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感情

ゴードン・リッシュ 曰く、

『大事なのは読んでいる そのページで何が起きているかじゃない。 読んだ人の心の中で何が起きたか。それが 肝なんだ』

 例えば、

 コメディ系のライトノベルで、
 カジノで調子に乗って、借金まで作った挙げ句に一文無しになるなんて展開ありますよね? おまけに仲間に泣きついて

「お金貸して! ちゃんと倍にして返すから! もう一回スロット回せばイケる気がする、いいえ、絶対イケるから!? ほら見て! あそこに立ってる厳ついお兄さん達……こっち来てる!? お願いだからお金を貸してってばー!?」なんてシーン。

 キャラクターの嘆きっぷりが最高ですよね! このあと強制労働かなって笑えます。

 そう。
 『笑えるんですよ』読み手は。
 キャラクターは『人生終了目前』なのに。

 もう一回、

『大事なのは読んでいる そのページで何が起きているかじゃない。 読んだ人の心の中で何が起きたか。それが 肝なんだ』

 書き手は、『感情移入』という言葉を重視し過ぎるために、"読み手の感情"を見落とすことがあるそうです。
 
 『キャラクターの感情変化だけを考えて書いていませんか?』

 あ、どうも、こんばんは〜。
 アウトプットのお時間です(・ω・)ドンッ!

 今回は『感情』について、学んだことを書いていきます。(範囲広いなぁ)

 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方 

 こちらの本を読みました📚
 分厚くて、まだ全然、読み終わらない……。
 また、プラスアルファ、自身で色々学んだことも含みますのでご了承ください。


『映画を観ている時、私達は3種類の感情を体験する』

① 観たい

 (Voyeuristic = 覗きたい)
 これは、好奇心に関わる感情だという。

 ――『書き出し』で意識しておきたい2つのこと。

 でも、書いたような、"この先が気になる"という感情

 登場人物の人間関係はどうなっていくの?
 この世界の謎ってなんだろう?
 
 また、"未知の体験"について気になるという感情。

 "異世界に転生できたら"とか想像したことありませんか?
 俺は毎日あります! 特に仕事中!
 異世界に転生したら、人間辞めてのんびりスローライフおくるんだ〜ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
 剣と魔法の世界がいい。
 魔王とか知らん。勇者とかただの派遣社員じゃん!
 はじまりの街でひっそり暮らし、釣りとかして、たまにギルドでQuest受けて、酒場でワッショイワッショイ騒ぐんじゃー!
 あははは〜(/🍺・∀・)/ワッショイ!ワッショイ!
 
 …………これが、未知の(疑似)体験だぁ!

 おかえり俺。明日は出勤だよぉ(´・ω:;.:…バル…ス

② 分かる

 (Vicarious = 相手の気持ちになる)という感情。

 素敵な言葉が書いてあるので、そのまま載せます。

"私たちは登場人物と感情的に同化してしまうことができる。そのキャラクターが感じていることを 私たちも感じるのだ 。フィクションのキャラクターを通して生きるのだ 。すると 、それは困難に立ち向かう 誰かの物語ではなく、困難に立ち向かう 私の物語になる。"

(「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方  23P 抜粋)


 ……説明これでいいんじゃないか、もう。

③ 感じる

 (Visceral = 本能で感じる)
 『理屈抜き』という感情。

 頭でどこが面白いとか、ここの表現が秀逸とかじゃなくて、

『単純に"没"頭して、楽しむ』
『周囲が見えなくなるくらい熱中して楽しむ』


 という意味合いかな?
 そう理解したが、読む人によっては、もっと深く理解できるのかも。

 ここまでが、映画を観ている時に体験する3種類の感情のお話。

 読み手の感情を掻き立てる技巧も身につけたいな。

 ( ;∀;)むずいけどな。

 ところで、この良書、400頁以上あるんだけど、さっきの内容は、"イントロダクション"に書かれていることなんだよね……。

 作家って……すごいなぁ……(白目)

・感情と選択肢

 もう少しだけ……ちょっと違うお話。

 理屈で考えれば、最良の選択だけど、感情が邪魔をすることがある。

 目の前に大好きな"どら焼き"があったとします。しかも、今食べないと、食べられないらしいです。

 機嫌がいい時、
 機嫌が悪い時、

 同じキャラクターかつ、感情以外は同条件として考えて、どういう反応をしますかね?
 (まぁ、キャラクターの性格にもよるでしょうが)

 機嫌がいい時、『! ありがとう!』
 機嫌が悪い時、『…そういう気分じゃない』

 と、ちょっと都合のいい感じに作ってしまいましたが、感情によって行動が変化するんですよね。(当たり前)

 物語で活かす時、感情を利用した展開の方法があるそうです。

 『このキャラクターは絶対、そんな選択肢を選ばない!』ってところを、捻じ曲げて、展開をさせたい場合に使えるテクニック。それが――

 『キャラクターの感情の起伏を操作(そういう状況に陥いらせて)して、正常な判断ができない状態にする!』

 ……悪魔の所業かよ、おい。クシクシ😈ヘケッ!

 今、パッと思いついたのが、

 恋に翻弄されるキャラクターが正常な判断ができずに、普段だったら考えられないような卑怯な手で恋のライバルを罠にはめようとする。

 とか、なんかの漫画でありそうですよね?

 ……お姉ちゃんしてるのに、恋って盲目なんだなぁ(遠い目)

 まぁ、最後は自分の過ちに気がついて、涙しながら謝るんでしょう。

 無事戻って来れて良かったね🍀🍀🍀🍀🍀

 👏パチパチパチパチ

(読者を置いてきぼりにして展開する脳内ストーリーが発生中)

 うんうん。良かった良かった( ;∀;)
 まだ、全話読めてないけどアレ。

 また、『感情移入』について。

ワンシーン毎に視点を固定する。
(複数の視点に移動が多いと、感情移入しにくくなる)

主人公(視点)の感情や考えていること、感覚などは、なるべく文字化した方が読み手の共感を得やすい。

 などを学んだのでアウトプットしました。
 ただ、感情って難しいですね。
 どこか間違っている点があるかもしれません。
 自己解釈して書いているので。
 今日も、3000字くらいかけて満足。
 
 ここまで読んでくれた方、ありがとうございました🙇

 備忘録:プルチックの感情の輪

プルチックの感情の輪

https://livedoor.blogimg.jp/tellstv/imgs/7/e/7e52890a.jpg より

 この図を見た時に、キャラクター作成とかストーリーの感情変化に使えそうだなぁと思ったというね。

 ちょっと備忘録的に残したかっただけです。

 ちょうど、自滅的なキャラクターを書いていて、「自責の念」か……。
 そこから引っ張り上げる要因を考えてみるのも……。

 ま、いつか役に立ちそうな気はします(自己完結)

 小難しい理論を語りたいわけではないので、説明はしません。というか、頭がポンでできない。
 (興味がある方は調べてみてね)

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