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社内通訳者とフリーランス通訳者、それぞれのよさは?

こんにちは。日英フリーランス通訳者のかぴまるです。

社内通訳者とフリーランス通訳者、それぞれにどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?両方経験した身として自分の率直な意見を書きたいと思います。

まずは、社内通訳者は何といっても安定している点が一番のメリットです。雇用形態は正社員、契約社員、派遣などさまざまですが、毎月入ってくる給与の額が大体予想できます。月によって残業などで多少のアップダウンはあっても契約が続く限りは一定額が振り込まれます。その点はやっぱり安心ですね♪( ´θ`)

そして、社内にいるので段々と通訳する内容に慣れ一緒に働く通訳メンバーやチームと関係性ができていきます。通訳者もプロジェクトチームの一員のように一丸となって働く場合もあります。組織に属し、毎日「おはようございます」と出勤できる先があり(今はリモートかもしれないけど)、顔を知っている人と一緒に仕事できる、毎日決まった時間に働き、大体同じ額が毎月振り込まれる、、、この安定性が社内通訳のメリットだと思います。

でもこれはデメリットと表裏一体です。基本会社員なので平日に自分で自由にスケジュールを組むのは難しい。。。フレックスなどを活用しつつも月〜金、9:00-17:30ぐらいが大体の拘束時間となります。内容に慣れ親しむと通訳しやすくなりますが、同時に飽きてきたり大体の内容が分かるので通訳技術を磨かなくても何となくで通訳ができてしまうようになり通訳技術が伸びなくなってくる懸念があります。

一方のフリーランス通訳者はどうでしょうか?社内通訳者の一番のメリットである安定がこちらにはありません。エージェント数社に登録して通訳の依頼を受けるので「この日〇〇会社の取締役会の通訳入れますか?」とメールを受けて「お受けいたします」とお返事することで仕事が入ります。段々とスケジュールが埋まってきますが月によって繁忙状態が違います。得られる報酬も月によってまちまちです。1日の単価(日給)は社内通訳者よりフリーランス通訳者の方が高く倍ぐらいかと思いますが仕事がないというリスクが常にあります。逆に仕事が来すぎるリスクもあります。(これはちゃんと自分でコントロールするべきところですが!)
社内通訳と違って、仕事をお断りできるので平日でも「この日は仕事を入れずプライベートのために空けておこう」ということが可能です。
あとはチームや組織に属さないので、人間関係に悩むということは少ない
と思います。

どちらの働き方が好きそうですか^^?
では、このへんで!


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