けんたろう

大阪にて6年間、広告デザイン会社に勤務(営業)。現在は東京にて建築会社に勤務(営業)。…

けんたろう

大阪にて6年間、広告デザイン会社に勤務(営業)。現在は東京にて建築会社に勤務(営業)。社内ニートを満喫。

最近の記事

ようこそ30歳、さらば20代

3月で30歳になりました。20代後半からずっと30歳になることに漠然とした不安を持っていましたが、いざなってみると何も変わりません。ビバ30歳。 ふと20歳になったときのことを思い返してみると、やはりそんな大層な思い出は残っていませんでした。実家暮らしの大学3年生でしたので、当日は家族に祝ってもらったような気がします。そういえば、当時同じサークル内でお付き合いしていた女の子から、同期みんなのメッセージを集めた寄せ書きを貰いました。その子とは大学卒業前にお別れしてしまいました

    • 大人になってからの好きという言葉は軽くて重い

      2023年3月をもって、29歳になった。自分が学生の頃、大人として尊敬していた30代がすぐそこまで迫っている。あの頃は、いつか結婚して、いつか子どもができて、30歳になるころには家族というコミュニティを形成しているのだと、本気で思っていた。スマン、過去の自分よ。29歳の僕は何一つ成し遂げていません。 中学生や高校生の頃、彼女はいなかったけれど、好きな人はいた。放課後に教室で二人っきりになるイベントも、運動会で一緒にダンスを踊るイベントも発生しなかった。クラスが変わるたびに好

      • 数年会っていない友人の結婚式に参加するかしないか問題

        とある日、LINEで結婚式の案内が届いた。同級生のAちゃん(女性)からだった。 Aちゃんは地元が同じで、小・中・高校と一緒だった。といっても仲良くなったのは高校から。地元が同じもう一人の友人、Dくんといつも3人で下校してたっけ。Aちゃんは美人で友達の多いタイプで、誰からも人気者だった。地元が同じというだけで高校3年間、3人仲良くいられたのは奇跡的だったな、と今になって思う。高校卒業から10年。僕らも29歳になり、「もう結婚」から「やっと結婚」と言われる年齢になってしまった。

        • バスに乗ったら田舎の限界を知った話

          先日、愛媛県松山市に旅行に出かけた。僕は大学まで愛媛で育ったので松山でよく遊んだが、観光として旅行するのは初めて。羽田空港から90分のフライト、事前にストリーミングしておいたチェーンソーマン第8話を見ていたらすぐに着いた。 松山空港から観光の中心地、大街道までは7km、車で約20分の道のり。いつもなら家族に車で迎えに来てもらうので、空港から大街道に向かう方法を知らなかったが、実はリムジンバスが存在するらしい。 料金表を確認すると、大街道までは850円とある。 …高くない

        ようこそ30歳、さらば20代

          健康的メンタリズム

          最近自分の周りでメンタルに支障をきたす人が多い気がする。辛そうだなあと思う反面、自分が生まれてこの方そういったことで悩んだことがない。 どうして自分は今日まで精神的な健康を維持できたのか考えてみると、思い当たったことが3つある。 ・忘れっぽい 嫌なことが少ないわけじゃない。営業職なので、客先からのクレームや上司の小言など、嫌な気持ちになることもある。でも寝たら忘れる。メタメタに引き裂いてやりたいと思う相手でも、次の日には電車乗り遅れればいいのに、くらいに落ち着く。 ・他

          健康的メンタリズム

          公務員採用試験の最終試験で落ちた話

          2021年5月、5年働いた大阪の広告デザイン会社からの転職を決めた。リクルーターに提示した条件は「地元四国(市内)」「営業」の2つだった。もともとたいしたキャリアもないため、年収が下がることは覚悟の上だったが、それにしても仕事がない。田舎万歳。 ふと見かけた「一般企業経験者の公務員募集中」の文字。応募要件は一般企業での勤務歴が5年以上。採用人数は10名、倍率は10倍程度とのこと。1次試験はエントリーシート(俗に言う職務経歴書)だったので、物は試しに提出してみると、合格した。

