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就職活動をしていた時の話

こんにちは。頑張るニートです。

今回は私が就職活動をしていた時、どんな環境で、どんなことを考えて行っていたのかについてのお話です。


環境

私は地方国公立大学の理系学部で学んでいました。

そのため、周りは大学院への進学を希望する人が多く、就活組の方が少数派という状況でした。

他学部や他大学に知り合いはいなかったため、相談できる人も限られた人たちだけ…という今思い返すとなんとも社交性の低い大学生活だったと思います。

そんな中、ほぼひとりで就職活動を進めていた私。
ネットの情報を見て意識の高い就活生たちの行動に焦り、かといってインターンシップなどは勇気が出ず申し込めない…
ただ焦るだけ焦り、業界研究や企業研究もままならないまま、やりたいことも特にないのでなんとなく大学での専攻と近いことをやっている会社の説明会に片っ端から申し込む、といった非常に非効率的な方法を取っていました。

オマケに内向的な私はエントリーシートの添削や面接練習などもろくにせず、選考に臨んでいました。

そんな風に臨んだ選考はやはり落ちてしまう。

悩んだ私は、数少ない就活を経験した先輩や同期に相談しました。
そして「希望勤務地を決めて会社を選ぶ」という方法にたどり着きました。

思い

確かに場所を決めてしまえば会社は絞られます。そしてその中から希望する業界を選ぶとなればさらに絞られます。
さらに、志望動機の一つとして「地元で働きたいから」という理由も加えられます。特にやりたいことがなかった私には、志望動機が一つ埋まるというのがかなり魅力的でした。
これは画期的だ!と思った私は意気揚々と就職活動を進めていきます。

そこで地元ないしは地元から近い地域にある会社に限定して選考を受けていました。

その時の私にはこの方法が良かったのでしょう。
夏ごろには複数社から内定をもらい、その中から決めて就職活動を終わらせました。

就職活動を終らせて、やっと解放されたと思ったのですが、それと同時に「これで本当に良かったのか?」という気持ちが出てきました。

「若いうちに都会に出た方がいいのではないか」
「もっと他の業界も受けたら良かったんじゃないか」

ずっと気持ちがざわざわしていて、「このまま就活を終らせてはいけない気がする」と思い直し、いくつか業界や場所に囚われず受け直してみました。

しかし、一度終わらせた就職活動を再開することは私にとって非常に難しいことでした。
エントリーシートを書くにも身が入らず、受けたところはすべて落ちてしまいました。

「もう決まってるんだからいいじゃないか」

という心の声に負けて、私は就職活動を辞めてしまいます。

後悔

就職活動を終えてから、大学を卒業し、入社するまで、ずっと「この会社で本当にいいのか」という思いをもって過ごしていました。

就活生だった当時は「納得内定」などという言葉をよく耳にしましたが、「私はどうせどこに行っても納得して働くことはできないだろう」と考えて「とりあえず内定が欲しい」、その一心で就職活動をしていました。

しかし、そのような気持ちだけで就職活動をして内定をいただいた会社では、入社当初から何かしら心のモヤモヤや会社に対する疑念を持ったまま働くので、早期退職につながってしまうのだと身をもって痛感しました。

個人的に、早期退職することが悪いことだとは思いませんが(自分がやっておいて言うのも違う気がしますが)、せっかく時間と労力をかけて就職活動をするのなら、自分のキャリアを構築できるくらいの期間は働き続けられるような会社を選ぶのが良い就職活動だなと思います。

また、就職活動は「内定をもらうため」のものではなく、「自分のやりたいことを叶えるための手段の一つ」に過ぎないと今では思います。
自分のやりたいことを叶えるために、就職活動をする必要がないと思うなら、無理してやらなくてもいいと思うのです。

最後に

無職になった今の私の言うことには何の説得力もないと思います。
5か月間社会に出て働いてみた人間が抱いた感想くらいに思ってください。

そして、就職活動は「自分のやりたいことを叶えるための手段の一つ」などと言いましたが、自分のやりたいことはまだ分かりません。どうしよう。

ただ、焦ると悪い方向へ行くのは就職活動時に経験しているので、次の求職活動はゆっくり自分のペースでやっていこうと思います。

あと、調子に乗って目次をつけてみましたが、こんな感じの使い方で合っているのでしょうか…

これからもなんとなくで書いていきます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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