元消滅集落住民の来訪
2002年９月〜10月のお話
貯水タンクからどこに配管されてるのか?
皆目検討がつきません。
途方にくれていたその頃、
うっそうとした笹の林であるものを発見しました。
開拓記念碑です。
これは大事なものに違いないと周囲をきれいにしてた時のこと
きれいにしてくれような!
見知らぬおじいちゃんに声をかけられました。
普段 誰もいない 来ないこんなところに
おじいちゃんはニコニコして立っていたのです。
おまんかよ ここに移り住んじょうのは?
オラはここのもんじゃったがよ。
いやーきれいになりような!
ありがとね。
そう話しかけて来られ、はっと気づきました。
そう ここの元住民の方です!
どうやら噂を聞きつけて見に来られたらしいのです。
早速 開拓小屋に招き入れて、私はここで何をするのか。
私はどこから移住したのか。
水の確保のための水源の場所や配管の位置が
皆目検討がつかず、困っていることを説明しました。
おじいちゃん
しよいことよ（簡単なことよ）って言いながら、
スラスラと場所を教えてくれました。
水源はあの山の中腹
ただし山に入ると迷って場所が分からなくなるので
あのコンクリートブロックのすぐそばにある
エア抜きバルブを先に見つけること。
エア抜きバルブを伝って黒パイプがあるから
そこから山へいくこと。
川から山へ上がると、植樹の記念碑があり、
炭焼き釜が2つ
黒パイプが途中埋もれていても、目印になるので
その谷伝いをまっすぐ上がると、水源があること。
いろんな貴重な情報を一通り教えてくれたあと
にいやんは若いがやけん頑張ってや!
と言いながら帰って行かれました。
後日、おじいちゃんの息子と名乗る方が
沢山の差し入れを持ってきてくれました。
感謝感謝ですね。
よーし! 水源 見つけるぞ!
続きは次回
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