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10歳から使ってほしい みんなのお金とサービス大事典~格差社会の不安にそなえるお守りBOOK~


昨年から何かと話題の新ニーサ相次ぐ増税と政策変更

物価高騰にも関わらず給与は上がることはなく、頼りなく思える政府・・
お金に関する不安を抱えている人は多いはず

そんな世情の中、最近のSNSで目にするのが”助成金””補助金”関係の情報

なんとなく知っているものもあれば、全く知らないものも

生活する中で、困っていると行政に相談すれば教えてもらえることも多くありますが
知らないまま何の行政の助けも受けられないひとも多くいるのではと思います


シンプルなタイトルが目を引くこの本
子供向けに書かれているので非常に解りやすく、大人が読むのにも読みごたえばっちり◎

日本はとにかく金銭的な教育や、日本社会が抱えている問題についての教育が弱いと
この頃切実に感じます

この本は単に助成金や補助金についての説明がされた本ではありません

皆が支払っている税金のこと高所得者が税金を多く収める累進課税のこと、頑張っている人が不公平を感じることもあること

その上で、皆が弱者になる可能性がありこういった制度が重要だということ

印象的だったのは”教育や誰もが必要なものに関しては所得の制限を付けるべきではなく平等にあるべきだと考える”と記されている事でした


紹介されている制度は”今の自分には関係ないものが多いな~”という印象でしたが

親は?友達は?子供やパートナにとっては?そして将来の自分にとってはどうだろう?

そんな風に考えながら本書を読み進めました

ちなみに厚生年金ではありますが、特定の条件を満たせば受給できる
”加給年金”という制度を始めて知ったので早速両親にLINEしました


知識は財産になる、知っていて損はない
身になる本でした




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