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noteも物書きもほんとうに初心者です🔰

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マガジン

  • 銀河鉄道999 思い物語

    松本零士氏の作品銀河鉄道999の感想など書いています。最後まで書けるようにがんばります。お暇な時に読んで頂けると嬉しいです。

最近の記事

少し雑談です

 銀河鉄道999各話感想解説も2巻分終わりました。いいねを頂いた方、お読み頂いた方々ありがとうございます。もし999を読もうと思ったきっかけになれば幸いです。  最近は999に関する記事を時々見かけるようになりました。 素敵な星かと思ったら…『銀河鉄道999』実は「ヤバすぎる結末」が待っていたエピソード(ふたまん+) #Yahooニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/daa5da4818b9ab565dd75f7a6065feb424

    • 銀河鉄道999 3巻 第1話 人生は輝いていない時期の方が圧倒的に長い

      「プロフェッショナル魂」 停車駅 思い出星  いよいよ3巻目に入りました。正確には前回の話の後半が3巻に載っていたのですが、細かい事はいいでしょう。  改めて読み返すと、999の旅は人が大人になるために必要な経験する旅なのだと思わされます。その中には自分も通ってきたもの、知らずにきてしまったものなど様々です。  これからもきっと楽しくそして考えさせられる出来事がたくさんあると思います。  今回のサブタイトルはプロフェッショナル魂です。みなさんはプロと言う言葉にどんな印象を

      • 銀河鉄道999 2巻 第6話 孤立化社会

        「かげろうの星の文豪」 停車駅 かげろう星  メーテルがいうには今回の星には誰も住んでいないそうです。この星には常にかげろうがただよい、大気成分は問題ないのに住んでいる人はみなおかしくなってしまうのだとか。  しかしそんな誰もいないはずの星に一人住民が住んでいました。住居型宇宙船に住んでいる彼の名は世井正雪という小説家。もう30年書き続けているとの事で大量の原稿とともに髪の毛もとんでもない長さに伸びています。誰にも邪魔されず宇宙一の傑作を書き続けているという、人によっては理

        • 銀河鉄道999 2巻 第9話 人の嫌がることをしてはいけません

          「好奇心という名の星」 停車駅 好奇心  停車駅の名前が好奇心とはいったいどういうことなのでしょう?  この書き出し、何回目でしょうか。そのくらいいつも予想を超えるエピソードだということでお許しください。  999号がある星の横を通り過ぎて行きます。  この星の見た目はまるで目玉のようです。宇宙空間に浮かぶ目玉、そして衛星がふたつ。その目がずっと999を見ているように見えるのです。  鉄郎も初めは自転周期が合っているだけだと思ったのですが、メーテルがいうにはこちらの速

        少し雑談です

        • 銀河鉄道999 3巻 第1話 人生は輝いていない時期の方が圧倒的に長い

        • 銀河鉄道999 2巻 第6話 孤立化社会

        • 銀河鉄道999 2巻 第9話 人の嫌がることをしてはいけません

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        • 銀河鉄道999 思い物語
          19本

        記事

          銀河鉄道999 2巻 第8話 永遠という残酷

          「化石の戦士」 停車駅 第6惑星  999が置石をされました。  昭和のころはわりと簡単に線路に入れたので子供の遊びで線路に置石をすることもありました。しかし今では重大事故につながるのでそんな事をすれば厳しく罰せられます。  かなり大きな石だったらしく999は脱線し、岩だらけの星に不時着してしまいます。これは銀河鉄道の安全管理に問題があると言わざるを得ませんね。  しかしそんな不祥事もこの星の異様な光景に忘れ去られてしまいます。  なんと岩の表面をよく見ると無数の人体が掘

          銀河鉄道999 2巻 第8話 永遠という残酷

          銀河鉄道999 2巻 第7話 ルッキズムの行き着くところ

          「不定形惑星ヌルーバ」 停車駅:ヌルーバ  人は基本的には生まれつきの姿形を変えられません。それによって少なからず人生を左右されてしまうために色々な葛藤が生まれます。しかし初めから形がないとしたら、美醜という基準すらない世界があったとしたら・・・  これまでいろいろと不思議な星を見てきましたが、今回は極めつけです。不定形と言われるとおりこの星には決まった形がありません。まるでアメーバのようにどんどん姿が変わって行くのです。この星に降りたった人はあまりの不条理さに自殺する人

          銀河鉄道999 2巻 第7話 ルッキズムの行き着くところ

          銀河鉄道999 2巻 第5話 アイデンティティ

          「枯葉の墓標」 停車駅 不明  このエピソードは999の中でも特別メルヘンチックなエピソードだと思います。  今回の停車駅は大量の枯葉の只中、上も下も駅舎もありません。昔あった星が砕けて、その後星の植物が枯葉となり円軌道を描いているのだそうです。当然降りることもできないと思ったら1人乗ってきた者がいました。  この人はガラスのクレア以来の新素材機械の体の森木豊さんです。森木さんの体は何とブライヤという木でできていました。鉄郎も興味深々のようです。  機械の体にもいろいろ

          銀河鉄道999 2巻 第5話 アイデンティティ

          古いLPレコード

          久しぶりに実家に行った時に古いLPレコードを見つけた 繰り返し聞いた音楽、買ったレコード店、子供にしては高い買い物だったこと、いろいろな事を思い出す プレイヤーがないので今は聞けない レコード盤にも傷がある たぶん自分1人しか価値を感じられないものだ しょうがないのでもう少し取っておくことにした

          古いLPレコード

          ルックバック

          映画館で鑑賞。 本当に素晴らしかった。 まずはそれだけ記録しておこう。 主演のお二人と監督の舞台挨拶も素敵でした。 感想は後日!

