間違いだらけの『休職日記』を、6年後に振り返ってみた⑯ 〜復職へのカウントダウン
みなさん、こんにちは。
双極性障害2型(双極症)のフツーの会社員、パピヨンです。
2017年の夏、私は“抑うつ状態”との診断を受け2ヶ月弱の休職をしました。
その際に残していた『休職日記』を6年後の今、振り返ってみようと思います。
前回の日記↓↓
第16回目は『復職へのカウントダウン』編です。
段々と短くなっていく日記の言葉の端々に復職に対する“緊張”をビシバシ感じます。
短いのでまとめて6日分載せます。
この頃私は体調を崩していたようで、原因不明の咳に悩まされていました。
内科を回っていたようですが、今思えばストレスからくるものだったのかもしれません。
ネットで調べたところ『心因性咳嗽』という精神的なストレスや緊張から起こる咳があるそうです。
“「たいしたことはない」と言われた割にはたくさん薬を出された”そうなので、実際に咳の症状は出ていたのでしょう。
復職後もしばらく咳に悩まされることになります。
翌日の日記です↓↓
日記の中に復職へのカウントダウンが始まりました。
相変わらず体調はイマイチのようで、咳の原因を減らそうとエアコンの掃除などしていたようです。
翌日の日記です↓↓
相変わらず治らない咳の症状。
薬を飲んだ回数を忘れて不安になったり、文章から緊張が感じられます。
翌日の日記です↓↓
復職前に実家に帰ったようです。
覚えていませんが、おそらく母に「帰ってきなさい」と言われたのだと思います。
当時は痩せ細っていたため、母はどうにか食事を取らせようと色々な料理を作ってくれていたようです。
心配させまいと頑張って普段食べない量の食事を食べたため、胃が痛かったようです。
両親の前では気丈に振る舞おうとした結果の胃痛だったのかもしれません。
実家のベッドで眠れるのか、不安になりながらその日の日記を書いていたみたいです。
翌日の日記です↓↓
休職残り2日。
かなり体調も悪く、緊張していたようです。
読んでいると当時を思い出してドキドキしてきます。
いよいよ休職最終日の日記です↓↓
6年後の振り返り
ついに休職期間が終わりました。
今思い返すと、復職は少し早急だったような気がしています。
「もう少しゆっくり休んでも良かったのでは?」と思います。
しかし当時の私は、1日休職するたびに世間に取り残されていく恐怖感、“限りある貴重な人生を1日ずつ無駄にしているような”感覚を捨てきれず、産業医にも主治医にも「早く仕事に戻りたい」と、自ら復職を強く願い出ました。
“遅かれ早かれ、同じ場所に戻るのだから”という気持ちもあり、戻ってしまえば“なんとかなるだろう”と思っていたのです。
しかし、実際の復職はそんなに台本通りスムーズにはいきませんでした。
次回、ドキドキの復職の様子が日記の最終回になります。
続く
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