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No.74所感=^_^= 静かなお祭り

先週末は、氏神様のお祭りだった。

私の住む地域の町会でも、毎年、神酒所が作られる。
我が家も毎年、ご祝儀をもっていく。

神酒所には、町会所有のお神輿が鎮座していた。
受付には、顔なじみの近所のおじさん連中が座っていた。

「おー、Nちゃん待ってたよ。」
おじさん連中のなかでは、私はまだまだ子どもらしい。

それにしても、静かなお祭りである。
街中が、いつも通りの静けさを保っている。

1日め、2日めともに、山車は通ったが、お神輿は出なかった。

子ども神輿も大人神輿も、担ぎ手が集まらないらしい。

神社の方に行けば、それなりに賑わっているが、昔のように、神社の前でいくつものお神輿がせめぎ合っているというようなことはない。

私が子どもの頃は、父が町会の中心的な役割を担っていた。
町会のイベントがたくさんあって、お祭りの日は、文字通りお祭り騒ぎだった。

町会のメインストリートを通行止めにし、金魚すくいだのなんだの、いくつものイベントが行われた。
山車が複数回、子ども神輿、大人神輿も、もちろん出た。
山車や神輿で町内を回ると、途中で、いろいろな家からジュースだのアイスだのが振舞われた。
夜になれば、そのメインストリートで盆踊りが行われた。
お隣のおじいちゃんが、血管が切れんばかりに張り切って進行役をつとめていた。

神酒所にいたおじさんの一人が、
「今は、イベントをやっても、子どもが来ないんだよね。」
と嘆いていたが、子どもが集まらないから規模を縮小する、規模が小さいからさらに子どもが集まらない・・・と、負のスパイラルになっている気がする。
私の子どもが小さい頃、20年ほど前までだって、ここまでではなかった。

先日記事にした、商店街と同じだ。

商店街を元に戻すことは難しいが、このお祭りは、何とかしたい。

今はまだ、近所のおじさん連中が頑張っているので、その生き甲斐を奪わないよう、タイミングを見て参入したい。

お祭りを盛り上げる構想は、いくつかある。
父が中心となっていた頃のように、広報を工夫し、音楽を流し、お祭り当日は朝から宣伝して歩けばどうだろう。

父と似ているこの私の性格を生かして、関わっていきたいと思っている。


#お祭りを盛り上げたい
#父似の性格
#この街がすき
#ふるさとを語ろう

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