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私とnote76 ⑰プリン~過猶不及

松下友香さんの企画に参加します。



「ハウスプリンミクス」は、1964年に発売された。
牛乳や卵を使うことなく、お家で簡単においしいプリンが味わえることが、うたい文句。

子供のころ、このプリンは、私にとってごちそうだった。

初めて食べたとき、
「こんなにおいしいものが、この世に存在するのか!」
と、思った。

私や妹の誕生日などイベントの度に、プリンをねだって作ってもらった。

毎回、おいしくいただいていたのだが、ただ一つの不満は、量が少ないこと。

大家族だった我が家では、かわいらしいプリンカップに分けて作るので、毎回一人一つしか食べられない。
少しずつ味わっても、すぐになくなってしまう。

そこで私は、自分の誕生日の時、ケーキの代わりにプリンをたくさん作って食べたいと提案した。
確か、小学校3年生くらいだっと思う。

ハウスプリンを2パック購入。
ウチで一番大きいお弁当箱に、大きなプリンを作った。

出来上がったプリンには、生クリーム、缶詰のフルーツを山ほど盛り、カラメルソースをかけた。

巨大プリンアラモードの完成。

約束どおり、私は、その半分をもらって食べた。
残りの半分を家族みんなで食べたのだと思う。

食べ始めたとき、あまりのおいしさに、私は幸福感に満ちていた。

※以下、不快な表現アリ、注意!

しかし、半分も食べないうちに、雲行きが怪しくなってきた。

そう、皆さん想像できると思うが、これだけ大量に甘いものを食べるとどうなるか・・・。

気持ち悪い(ヽ''ω`)

でも、思いきり食べたいと言い出した手前、私は、がんばってすべて食べきった。

吐き気がしたが、絶対に吐くまいと、我慢した。

そして、当然のことながら、おなかを壊したT_T


かくして、私はその後、プリンが食べられなくなった。
10年ほどは食べなかったと思う。

大人になってから、本物のプリンを食べてみて、それからまた食べられるようになった。
今は、ハウスプリンでも、プッチンプリンでも食べられるし、プリンは大好き。
でも、決して大量に食べることはしない。

教訓「過猶不及」過ぎたるはなお、及ばざるがごとし。
おいしいものは、もっと食べたいな、足りないな、と思うくらいでやめておくがよろしい。


おまけ
もう一つ「過猶不及」ネタ~ピザ

ピザが日本で食べられるようになったのは、戦後。

私が中学生になったころ、叔父が会社帰りに、ピザを買って帰ってきた。
当時はまだ宅配ピザ屋なんて、もちろんなく、叔父は会社の近くにピザ屋ができて、珍しいからと買ってきてくれたというわけ。

私は、初めてピザを食べ、
「こんなにおいしいものが、この世に存在するのか!」
と、驚いた。

私があまりに喜んだので、叔父は、それから毎日のように、ピザを買ってきてくれた…。


皆さんお察しのとおり、私は、ある日突然、ピザが食べられなくなった。

やはり、それから10年ほどは、ピザが食べられなかった。

大人になってから、飲み会の席でピザが出て、しばらくぶりに食べてみたら、おいしかった。
今は、普通においしくピザを食べることができるし、自分でピザトーストなども作って食べる。
でも、食べても一切れか二切れ。
決してお腹いっぱいは食べない。

やはり、おいしいものは、もっと食べたいな、足りないな、と思うくらいでやめておくがよろしい。


内容の趣旨があっていないかもしれません💦
ごめんなさい(m´・ω・`)m ゴメン…

いつき@暮らしが趣味さん「賑やかし帯」


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