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最近疲れてるなという人に読んでほしい

当たり前の話だけれども、人間はずっと一人だと頭がおかしくなる。

今日は大学に用事があり、久しぶりに家の外に出た。僕は一人暮らしなので、家にいる間は誰とも言葉を交わさない。

一人でいる間は家事や勉強、ゲームをして時間をつぶしているので、何もやっていないわけではないのだが、何か「このままでいいのだろうか」という漠然とした不安が湧いてくる。

不安が一度湧いてくると、それは一日中自らに付きまとってくる。

しまいには、これをやってもあまり意味がないんじゃないかなんて思いだしてベットの上に寝転がりはじめ、気が付くと眠っていて、時間が3時間くらい進んでいる。

こんな生活を、大学が夏休みに入ってから一週間ほど続けていた。

別に何かに縛られているわけでもないのに、なぜか楽しくない。


昨日は先輩に誘われて一緒に勉強するために、久しぶりにキャンパスに足を踏み入れた。

先輩は気象予報士の試験を受けるための勉強をするらしい。その時に誰か一緒にいた方がいいだろうということで、なぜか僕に白羽の矢が立ったのである。

真夏の山道をヒーヒー言いながら登った。正直、先輩と実際に話すまではあまり乗り気ではなかった。

真昼間から日付が変わるまで、7時間ほど勉強した。

帰りに先輩とサークルのことや勉強のこと、地元のことについて話した。夜2時家に帰った。

長時間勉強したにもかかわらず、今まで感じていた「しんどさ」が和らいでいた。

思い返せば、先輩と話しているその瞬間まで、僕は人間と会話をしていなかったのである。

自分の中に漠然とあった不安も、今ではすっかりと消え失せている。

一週間僕に付きまとい続けたあの頑固な「もやもや」は、人と話すことで簡単にお祓いできる、案外弱いタイプの悪霊なのかもしれない。


これを読んでくださっている皆さんも、「なんか最近元気がでないな、、」、「不安だな」と思っているのであれば、自分の交友関係を振り返ってみてほしい。

ずっと一人で閉じこもって仕事や作業をしているのなら、誰とでもいいので一度話してみることをお勧めする。



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