          ルックバック

          銀河鉄道999 2巻 第4話 常識を疑え

          「空中牧場の大きな牛」 停車駅 空洞惑星バレラー  今回は本当に何も起こりません。  ただただこの不思議な世界を楽しんでください。  空洞惑星のアイデアは古典SFから存在していました。地球空洞説も題材としてはよく出てきますね。宇宙戦艦ヤマトではガミラス星も形状としては同じ形をとっています。  しかし惑星バレラーはもうひとつ上をいっており、星の中は無重力となっているのです。星の表面の裏側(言い方が難しいです・・)は遠心力?のような力があるようです。どちらかと言うとガンダム

          銀河鉄道999 2巻 第4話 常識を疑え

          銀河鉄道999 2巻 第3話 狼は生きろ豚は死ね

          「17億6千5百万人のルンペン星」 停車駅:プラネットベガー  「くさいなー」  今回は鉄郎のこんな一言からはじまります。  くさいのは当たり前、プラネットベガーに到着した999の周りにはおびただしい数のルンペンが取り囲んでいたのです。この様子が描かれた見開きページをはじめて見た時の迫力は今でも忘れられません。  メーテルがこの星の解説をするのですが本当に耳を疑います。 「人口は17億6千5百万人、ひとりとして働く意思も気力もない総ルンペンの星・・」  続いてなぜこんな星

          銀河鉄道999 2巻 第3話 狼は生きろ豚は死ね

          銀河鉄道999 2巻 第2話 生み出した責任

          「エルアラメインの歌声」 停車駅:エルアラメイン  今回の停車時間は10分です。こんな天体はないと思うので、おそらく人工星と思われます。  降りないほうがいいと言われているのに、メーテルと鉄郎はまたもや降りてしまいました。この星は一面砂に覆われ、そこに戦車や銃の残骸が無数に放置されています。誰がいつ置いていったのか、手がかりは何もありません。  エルアラメインとは第二次世界大戦のアフリカの激戦地のひとつです。松本氏は戦記物も多く描いており、特に戦車や戦闘機に深い造詣を持っ

          銀河鉄道999 2巻 第2話 生み出した責任

          銀河鉄道999 2巻 第1話 昔の自分に伝えたいこと

          「大四畳半惑星の幻想」 停車駅:明日の星  いよいよ第2巻にはいりました。ただ999の感想をまとめたいと思い、自分のためにはじめた投稿ですが、少し読んで頂ける方もいてとても嬉しく思っています。  それでは引き続きよろしくお願いします。  昔の自分に伝えたいことはありますか?    特に貧乏で将来に希望がもてなかった時の自分に今なら言えることがあるでしょうか。  「元祖大四畳半大物語」は別冊漫画アクションで1970年から連載された漫画です。松本氏が昔下宿に暮らしていた時の

          銀河鉄道999 2巻 第1話 昔の自分に伝えたいこと

          銀河鉄道999 1巻 第9話 一番美しい光

          「水の国のベートーベン」 停車駅 4D-3  みなさんお待たせしました。  これまでの停車駅は正義、希望、夢などから程遠いところばかりでしたが、とうとう少し希望があるエピソードが描かれる回になっています。  ほんとに少しだけですが・・  次の停車駅は水だけの星。表面だけではなく中心まで水だけの、宇宙に浮かんだ水滴と言うべき星。  毎回予想もしない世界設定には驚かされっぱなしです。その水滴の中に僅かに陸地があり人々はそこで暮らしています。鉄郎も思わずまるで童話だと呆れてし

          銀河鉄道999 1巻 第9話 一番美しい光

          銀河鉄道999 1巻 第8話 そして騙された男・・

          「暗黒星メフィストの黒騎士」 停車駅 メフィスト  今回読み進めて気が付きました。前回は詐欺が横行する世界「彗星の巣」でしたが、今回は実際にだまされた男の末路が描かれていました!  このエピソードは前回と対になっています。おそらく松本氏は自分もしくは知人にそのような目にあった人がいたのではないでしょうか。  今回の停車駅は銀河鉄道でもめずらしい個人私有の星。しかも本人がそう主張しているだけの星。なんと銀河鉄道の駅を騙されて買った黒騎士という男が自分の星だと主張し続けている

          銀河鉄道999 1巻 第8話 そして騙された男・・

          銀河鉄道999 1巻 第7話 いよいよ太陽系外へ

          「彗星図書館」 停車駅:彗星の巣(コメットステーション)  彗星の巣は今ではオールトの海として知られています。太陽系を取り囲むように微惑星があり彗星はそこから太陽の重力にひかれて長い軌道周期で回っていくそうです。実際はドーナツのようなリング状に広がっていますが、999での表現ではそれがひとつの星のように集まっており、ここが今回の停車駅になっています。  上も下もないふわふわとした空間、そこにはなんと大図書館があり、地球で発行されたすべての本が蔵書されているとの事。鉄郎は

          銀河鉄道999 1巻 第7話 いよいよ太陽系外へ