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夏休みの宿題(終わりに向けて)

夏休みいかがお過ごしでしょうか?

長かった夏休みも後半戦となってきました。

宿題は進んでいるでしょうか?

もう、ほとんど終わってしまった子もいれば、まだ終わっていない子もいるかもしれません。


私は、このタイミングで一度見通しをもつことが大切だと思います。

長い休みになると、あとどのくらい休みがあるのか、どれぐらい自由に使える時間があるのかなど、見えなくなってきてしまいます。

そのままズルズルといってしまうと、夏休み後半、保護者の方とケンカになりながら勧めなければならず、仕舞いには終わらずに2学期がスタートしてしまうことになってしまいます。

これまで2学期のスタートに宿題が終わっていない状態の子の様子を見てきましたが、かなり大きなショックからのスタートになります。

失敗体験から始まってしまうと、意欲が下がり、なかなか成長することが難しくなります。


やはり、宿題をやり終えてから、スタートが切れると、意欲も高まりやすくなり、成功体験に繋がりやすくなります。


そのためにも、今から無理のない計画を立てていければよいと思っています。



【夏休み終わりに向けて】

①見通しをもつ
→子供たちが自分で計画を立てるのは、難しいので、保護者の方が行うことをお勧めします。
宿題の残りのページ数や課題を確認して、カレンダーに何日に何ページ行うのかを具体的に記入していきます。

できれば、残り5日間ぐらいは何かあったときのために、空けておくことをお勧めします。

そして、カレンダーを見せながら、お子様と一緒に確認して下さい。
毎日計画的に進めていけば終わることと、一緒に頑張っていこうと励ましてあげることを忘れないようにすることで、安心して始められると思います。



②計画的に行う。
その計画通りに進めていきます。
初日につまずいてしまうと、ダラダラしてしまうので、初日はご褒美とセットでやる気を持たせてください。

そして、もし調子が良かったら、次の日、またその次の日の内容まで進めて構いません。

アドバンテージができると、気持ち的にも楽になるので、たくさん褒めてあげてください。


③調子がわるい時の支援
やる気が出なかったり、反発してきたりしたら、1日の中で、いつだったらできるのか、お子様本人に、決めてもらって、少しでも前に進めていけるように促して欲しいと思います。

本人の気持ちを尊重して、やらないと、次の日またやる気が出ないことが考えられますので、1分でも1問でもよいので、前に進めることが大切です。
ただ、体調が悪かったり、パニックになるほど気持ちが乱れたりしたときには、次の日にやることを約束して休むようにしてください。




成功体験で、夏休みを終えられるように、ぜひ今から無理のない計画を立ててみてください。

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