昔から誰しもが一度は耳にしたことがある世界七不思議。 その世界七不思議を2分でわかるシリーズとして、フィロンが約2000年以上前に選んだ七つの建造物。 自然災害や争いなどで既に消…
¥250
- 運営しているクリエイター
記事一覧
2分でわかる!フィロンが世界七不思議をまとめた背景
1.はじめに
ビザンチウムのフィロンが『世界七不思議』をまとめた経緯については、彼の著作「世界七不思議(De septem orbis spectaculis)」がその背景を物語っています。以下に、その経緯と背景を詳細に説明します。
2.ヘレニズム時代の背景
フィロンはヘレニズム時代のアレクサンドリアで活動していました。この時代、ギリシャ文化が地中海全域に広まり、異なる文化が交流し、融合して
「世界七不思議」は誤訳?本来の意味は「眺めるべきもの」
1.一般的にあげられる世界の七不思議
世界七不思議とは、七つの建造物のことである。
現在、一般的には「古代世界の七不思議」として伝承される。
①ギザの大ピラミッド
②バビロンの空中庭園
③エフェソスのアルテミス神殿
④オリンピアのゼウス像
⑤ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
⑥ロドス島の巨像
⑦アレクサンドリアの大灯台
の7つを指す。
2.フィロンの書から変化していく意味
ビザンチウムの
2分でわかる古代の不思議な七つの建造物(古代七不思議)
古代七不思議とは
古代の七不思議は、古代ギリシャやローマの時代に特に称賛された建造物や彫刻のリストで、驚異的な技術や美しさを持つとされています。
このリストは、ヘレニズム期の旅行者たちの観光ガイドとして作成されました。以下に、それぞれの不思議について詳しく説明します。
ギザの大ピラミッド(エジプト)
概要
エジプトのギザ高原にあるこのピラミッドは、ファラオ・クフのために紀元前2580年頃