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「ヒラク」処方箋あります。

今回はこのリトリートについて書いてみたいと思うのだけど、上手く描けるでしょうか?リトリートについて書くということは、結局はつまり、歌と踊りについて書くことになるのです。

私を育んでくれた踊り

私はよく「ブレない」「芯がしっかりしている」「有言実行の人」と言われる。なんでかなーと考えてみると、やっぱりヨガとダンスがそこにある。ダンスワークが私を柔らかく、しなやかにし、そしてここまで強く育ててくれた。そして最近、ますます、自分が本当にやりたいこと、人生の確信に近づいていっている感じがしている。それがなんでかなーと考えると、自分が主催しているリトリートの効果があるのです。リトリートを開催して、ダンスワークをたくさんの人とシェアするたびに、自分のコアに繋がる感覚があって、自分に嘘をつけなくなっていく。

参加者の変化


それはリトリートにきてくれた人も同じで。参加してくれた方はワークの後、号泣してくれて、生の自分がむき出しになる。「生きる」が剥き出しになる。剥き出しになると、ちょっとした嘘がつけなくなって、過去の現実が今の開いた自分とずれてくる。排出みたいなもので、しばらくは苦しさが爆発し始める。その苦しさはガイドのようなもので、感じてみて「苦しい」と思ったものから手放していく。一個一個、感じては握りしめることをやめて、選択を変えて、やがて一つ一つの選択が自分のハートと繋がったものになっていく。
リトリートの後も、ヨガコースなどを通して関わってくれる方もいるので、よく報告いただくのですが、みんな「毎日新しい自分が更新されていく」と言ってくれる。

感じることがメディスン

特にMoccaとのリトリートは歌と踊りに特化している。とは言っても、人に見せるための踊りでも歌でもない。人から見たら、歌でも踊りでもないかもしれない。とにかく、自分が今何を感じているか、感じ切りながら、声を出し、動くと言うことをする。ただそれだけのことなのだけれど、大抵、みんなの中でダムが決壊するような変化が起こる。「感じる」と言うことが日常レベルでできているとはっきり言える人はどれくらいいるだろうか? 私たちは日々、「感じて」いるだろうか?


会社や学校、社会のリズムに合わせて、感情にフォーカスしすぎないように、悲しくてもあんまり泣かないように、押し殺して、少し麻痺させて、少し我慢を強いて生きている私たち。論理的な表現ができることが知性だと、教え込まれている私たち。そのちょっとした我慢と、「論理的であれ!!」とする努力は、私たちから「感じる力」を少しずつ少しずつ奪っていく。純粋な表現を奪っていく。

流行りの歌を歌い、流行りの踊りを踊る。
誰かの声を真似し、誰かの動きを真似る。
空っぽのままで、鎧だけが重くなっていく。

そこまでひどく我慢したり、押し殺して生きているつもりではなかったのだけれど、気がついたら、なんとなく自分の歌を歌えない、自分の踊りを踊れない私になっている。これが私たちの多くが辿っているパターンではこんなパターンではないだろうか。

リトリートでは、その感じるセンサーを開くことをする。「感じる」をやり切っている私たちが、「感じる」をシェアする。その場にいるみんなは初めて「感じ」始める。感じる解像度は伝染する。感じることで起こる痛みや喜びを知ると、皆、まずは驚く。
リトリートから帰り、自分の日常的な物差しから「感じる」と言うセンサーが抜けていたことに気がつき、愛とずれていた日常のチューニングに気が付き始める。感じることは愛に近づくこと。感じることは愛を知ること。感じれば自分の内側に満ち溢れている愛に気づくこと。そして日常の選択肢の中に「感じる」が登場し始める。

こんなことが、今までリトリートに参加してくれた人に起こっていった変化。

リトリートという文化

リトリートというものに参加したことがない人は、それを「開いている人たちが楽しむためのカルチャー」だと思っているらしい。私はこれらのリトリートを、「開いていきたい人が開いていくための変容の場」として開催している。技術を身につけるための成長の場ではなく、嗜好品としてではなく、今の自分のままで「感じる」ことと「表現する」ことに許可を出し、人生の質を変えていくメディスンとして。人生に効く、メディスンとしてのリトリートを創造し、運営している。

「開く」とは何も「霊感がある」とか「みえる!」とかそういうことではなくて、「感じる」「感じたことを表現する」ただそれができる生き方。感じることができたら、人間が感じたままを選択することができたら、この世界から人を傷つけたりする仕事は無くなっていく。優しさと愛が、この世界の基準になっていく

だから私は感性を開きたい。私自身ももっと開きたいし、人類みんなの感性を開いていきたい。その感性を開くのに一番、手っ取り早いツールが
「声」と「踊り」だという、ただそれだけのこと。

感じる身体を取り戻したい方。
その処方箋、ここにあります。

読んでみて、もっと感覚を開きたいな、と思ったら♡を送ってくれるとはげみになります。一緒に開きたい、と思った方はリトリートに参加してくれると、さらに深いところで喜びます。踊るのはまだ恥ずかしい、もう少し、思考を使っていきたいという方はこちらで繋がりましょう。



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Lata Breathing art.
https://breathing-art.com インスタグラム : lata_to_you lata_breathingart 暮らしを通してボディアウェアネスを実践する日々。 里山暮らしのダンスアーティスト


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