済ませて、星海広場に戻り、元嫁と観光、メッチャクチャ寒いのに多くの観光客。
ここでも、星海広場からの港を背景に私の写真をバシバシ撮ってくれた元嫁。
カモメに餌付けができるのか、餌も売っており、至近距離にカモメがたくさん飛んでいました。
寒さをしのぐために、元嫁の好物の「タピオカ ミルクティー」を買い、一緒に飲んでいましたが、さすがに寒さに耐えきれずに白タクに乗り込み、大連市内のマンションに戻りました。
マンション到着時、元嫁と私は眠ってしまい、かつての音楽グループのTRFメンバーのDJ KOOに激似のドライバーに起こされました。
このマンション滞在中、元嫁は何度も近所のスーパーに併設されている宅急便受け取り所へ荷物を取りに行っていました。
日本なら、コンビニ受け取りとか、宅配ロッカーとかありますが、その中国版のようなところ。
マンションに戻り、しばらくベッドで休憩していると、元嫁から、
元嫁「夕方からの中国の仕事の打合せ、夕食を食べながらするけど、あなたはどうする?」
さすがに中国の仕事、即断即決とはいかないと断りました。
元嫁からの紹介だからこそ、乗ってみたい案件ではありましたが、日本での仕事も、私自身の努力と運で築き上げてきた待遇。
恵まれた待遇だからこそ、中国の仕事は、ギャンブル要素も強く、ハイリスク&ハイリターン。
ここで兄の言葉を1つ。
私の兄は世界を股にかける、幼少時の夢を兄自身の努力と運も味方にして、実現させた富裕層。
兄いわく、
兄「(日本での兄自身と弟【私のこと】の)仕事は運が70%、努力が30%」
と言われた。
しかし、中国の仕事の紹介時、職場の先輩の話では、中国のその仕事は、
「運50%、努力50%」
でした。一か八かやるにしても、あまりにもチャイナリスクがありすぎる。
中国の仕事はとりあえず置いておいて、笑顔で元嫁が昨夜は何故かなかった枕を寝室に持ってきてくれた。
その後、疲れた顔した元嫁と、元嫁の寝室や、お互いにソファでくつろぎながら話したことは、
私「ごめんね。せっかく紹介してくれた仕事、中国にまで来て決断できなくて」
元嫁「大丈夫だよ。(この仕事を断っても、あなたとは)友達だから」
元嫁とは、いつまで友達でいられるだろうか、元嫁は、もう誰とも結婚しないと断言している中、何度も結婚を失敗している私は、それでも、やっぱり、また結婚してみたい。
その相手を元嫁は頑張って探すとまで話してくれたけど、さすがに元嫁の紹介の女性と結婚なんて考えられない。
続く
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