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ヴォイトレの論点

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ここには、福島英が、最近のQに対して、自分の考えを述べています。1つの問いから本質的に深めて説いていますので、一般向きでない回答もあります。福島の持論もあります。わからないときは…
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#トレーニング

ヴォイトレの論点 目次

本文の題と一部変更あります。特論は、特別論点の表記です。 98.声のつかみ方Ⅰ 97.ヴォイス…

論97.ヴォイストレーニングの声について(10140字)

〇タイプA まず根本的なところでは、人類全体の共通のタイプということで、タイプAを考えます…

論96.自己流との決別(8797字)

〇自分の感覚の是正 自分で無理なく自然だと思っていても、それがどのレベルにおいてそうなの…

論95.強化鍛錬とバランス調整について

〇トレーニングの意味   トレーニングのメニュというのは、さまざまな目的によって使われるも…

論86.研究所とブレスヴォイストレーニング(7823字)

○二つのパターン 声について、ずっと、研修や出版をしてきました。 結局、人に教えるときに…

論84.フィジカルとヴォイストレーニング~歌の上達のための本当の基礎とは(巷のヴォ…

○筋肉とフォーム   私たちが、直接にコントロールできるものは筋肉です。骨や皮膚などは、そ…

論82.本当に基礎である声をとりだすコア・ヴォイストレーニング(6872字)

〇お腹の力   お腹に力が入らなくなったときに、声のプロの職から引退するというのは、海外では、よく聞いた話です。お腹から声が出なくなったとき、つまり呼吸でコントロールできなくなったらと、いってもよいでしょう。本格的な歌い手なら、そのギャップはわかっているものです。つまり心身と一体にならないのです。   もちろん、今は音響技術でフォローできます。高いほうは、強めずにコントロールして、マイクとリヴァーブを使うことによってしのぐことができます。   大きく歌おうとすると、どうしても

特論81.大きな声からのヴォイストレーニング(7807字)

◯声の理想と現実   声の理想から考えてみましょう。 声の音色が、まろやかで、質があり太く…

論80.声楽家と役者の間で考えるヴォイストレーニング~郷ひろみさんを例に(14077字)

〇郷ひろみさんとヴォイストレーニング   郷ひろみさんがアメリカでついたヴォイストレーナー…

特論78.歌の実力をつけるための研究所のレッスン~オールマイティヴォーカルとアーテ…

◯レッスンは、ギャップを埋める   プロのヴォーカルを目標としたときには、それを具体的にシ…

特論79.ものまね歌唱からの脱却~カラオケのうまい人からアーティストになる …

目次   プロローグ TV番組の歌唱の比較で、プロの実力を考える ◯成り立つように直す余地の有…

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論73.ヴォイトレ信用してない発言~関ジャム6/25山下達郎特集

「声のケアやヴォイストレーニングをしますか」という、さかいゆうさんからの質問に対し、山下…

論67.声は鍛えられるのか~強化とバランス

〇歌とヴォイストレーニング   筋力が足らなくて結果を出せない人が筋力をつけたらよくなりま…

特論69.ここのヴォイトレは、何が違うのか

◯全てのヴォイトレを集約  よく聞かれる質問、「この研究所のヴォイストレーニングが、どういうふうに違うのか」ということをお答えします。 とはいえ、ずっと組織として行ってきたので、私と研究所のトレーナーのヴォイストレーニング、そこにもいろんな変遷があるのですが、現時点のことで伝えます。  厳密には、私とここのトレーナー一人ひとりのヴォイトレは、どれもそれぞれに違います。トレーナーも相手によって、かなり対応が違います。 そこは、ここのレッスンからの声や体験談など、多くの実例を