見出し画像

【高校生だった私のがん闘病記 No.4】突然発生した後遺症

こんにちは、まいです!

前回に引き続き
手術の後遺症から原因まで紹介していきます!

後遺症って手術後の数日間だけ
出るものだと思っていたのですが

実は
手術してから1か月後に
大きな後遺症と症状が出てしまいました。

0.前回のはなし


(前回の記事はこちらです)
https://note.com/preview/nb1222cf6cc8c?prev_access_key=d524e6f3acce6b8bfdaa8b9a584d0939

病気が見つかり、
手術を受けて主治医から事前に言われていない
後遺症が沢山発生してびっくりしていた私ですが

一部の症状を除いて
日にちが経つにつれて
手術前の状態に戻っていきました。

そして退院して産婦人科で卵子凍結治療をして
手術成功後におなかの調子が戻ってきたころに
学校に復帰しました。

治療前と同じような生活に戻るにあたり
主治医からこれだけは守るようにと
注意事項を知らされました。

1.主治医から伝えられた注意事項


学校に復帰してからは
主治医に汗をかくほどの運動は禁止と伝えられていたので
体育以外は通常どおり参加することに。

学校周辺のごみ拾いをするイベントがあり、

運動じゃないしなと軽い気持ちで参加しました。

しかし
突然、山の頂上にある公園の掃除をしようと
クラスメイト達が動き始めて

みんなが山中を楽しそうに登る中
主治医から運動禁止と言われたからと思い
登ることを辞めたくても

入院生活で我慢してきた楽しい学生生活。

治療前ぶりにみんなと楽しく山を登る経験を

諦めたくないと思い

山を登るのは体力的に
きつく辛かったですが

汗をかくほどの運動をしてしまいました。

2.初めての発作

山上野公園に行き大量に汗をかいて
疲れたまま

放課後、塾に行きました。

実は山に登ってからは

吐き気

があり体調が悪かったです。

そして
左手の親指に触れてみたら

・左側の手~腕にかけて皮膚感覚が薄くなる
・手がが固まる
・皮膚の内側が心臓が鳴るようにどくどくする感覚

早退して、
ソファに寝転んでたら突然大声を出し始めて
息ができずに意識を失いました。

これが初めてのてんかん発作で
てんかんになってしまった瞬間でした。

当時発作の症状としてでたのは

前兆として

・吐き気
・手や腕の皮膚感覚の変化
・手が固まる

発作として

・意識していないのに大声を出す
・意識を失う
・失禁
・息が出来ずノイローゼ
・暴れる
・体の硬直

でした。

意識が戻ったときは救急車の中でしたが
すぐにまた発作が出て意識を失いました。

親がすぐに救急車を呼んでくれて、
救急車の人が来た時には発作が落ち着き、
なんともないように対応していたらしいですが

2度目の発作が出てからは急いで病院に向かったそうです。

そして、次に意識が少し戻った時には病院にいました。

意識がもうろうとしながらCT検査して
目が覚めたら病室にいて

その病室は個室病室で
監視カメラがついているものでした。

トイレに行くにも看護師さんを呼んで
ベットの横で用を足さないといけなかったので
恥ずかしかったです笑

起きたら発作の影響で
舌を噛みすぎてしまっていて
発作の失禁の影響で服も濡れていて

発作が出てるときは意識がなかったので
そんなにひどかったんだって
知ってびっくりしました。

真冬にコートを着ないで
外にいるような寒気と眠気があり
とりあえず寝ました。

(後ほど調べたら寒さも眠さも発作の後に
起きやすい症状らしいです。)

翌日、幸い搬送先の病院が主治医のいる病院だったため
外来の主治医が来て

「来ると思ってた」

といわれました。

この症状が起きることは予想していたようです。

そして私は「てんかん」という
症状が出ててんかんの障害を持つことになったと
教えられました。

3.てんかんって何?

てんかんとは脳の指令が上手く機能しないことで
発作が起こる障害になります。

発作にもいろいろな種類があり
意識を失う人もいれば
意識はあるけど体が動かないなど
症状は様々です。

てんかんの原因は
手術などによる後発性のものから
生まれつきといった先天性のものがあります。

4. てんかんがおきた理由

てんかんが起きた理由は
脳の手術をしたときに
正常な脳の神経を傷つけてしまったから

教えられ、

今後は薬を服用しててんかんの発作を抑えていかない
といけないと伝えられました。

ちなみに薬はいつまで飲み続けるのか聞いたところ
一生みたいです。

てんかんを抑える薬を飲んでから5年間は
運転免許も取れないと聞いてびっくりでした!

一般病室に移り
薬は1日1錠飲むことと伝えられ、
飲んでみたところ薬の副作用の眠気が強すぎて飲んで
5分もしないで爆睡してしまいます。

この際だから予定より早いけど抗がん剤治療しようと言われ
てんかん発作が起きた2日後からそのまま入院して
抗がん剤治療が始まるようになりました。

5.経験からのアドバイス

日本ではてんかんは治す病気ではなく
薬で抑制する病気になっています。

なので一度てんかんになるとずっと
てんかんを患うことになります。

また
てんかんの薬は一生飲みける必要があるらしく
てんかんの薬を飲み始めてから
数年は運転免許も取れないので
脳疾患の方はてんかんにならないように

規則正しい生活をする
主治医の言っていることを守る

など気を付けてみてください。


次回は抗がん剤治療について紹介します!

抗がん剤治療で起こった副作用なども書こうと思います。

この記事たちを通じて
治療の心構えを作って
余裕を持ちながら治療に取り組めたら嬉しいです!


公式LINEもしています!
登録していただけると嬉しいです!

何か相談やお悩みがある方は
お気軽にTwitterのDMやLINEに
お声掛けください!

少しでも心が軽くなれたら
うれしいです🌸



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?