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旅ノォト(福岡市 海の中道海浜公園)

前回の旅ノォトは怒涛の一日、

熊本県天草市の崎津集落から、バスと新幹線を乗り継ぎ、
博多に戻って19時からHANCEさんのライブ。

いやはや、ほんとに濃密な一日でした。

ホテルの窓から。連れてきたラーちゃん(ミニ)
博多の夜はすごい人!インバウンド多し。印象的に韓国の美形な男女多かったです

翌日、夕方帰途につくまでの観光は、ゆるゆる行きたいものだと、フラワーガーデンがあり、博多から近いという理由で、

「海の中道海浜公園」

に、行くことにしました。

JR博多駅からひとつ乗り換えて、約40分、その名も「海の中道駅」で下車。

なんとこちら!
わらわらすごい人です!

しかもファミリー、カップルばかりです!
一人のわたし、チョイス間違ったか!?と一瞬引きますが、そこはすぐ開き直れるのがわたしの良いところ(手前味噌)

すごい人なんですけど、すんごい広い海に囲まれた国営の公園。ファミリーは、サンシャインプールに向かっていました。

海の中道駅から炎天下の中、マリンワールド方面からワンダーワールド入口へ。

なんか広い。だだっ広い

目指したのはフラワーミュージアム。
何かの情報で、広すぎて大変だからレンタサイクルしたほうが良い、
と得たので、迷わず入口でママチャリをレンタルしました。

今日が晴天でよかった!炎天下でもいい!
あー、ほどける

あんなに人が多かったのに、
炎天下の中のフラワーガーデンはまったく人けがなく、
パラダイスいただきました。

わたしはここで、
キッチンカーのカレーを食べ、ビールを飲んで、
空を見て、花を見て、
美しい景色を独り占めです。

この風景を眺めながら、カレーとビール。時折通る飛行機を見て、HANCEさん乗ってたりして!などと思う。5回ほど飛行機は通った。
ストロベリーフィールズ
オミナエシ

十分堪能して、次は動物の森へ。

あちーのよ、、、
か、か、か、かわいい!
餌売り場の前で、餌をくれるのを待つスワン、、、

サイクリングと、フラワーガーデンで思いのほかゆっくりしてしまい、
あっという間に園を出ないといけない時間。

また歩きで水族館経由で駅まで行くために、
余裕をもって30分は見ていたつもり。

さあ、いよいよミラクルがやってきました。



不思議です。

いつもそうなのですが、旅のはじまりは驚くほどスムーズで、
見えない力に協力してもらっているような、
不思議な力を感じるのですが、
こと、終わりになると、機嫌をそこねたように躓き、
うまくいかなくなります。

自転車を返却し、
もと来た道を歩きます。

ゲートすぐに、小さなトンネルがあって、
トンネルの前にはすぐに踏切があるはずでした。

小さなトンネルを出て、しばらく歩きます。
歩いても歩いても、踏切はありません。
5分ほど歩いて、

「あれ?来たときこんな道、通ったっけ?」

と、疑問がわきます。
見たことのない光景。
いや、でも小さなトンネル通ったけどな?

行ったり、戻ったり、を何回か繰り返していたら、
時間は刻々と過ぎ、焦りが胸いっぱいに広がって来て、
(新幹線遅れる)
またしても東京のときと同じように、

「わたし、何もしてないやんな!?」


と、キレ気味にリトルカイト(←もう一人のわたしの意。ぷるるさん命名)に訴える始末。

またゲートに戻り、朝、受付をしてくれたおばちゃんがちょうどいたので、
食いつき気味に、

「来た道で駅に行けないんです!!!最短ルートないですか(泣)」

と聞くと、駅まで小回りで行ける道を教えてくださいました。

おばちゃん、ありがとう。

それでも、乗りたい電車の時刻にはギリギリで、
この炎天下の中を、わっせわっせと駆けるわたし。
吹き出す汗。
なぜいつもこうなる。

間に合った電車で一息つきながら、
結局間に合い、最短距離で駅に着いたのだから、良しとしよう、、、と、
でも走るほうが負担がかかったのでは?など思いながら、
博多に到着しました。

自分用のお土産(明太子やらラーメンやら)を買い、
駅横のファッションビルに行き、お手洗いをすませ、
よしよし、余裕持ってホームに行けるなと
コインロッカーに向かいました。

コインロッカーの手前で、
ふっと手を見る。

何かが足りない。
何が?

お土産がーーーー!!!

(高い)明太子がーーー!!!


泣きそうになりながら、またファッションビルに走って戻りました。
1階のきれいな受付のお姉さんに、

「トイレにお土産忘れたんですけど!届いていませんか!?」

と、聞いたけれど届いてない。

いけないことですが、エスカレーターをすごい勢いで駆けあがり、
3階のトイレに火の玉のごとく到達しました。

わたしが入った個室は誰かが入っていて、
出たとたんになだれこむと、お土産はありました、、、

「あったーーー!」と心の中で小躍りして、
おっと、新幹線の時間が!と、これまた失礼、
エスカレーターを火球のように駆け下りました(ご迷惑おかけしました)。

受付のお姉さんに礼を言って、
スムーズにスーツケースを取り出し、
汗だくで新幹線にどうにか間に合ったのでした。

今回は、前回の東京帰りのように、
座席すいているのに隣にラガーマンが座るということもなく、
前に座るおばさんが思いっきり座席シートを倒すという珍事もなく、


一人で悠々新幹線タイムをエンジョイ、、、

いや、もう走りっぱなしでのびていましたね。
車窓をぼうっと眺めながら。


なぜ、最後はいつもこうなる、
とリトルカイトに話しかけながら。

そして、

走りすぎて小腹がすいて、買ったドーナツを一口かじり、
何かの拍子に半分が床に落ち、
呆然とし、
いよいよ泣いてしまいました。

おわり





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