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[詩]思秋期

君の肌が、ふわふわと風を切って

優しさに包まれたそんな時代や風

終わりを告げた最後のチャイム

笑顔、夕暮れ、ぶれる手

君の吐息がもくもくと煙になって

"今日は寒いね"って並んで手を繋ぐ

よだれ垂らして、気づいたら一人きりの朝

朝日、夢想、後悔

未だにこんな夢を見てしまうのは

俺だけかって、友達に電話してみる

何か、後悔してんじゃないのかって

笑って言う友に、無言で頷く


テストの答案みたいなカレンダー

適当に埋めるからこそ楽しめる

昔の僕なら、楽しめなかった

昔の僕なら、見栄を張れって怒鳴っていた

孤独、隙間、交流

皆に、気づかされたのは

人って、誰かと関わることで

人生、良い風にも悪い風にも変わるんだなってこと

理想、運気、現実

未だに、そんなことを思っているのは

俺だけかって、嫁に言ってみる

話を適当に切り上げて、終わらせようとしている君に

青空を二人で飛び回った時のことを思い出す。。。

そう、季節の変わり目すらも

あなたと二人なら楽しめた

あなたは、気づいているだろう?

本質的な終わりは、もう来てしまったということに

同時に、過ごした時間はとても幸せだったってことにも・・・

だって、ほら僕の頭の中にも

笑顔、夕暮れ、つなぐ手

例え、今、人生の秋だとしても

二人で、手を繋いで乗り越えた季節のように

また、二人で歩いていこう

また、体寄せ合って

また、心寄せ合って



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