「人の役に立つ」のベースはあなたじゃない。
「人の役に立ちたい!」って人は多い。
これはマズロー論にもある通り、人間が持っている欲求のひとつですから誰しもが持っている部分と言って良い。
もちろん、大きい小さいはありますよ?
では、困っている人の役に立ちたい時に一番大切なのは何なのか?
これを考えた時、
「自分が何をすれば人の役に立てるかな?」
「自分が何をできるようになれば人の役に立てるかな?」
って考える人がめちゃくちゃ多い。
確かに、自分ができることを増やせば役に立てる人は増えますよ?
スキルアップも含めてもちろん大切なことではあるのですが、もっと大切なことってありません?
大切なのって、「あなたが何をできるか」よりも、「相手が何を求めているか」じゃないです?
そもそも、人の役に立ちたい時のベースになるものは、あなたじゃない。
ベースは、「相手の悩み」です。
相手は、相手の悩みが解決すればそれで良いんですから。
つまり、あなたができることを増やすことよりも、あなたがあなたのことを考えるよりも、
早く困っている人に出会うことの方が大切ってこと。
困っている人に出会わないと、どこで力になれるのかすらわからないのが事実。もしそこであなたのスキルアップが必要なら、その後にスキルアップしてもOK。
そしてこういうのって、お仕事にも共通する部分なんです。
両方必須であるということは大条件とした上で、
「あなたが何をできるか」よりも「相手が何を求めているか」の方が圧倒的に重要。
「人の役に立つ」のベースは、あなたじゃないんです。
本気で相手の役に立ちたいのなら、
「自分に何ができるかな」とか
「これができたら良さそうだな」とか考えている前に
今のあなたで良いから、もっと早く会いにいってあげてください!
それで救われる命は少なくない。
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