          公務員採用試験の最終試験で落ちた話

          考察動画が死ぬほどキライ

          YouTubeが好きだ。毎日狂ったようにYouTubeを見ていると、月間の通信量が200GBを超えていた。データ無制限の高級プランにしておいて助かった。 AIはすごい。僕が好んで見ている動画をカテゴライズし、お前こんなん好きだろ?といい具合に提示してくる。助かる。ある日、酔った勢いでカップルYouTuberを見てしまったせいで、ひたすら痛々しいカップルYouTuberを提案され続けている。いや、痛々しいのは酔った勢いでそれを視聴した自分自身か。 勢いついでに、漫画やアニメ

          考察動画が死ぬほどキライ

          誰かから好きな人のことを悪く言われてショックを受けるのは、分かってもらえない悲しさではなく、そんな人のことを好きになった自分を受け入れてもらえなかった悲しさだと思うんですよね。

          誰かから好きな人のことを悪く言われてショックを受けるのは、分かってもらえない悲しさではなく、そんな人のことを好きになった自分を受け入れてもらえなかった悲しさだと思うんですよね。

          マッチングアプリ概論

          東京への引っ越しをきっかけにマッチングアプリを始めた。月額4000円の利用料を男性だけが支払うシステムに納得がいかない。1週間分の食費ほどの金額を払っているのだから、そりゃいい出会いが欲しい。あわよくば付き合いたいし、あわよくば結婚したい。 成功の可能性をあげるため、マッチングした女性のみなさんにダメな男の特徴を聞いてきた。簡単にまとめます。 その1:何がいいのか分からない男 よくわからない男。自己紹介文に「よろしくお願いします」としか書いていない男。プロフィール写真に

          マッチングアプリ概論

          アマンダコーヒー

          「アマンダコーヒー」をご存じだろうか。愛媛県に3店舗存在するカフェの名だ。 僕は大学卒業まで愛媛県に住んでいたが、松山市でカフェのチェーン店といえば、スタバ・ドトール・アマンダ(アマンダコーヒーの略称)の3強で、アマンダには本当によく行った。週3アマンダしてた。 当時はアマンダが全国チェーンの店だと思っていた。なんならカフェはアマンダ以外必要ないとすら思っていた。今日はそんな私を魅了するアマンダの魅力を紹介したい。 アマンダコーヒーの魅力アマンダの魅力を3つ挙げてご紹介

          アマンダコーヒー

          無駄になった教員免許

          地方国立大学の教育学部を卒業し、現在は中小ゼネコンの営業をしている。もちろん教員免許も取った。10年ごとに更新すればずっと使えるのだと思ってたら、教育にかかわる仕事じゃない限り更新できないらしい。もったいないなあと思うが、まあこれはこれでよかったのかな。 教育学部に進学したきっかけは、教員免許が欲しかったからに他ならない。金銭的な都合から地元での進学を余儀なくされた僕にとって、学部なんてどこでもよかったのだ。ただ、何の収穫もなく4年間を過ごすのが嫌で、大学でしか取れない資格

          無駄になった教員免許

          人の死なない仕事

          新卒でデザイン会社に入社した。営業企画という何屋か分からない部署だったが、その通り何でもやった。営業に出て新しい販促物の提案をしたり、デザイナーに渡すための指示書を作ったり、発注先の印刷会社をと商談したり、請求書作ったり、ネット記事の撮影に同行したりと忙しい毎日だった。 劣悪な労働環境で働かせる会社のことを、ブラック企業と呼ぶが、当時の支店長曰くうちの会社は「オフホワイト企業」だそうだ。やかましいわ。 作るもののほとんどは販促用のポスターとかチラシとか。あれ、簡単そうにで

          人の死なない仕事