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AI搭載の業務効率化ツールおすすめ10選


手が2本じゃ足りない…集中力が続かない…。そんなときこそAIの出番です。AIは人間の仕事を奪う驚異的な存在ではなく、共存しつつ使いこなして、共に発展していくためのもの。

今回は、3時間かかる業務を1時間に短縮し早く帰ってゴロゴロしたい方に向けて、AI搭載の業務効率化ツールおすすめ10選を紹介します。

AI搭載の業務効率化ツールおすすめ10選

<今回紹介するおすすめAI搭載の業務効率化ツール10選>

  • Notta

  • Canva

  • Notion AI

  • mid journey

  • niji journey

  • Jasper

  • Beautiful Ai

  • khroma

  • Mixo

  • HOTOKE AI

1.Notta

Nottaは音声認識AIを搭載した文字起こしツール。音声を録画しながら文字起こしをしたり、音声ファイルをアップロードして文字起こしをしたりできます。ZOOMやMicrosoft Temasなどと連携して議事録作成ができる、チームとして文字起こし結果を共有できるなど、個人利用から法人利用までカバーしている点が特徴です。

文字起こしの精度が非常に高いツールとして知られているNottaですが、実はChatGPTが搭載されており、文字起こしした内容の要約ができます。YouTube動画の内容を文字起こしして要約したり、プレゼンの音声を録音して書き起こした結果を要約したり、幅広い用途で活用できるでしょう。要約結果は暗号化されているためAIの学習対象にならないという点もポイントです。

2.Canva

Canvaは無料で使えるデザインツールで、Text to ImageというAIが搭載されています。この機能は、テキストから画像を生成できるという便利な機能です。生成した画像をそのまま編集できる点もCanvならでは。無料・有料プランを問わずダウンロードして商用利用することもできます。ただし、画像生成AIが利用できるのは1日25回までで、生成されるイメージにはまだ改善の余地がある点には注意しましょう。

Canvaで作成してみました↓イメージを文章でAIに伝えるって難しい…

3.Notion AI

Notion AIはメモやタスク管理ができるクラウド型のメモアプリ。NotionにはNotion AIというアシスタントAIが搭載されており、文章作成や文章の要約、リライトなどを行うことができます。Notion AIは有料のオプションで、1ユーザーあたり$10の課金が必要です。与えた条件を元に小説やゲームの内容を考えてもらうこともできるため、アイデアの補助ツールとしても活用できるでしょう。

個人的には、期間ごとにタスク管理をしてくれる「スプリント機能」が気になります。(いつもタスクがぐちゃぐちゃなので…)

4.mid journey

かなり話題になったので名前を聞いたことがある方も多いはず。mid journeyはテキストから画像生成ができるAIツールです。Discordというプラットフォーム上で動作するAIで、アカウント作成をすれば無料で利用できます。以前は1日25枚まで無料トライアルで作成できましたが、現在は有料版にアップグレードしないと生成ができませんので注意しましょう。(2023年6月18日現在)

初めて使う際はちょっとややこしいインターフェースですが、チャット感覚でAIに絵を生成してもらうことができます。

5.niji journey

mid journeyと同じく、DiscordのAI画像生成ツールです。アニメ系の絵柄に特化しており、キーワードを入力するだけで簡単にイラストが作れます。生成したイラストはダウンロードもできますし、そのままDiscord上のメッセージに貼り付けることも可能です。演出力や表現力に秀でており、文脈を理解したストーリー性のあるイラストを作成できます。ただ、若干使い方がわかりづらい点はデメリット。

他のユーザーが作成したAIイラストを見ているだけでも楽しいです。1日25枚まで作成できる無料体験は、現在中止されています。(2023年6月18日現在)

6.Jasper

Jasperは、テンプレートを使ってブログやSNSの文章を作成できるツール。世界29ヶ国語に対応しており、日本語もサポートしています。日本語の場合はDeepLで翻訳されるため、比較的ナチュラルなのも魅力。月額$29の有料ツールですが、5日間無料で試せるトライアルも用意されています。ただ、インターフェースが英語なので、英語が苦手な方は注意。とはいえブラウザ翻訳を使えば、簡単に使いこなせると思います。

有料プランに加入するとワークスペースが作成され、そこからコンテンツを一元管理できます。

7.Beautiful Ai

プレゼン資料を効率的に作成したい方におすすめなのが、Beautiful Aiです。Beautiful Aiは半自動でプレゼンのスライドデザインを考えてくれるツール。ロゴが入ってしまいますが無料で使うこともできます。スライド作成に時間はかけられないけれど、見栄えは整えたいというときに最適。スライドテンプレートを選択して、必要なチャートやテキストを入れ替えるだけなので、時間をかけずに見栄えの良いスライドができあがるでしょう。

シンプルでありながら洗練されたデザイン。ユーザーは100万人を超えるそうです。

8.khroma

プレゼンのスライド作成、Webページのデザインなど、配色に迷ったことはありませんか?khromaはAIがおすすめの配色を提案してくれるツールです。好みの色を50色選びAIに学習をさせることで、おすすめのテキストカラーと背景色、4色の色の組み合わせなど、多方面から配色の提案をしてもらえます。配色で情報を効果的に伝えたい、見ている人の感情に訴えたい、という方はkhromaで効率的に「ハズレない」配色を手に入れてみては?

気に入った配色は「いいね」で保存しておけます。詳細からHTMLカラーコードも得られるので便利。

9.Mixo

Mixoは、AI搭載のWebサイト作成ツール。Webサイトのコンテンツを自動生成したり、ユーザーからのフィードバックを収集したりすることで、LPを自動で作成できます。URLの発行、SSL化、SEO施策の実施などWebサイト運営に必要な手続きがMixo一つで行える点もメリット。Webサイトのアイデアを英語で入力するだけで、コンテンツを含むWebサイトが完成します。

「Transcription services to help improve business efficiency(業務効率化に役立つ文字起こしサービス)」というテーマを入力してみたら、こんな感じのLPができました。

10.HOTOKE AI

HOTOKE AIは、仏教の視点から悩み事への答えが返ってくる、AIツールです。ChatGPTに搭載されている「gpt-3.5-turbo」が採用されています。質問者に寄り添った回答が得られるとしてリリース2ヶ月で37万を超える悩みが寄せられたんだとか。「悩みを受け入れる→仏教的観点から説く→アドバイスをする」という流れでプログラミングされていますので、安心感を得ながらも悩みの向こうへ一歩前進できます。直接業務とは関係ありませんが、仕事のストレス対策に試してみては?

「欲を捨てるにはどうしたらよいですか?」と聞いてみました。回答を得るまでの間に、仏教用語の解説があるので、そちらも勉強になります。

業務効率化できるAIツールで仕事能力を拡張しよう

今回さまざまなAIツールを試してみて感じたのは、とにかく好奇心が刺激されておもしろいということ。「どうせAIなんて…」という穿った見方が良い意味で裏切られました。AIツールは文章作成からイラスト生成、配色の提案まで、優秀な部下のようなイメージで仕事をサポートしてくれます。ぜひ今日の業務で使えそうなツールがあれば、試してみてください。


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