櫻坂オタク

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バズリズム LIVE -10th Anniversary- 感想

バズリズム LIVE -10th Anniversary- に参加してきました。 目当てはイエモン、フジファブリック、そしてもちろん櫻坂46。 ただ、今回は櫻坂がどうこうというより、イエモンとフジファブリック、そしてこのフェス自体のラインナップで語りたいことが出来たので筆を執った。 イエモンが目に止まったのは2016年紅白。 それまでは正直バンドブームで出てきた1バンドと言うイメージしかなかったが、そこで演奏された"JAM"が少しだけ心に残ったのが始まり。 そのあとは結

    • 「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム」感想

      いつだって私は櫻坂の作品を盲目的に見ないようにしている。 自分が今まで見てきた作品や他アーティストと比べてどうか、歌詞/音/映像/その他いろいろな面で比較するように努めている。 もちろんもう7年以上追っているのでフラットというのは事実上不可能だ。 愛着もあるし長く追っている故の文脈や関係性といった視点から見ることをゼロにはできない。 だが、それでも盲目的に作品やライブを評価することは、離れることより冒涜することになると考える。 何も知らない人にどう素晴らしいか伝えられるか?

      • 櫻坂46 9th Single「自業自得」 評論

        ついに、というところだ。 現時点で24時間再生数 表題曲歴代No.1、100万再生到達速度 全曲歴代No.1を達成し、およそ最高の出だしと言える状況の、櫻坂46 9th Single「自業自得」。 個人的にもかくあるべきと思える会心の一作だったと考える。 まず曲である。 ティザーのBGMから衝撃だった。 チョップされたボーカルサンプリングから重低音が鳴り響くリズムトラック。 今まで櫻坂…というより秋元康グループ全体で弱点と思っていた音響/プロダクションの面において明ら

        • 最近いいなと思った音楽

          ※櫻坂とはほぼ無関係です

        バズリズム LIVE -10th Anniversary- 感想

          櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back? 感想

          ※ネタバレあります 今までの人生ベストライブは2009年サマーソニックのAphex Twin,2010年Sense of WonderのBoredoms、2015年渋谷O-nestのLightning Boltである。 ジャンルは様々だが1つ言えることはライブでしか見ることのできない異世界空間がそこにあったことであり、家でのリスニングとはまるで別個の体験をしたことである。 櫻坂にそのような片鱗が見えたのは櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」

          櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back? 感想

          黒い羊とStart over

          個人的に櫻坂のライブを演者の人格/関係性/文脈を踏まえて語るのは好きではない。 あくまで作品とパフォーマンスにフォーカスして語りたいと考えている。 ただ、小林由依卒業コンサートの"Start over!"はあまりに文脈から想起される感情が大きすぎた。 思い出したのが欅坂46の"黒い羊"だ。 そもそも"Start over!"自体"黒い羊"との関連性は様々に語られているので別に目新しい視点と言うつもりはないし、むしろ欅坂と絡めて櫻坂を紐解きたくない意図から自分としてはあえ

          黒い羊とStart over

          2024年の櫻坂に期待していること

          まず第一に、今まで通り曲/MV/ライブを主軸としていてほしいという前提は変わっていない。 バラエティもYouTubeも副次的なものであり、そこをメインにすることは櫻坂のカラーを損ねることになりかねない。 演技仕事やCMについてはカラーを損ねるようなことはないが、オファーベースのはずなので注力するものではない。 ただ、曲/MV/ライブを主軸とするのは今まで裏切られたこともほぼ無いので問題ないかなとは思っている。 なので、本稿ではどのような作品性に進んでいってほしいかを妄想ベース

          2024年の櫻坂に期待していること

          語るなら未来を

          櫻坂の新参者公演で、三期生が欅坂46の"語るなら未来を…"をやった。 まずスタンスをはっきりさせておこう。私は「櫻坂三期生が欅坂46の曲をやった」ということについては、「やってもいいしやらなくてもいい」というレベルの認識でしかない。 どうでもいい、というと流石に語弊があるが、誰がどう見ても現在の櫻坂は欅坂人気の食いつぶしではない、独自の魅力とそこからのファンを獲得している別グループなので、やったからと言って「まだ欅坂にすがっているのか」という考えは証明の必要がないほど自明

          語るなら未来を

          小林由依の卒業に寄せて

          小林由依は欅坂の時代から明確に「非・平手友梨奈」の人だった。 (一応注記しておくが嫌いとか仲が悪いとかそういう低次元の話ではない) ファンダムならずメンバー、運営まで平手友梨奈を信仰したファナティックな集団だった欅坂において、数少ない自我を保った人間だった。 さらに言えば、その中でそれでもなお欅坂にコミットし、パフォーマンスにおいて自己表現できていたメンバーは彼女をおいて他にいない。 今でも忘れられない『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』における一

          小林由依の卒業に寄せて

          櫻坂は「なぜ」素晴らしいか

          まず自己紹介。 櫻坂オタクと申します。 櫻坂オタ歴は6年(和音新規)、推しは森田ひかる、藤吉夏鈴、山﨑天です。 また、音楽遍歴としては18歳から60s~10s邦楽洋楽ロックテクノパンクポストパンククラブラップノイズetcetc広く浅く食べてきました。(逆に言うとアイドルは欅が最初で、AKB系は少し見てましたがそのくらい) その上で、音楽全体を広く見た上での今の櫻坂の魅力を伝えたく筆を執りました。 以下注意点です。 ・長いです。櫻坂の魅力は複雑なのでそれぐらい必要でした。 ・固

          櫻坂は「なぜ」素晴らしいか