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BBoy EP.15 「Scarface」

【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】

 この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。  
 私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。 
 私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。  
 本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。
 そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。  
 この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。

※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。

1. プロフィール

・bboy名:Scarface
・職種:飲食店運営(エリアマネージャー)、アパレル「STEELO 89」、ダンスレッスン「Masta Base LAB breakin club」
・ダンス歴:13年
・年齢:33歳
・レペゼン:KEMURI WORKS(徳島)、ELEMENTALLY ILL(奈良)

2. ブレイキンを始めたきっかけは? 

 大学のサークルからですね。それまでは、ずっとサッカーをしっていたので、大学に入ったタイミングで、新しいことをやろうと思っていました。
 ダンスかBMXで迷っていましたね。それで、新歓が開催された時に、まずBMXを見にいきました。そうすると競技系の自転車部で、思い描いていたものではなかったんです、、、笑。そこのブースに行った時も、少し違和感がありました。波長が合わない感じですね。
 そして、ダンス部の新歓イベントがライブハウスであることを聞いたので、見にいくことにしました。それでダンス部長がブレイキンをしていて、オープニングショーケースを見た時に衝撃を受けました。
 部長は当時、頭がアフロで、ショー中にアフロヘアーでドリルを回っているシルエットを見てやばっ!ってなりました笑
 アフロドリルは、くろうとでも見ててやばって思いますよね笑。
 なのでその人のムーブを見て、当時はよくわからなかったんですけど、衝撃を受けてブレイキンを始めました。高校からやっていたサッカーも見に行ったんですけど、あまり面白くなかったので辞めましたね。
 ブレイキンを始めてから1年ぐらいは適当にやっていました。のめり込んでいくタイミングはやはりバトルに出だしてからですね。イベントに行ったらめちゃうまい人が多かったのでね。

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