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コミ障のママ友問題 小学校編③

我が子を天使という母親とのトラブル一日目

子供同士の学校のいざこざから大人の揉め事に発展する事はよくある。
それが近所の人だったりすると本当にめんどくさい事この上ない。
ある日、けたたましく家の固定電話が鳴る。
嫌な予感しかないけど、取るしかない。

「近所のKですけど。」
嫌な予感は当たるものです。大当たりぃ🎯
「どうかされましたか。」
「どうかじゃないわよ。うちの子が悪魔ってどういうことよ。」
「意味がわからないんですけど。」
その話の過程はないのか。経緯は!
「あんたの子が言ってたのよ。」
「はぁ、子供が帰ってきたら、聞いてみますね。」
「逃げるつもり。」
あー、めんどくさい。
「怪我でもされましたか?」
「してないわよ。うちの子は天使なんだから。名前だって天使からつけたのよ。」
「はぁー。」
「それなのにうちの子を悪魔とかあなたの子どうかしてんじゃない。」
「とにかく、子供が帰ってから何があったのか聞いてみませんとね。」
「あなたの子が悪いに決まってんじゃない。うちの子は天使なのよ。あなたの子がおかしいのよ。」
「天使ですか。」
すごいお母さんだ。
天使ですか。
天使ねぇ。
私はそんなふうに考えられないけど。
子供って意外とこわい生き物だと思う。
欲望に忠実といいますか。
それに親だからわかりあえるわけでもないし。
「明日、此方の方から電話いたします。とにかくどうしてそうなったか聞きませんといけませんから。」
まぁ、学校でなんかあったんだよなぁ。
とにかく、帰って来たら話聞くかな。
登校班でも怒り狂ってた人だから本当に面倒臭い。
それに天使って何ですか。頭に花咲いてるな。
いい人生だねぇ。
さてさて、どうしますかね。
あー、本当に人間関係って面倒だ。






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