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コントラクトブリッジの雑誌や情報サイトっていろいろあるんだなという話

前回の記事で、英語で書かれたブリッジの書籍を読んでみようという話題について書きました。そのときに「ブリッジの出版物は書籍だけでなく、雑誌はないのかしら?」と思いつき、検索してみたところ、情報サイト「Great Bridge Links」でブリッジ関係の出版情報がまとめられているのを発見しました 。↓

とても参考になったので皆さんもご覧になってみてくださいー、で終わってしまうと記事にならないので、ブリッジの雑誌や情報サイトをいくつかピックアップしてご紹介しようと思います。

The Bridge World

こちらは、1929年に創刊した歴史あるブリッジ雑誌の一つです。以前の記事でご紹介した、ブリッジ界の有名プレイヤーであるエリー・カルバートソンがこの雑誌を立ち上げました。月刊雑誌で、ここまで長期にわたって刊行されているのはすごいですね。言語は英語です。

BeBridge by Le Bridgeur

BeBridgeは2020年3月に発刊されたばかりの新しい雑誌です。この雑誌を手がけるLe Bridgeurはフランスで60年以上にわたり、ブリッジに関する出版や用品の製造・販売を行ってきました。2019年に、オンラインブリッジのBBOゲームアプリのFunbridgeなどのサービスを運営する52 Entertainmentに買収され、この新しい雑誌の刊行に至りました。

上記のリンクでは最新号のサンプルを見ることができます。雑誌の形態は電子書籍と紙の2種類があり、言語はフランス語と英語の2バージョンがあります。
サンプルを見ると分かりますが、ブリッジのゲーム解説にとどまらない、様々な記事を扱ったライフスタイルマガジンとなっています。

(こちらはBeBridgeが発刊される際のリリース記事↓)

BRIDGERAMA

こちらもBeBridgeと同じく、Le Bridgeurが手がけ、52 Entertainmentが発行する雑誌です。内容はブリッジのゲーム解説や戦略指南などが中心です。ゲームの上達や競技会での入賞を目指している方には実力アップに役立ちそうです。


続いては、情報サイトをご紹介します。

Great Bridge Links

今回ご紹介している記事の引用元でもあるGreat Bridge Linksはブリッジにまつわる様々な記事を発信している情報サイトです。当方のブログでもしばしば参考にさせていただいています。ブリッジ界の最新ニュースや便利なリンク集、ブリッジのグッズやサービス紹介など、様々な観点からトピックを取り上げ記事にされています。

Bridge Maniac

Bridge Maniacは、時間単位でブリッジの指導や対戦相手をしてくれるサービスを提供しています。そのサイトの中の「News」というブログで、ブリッジのゲーム解説記事や雑学コラムも発信しています。

The World Youth Bridge Magazine

こちらは競技ブリッジの国際組織The World Bridge Federationが20歳代以下のユース世代に向けて情報発信をしているサイトです。ユース大会の情報が中心ですが、それ以外にもブリッジ界の話題を幅広く扱っています。(先述のBeBridgeに関する記事のリンクもこちらが引用元です。)


というわけで、ブリッジの雑誌や情報サイトのご紹介でした。これら以外のさまざまな情報源については、冒頭でご紹介したGreat Bridge Linksさんの記事をご参照ください。
ブリッジは海外で盛んなゲームなので、検索しても外国語による情報ばかりになりがちです。とはいえ、近年は無料の翻訳サービスも充実しているので、そうしたものを利用すれば情報の概要はつかめると思います。
(余談:当方はDeepL翻訳とかGoogle Chromeの翻訳機能とか使ってます。Twitterも「ツイートを翻訳する」という機能がついてますし。)
また、日本語でブリッジの最新情報を得たい方は、日本コントラクトブリッジ連盟さんのサイトやブリッジセンターのSNSなどをチェックするのが良いと思います。

今回はややマニアックな内容になりましたが、ブリッジにハマってもっともっと楽しみたい!と思っている方は、こうした雑誌や情報サイトに目を通してみてはいかがでしょうか?ではー。

サポートはコントラクトブリッジに関する記事執筆のための調査費用、コーヒー代として活用させていただきますー。