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失敗やエラーを恐れ挑戦しない人①
職人技術とロボットを比べ
正確性を問われると
ロボットともちろんなる。
長時間同じ作業を続ける事は
人間には出来ないし
疲れるし体力も無くなる
コンピュータにデータを入力さえしておけば
人間の代わりの作業もしてくれる便利さのテクノロジーは上手に利用して然るべきだと思う
しかし全て人間のやる事をロボットにやらせていては
ヒトは働く事をしなくなる
仮に病や老化などにより
体が動かずとも
頭を使える
また
人間が働いていたとしても
何も考えずただただ目の前に起きた事をだけ
マニュアル化した仕事をしているとしたら
それはロボット人間では無いだろうか?
失敗やエラーを恐れ
失敗しないように
エラーしないようにと
ビクビクしながらする学びや仕事からは
喜びは生まれない。
![](https://assets.st-note.com/img/1698779676613-vJbGyY1LMB.png?width=800)
究極
頭を働かせる事が
働くという事
なのだと思う。
手っ取り早く効率的に何かをヒトはしたがる。
遠回りをしていては時間もかかるし
勉強であれば周りの人間に置いて行かれてしまう不安も出てくるかもしれない。
だからヒトは
誰かから学ぶという事もする
![](https://assets.st-note.com/img/1698779547991-FnZFDGOCgv.png?width=800)
教えをこうのはいい事かもしれない。
苦労して智慧や知識を持った賢人やプロに
その道を教わるのは大事な事でもある。
自分は料理の学校に行くのではなく
今は亡き先代の店に何年も修行させてもらい
技術を磨いてきた。
先代がたどり着いた作り方や味を
時折り自分に教えて下さった。
その時の味の秘密は
小さなノートに手書きで書いてある
厨房の水に濡れては乾きの繰り返しで
小さなノートは書きづらく
フニャフニャして見にくいが
今は貴重な財産の一つである。
先日の黒酢ソースは
そのノートに書かれていた物からヒントを得て
更に試行錯誤してたどり着いた。
蕎麦やでもあるが
創作蕎麦懐石を作れるのは
修行させて頂いていた
店での修行があるからだ。
和の基本の出汁の取り方。
盛り付け。
器との相性。
今でも変わらず大切にしている
自分の中では外せない基本となっている
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