「The INFJ Writer」軽い要約と読書感想文
The INFJ Writer読みました。翻訳本は出ていないので、DeepLで翻訳して自分用に要約。あまりに詳しい要約は著作権侵害になりそうなので、一章につき少しずつにします。感想記事です。
目次の引用です。
目次を翻訳したものはこちら。
ライティングの本というより自己啓発本っぽかったです。かなり面白かった。著者はINFJで作家であり、ライティンググループを主催してライティングコーチもしている。作家、または作家を目指すINFJ、INFP、ENFJ、ENFPをたくさんコーチしてきて、INFJに効果的な執筆方法を見つけたので世界中のINFJに分かち合いたいとこの本を執筆されたそうだ。そんなの絶対読みたくなるでしょう!?
導入部
INFJは直感型で直感的な方法で書くため、標準的な執筆方法は通用しない。いい方法あるよ。
著者は、今まで多種の自己啓発本を実践して人生が変わった。この本もエクササイズあります。
第一部 INFJの執筆 最上の実践
第一章 すべての癒しは危機から始まる
INFJとINFPは創造性を妨げると病気になる。書き始めたら全てが好転します。扁桃炎とか、筋緊張性頭痛とか。
第二章 執筆することと編集することは同じではない
創作活動は右脳、編集は左脳。下手くそでも時系列や順番でもなくていいから、思いついたもの大体を書き終わるまでは編集するな。具体的なやり方のアドバイスあり。
第三章 芸術的ビジョンと芸術的現実は同じではない
頭の中のビジョンのすべては書き表すことはできない。諦めて受け入れろ。やたらと書き直したりして、めちゃくちゃにするな。
第四章 INFJの超能力とキャラクター開発
INFJって人に関して超能力みたいなのあるよね? この能力、キャラクターを作ったり物語に活用できて最高。キャラクターごとに音楽リスト作るといいよ。
第五章 回想録を書く“偉大なる記憶者“としてのINFJ
著者はライティングコーチでクライアントの半数以上がINFJ。ほぼ全員、一文字も書けない麻痺の悩みを抱えて著者のもとに来る。また、INFJの多くが回想録を書きたいと考えているのも興味深い。回想録書くと嫌なことも思い出してメンタルブルーになるけど、そのプロセスは正常。その後成長する。執筆中、プライベートな日記をつけることをお勧め。回想録を書くときのお勧めの方法あり。
第六章 正直に書く:深い感情の作業をする
技術的に非常に優れた文章と、魂のこもった文章の違い。普通のライティングテクニックの教えは、作家が学ぶべき本質的なことには触れていない。技術向上だけでは書けない文章がある。深い感情的な作業を根気よく続ける必要がある。正直であれ。
第二部 INFJの創造性 内なる世界
第七章 あなたは変人ではない、才能がある
ダブロウフスキーのギフテッド(才能ある子どもたち)についての研究。5つの過剰興奮性。INFJおよびINFPの作家は3つ以上持ってる。私たちは変人ではなく非常に知的であるという、ありのままの自分を見ることができると状況が劇的に変化する。自信が芽生える。
第八章 INFJの麻痺と完璧主義
INFJは完璧主義に陥りやすい。書き出しに詰まりやすい。なんでもいいから思いついたことを書け。自分の名前を何度も書くだけでもいい。手を動かすと心がついてくる。
第九章 INFJの依存症とシャドウセルフ
ドラッグとアルコールの依存症。INFJは多すぎる情報を受け取り続けるため、鈍くさせるために依存症になりやすい。でも最高の作品を生み出すためには、肉体的にも精神的にも健康でいなければ。
第十章 INFJの直感的アンテナ
INFJやINFPは共感的で直感的なアンテナを持つ。嫌な考えや落ち込みのほとんどは、実は外部からのものだ。エナジーバンパイア(テイカー、自己愛性パーソナリティ障害、悲劇の女王など)からは離れよ。彼らは犠牲者ではなく、その不幸を自分で選択している。成長の旅の途中なのだ。適切な境界線を引け。頑張れ、アンテナを守れば創作できて素晴らしいことが待っている。
第十一章 自信喪失からの脱出
INFJは自分に厳しい。完璧主義と自信喪失。INFJは頼りにされやすく、断るのが苦手なので利用されやすい。自分自身の健全な自尊心を保つことができなくなり、自信喪失の罠にはまる。ワーカホリックにもなりやすい。働けなくても稼げなくてもいい。どんな人間にも同じ価値がある。何歳でもフルタイムで働こうがパートタイムで働こうが、無職であろうが関係ない。INFJのユニークな才能は人類の役に立つために存在している。
第十二章 INFJの世界理論
INFJは遅咲きだ。すべての決断にゆっくり時間をかける。私たちはパターンハンターで、人についての情報を大量に潜在意識に吸収し、パターン認識する。このプロセス全体が機能するためには、ある程度の時間が必要だ。パターンを探し求めて、INFJはそれぞれ独自の世界理論を構築する。非常に複雑な建築物のようだ。世界理論が完全に完成することはないが、INFJは“成熟した“と感じるときが来る。
INFJが人生の後半になるまで執筆を始めないのはこのためである。成熟するのを待っている。INFJが30代か40代で最初の本を書き始めるのは偶然ではない。
第十三章 人生の目的を意識的に働かせる
何のためにこのように生まれてきたのだろう? 具体的な目的が何なのか、どのような人々を助けることになるのか。知るためには、あなた自身の経験から始めたら良い。同じ境遇の人たちを助けるために、自分自身の癒しの旅を経験していく。
第三部 INFJの戦略外の世界
第十四章 飢える芸術家神話と、お金を稼ぐことについての新しい考え方
芸術には犠牲が必要だという固定観念がないか? お金は悪ではなくエネルギーの一形態でしかない。
フルタイムで執筆する必要はない。売れるために書くことになり自分のために書けなくなる。副収入として執筆するところから始めよ。成功した作家の多くも、人気を得たあとも本業を続けてきた。仕事中に経験したことは執筆活動に反映もされる。タイプ別の始め方についてアドバイスあり。
第十五章 内発的動機づけがなければ、それは動機づけではない
INFJは人口の約15%しかいない理想主義者なので、他の75%を動機づけるものでは動かせない。物理的な報酬では動かせない。INFJ、INFP、ENFJ、ENFPが企業でうまくいかない理由です。自分自身のために書くことがとても重要な理由でもある。
個人的な成長や精神的な葛藤を伴うストーリー。それが私たちのメインイベント。人を助けたいという欲求を創作活動の燃料にすれば、必要なモチベーションが湧いてくる。
第十六章 作家会議とネットワーキング
アメリカの作家会議の話。
第十七章 静かな1時間 繊細な直感をもつ人たちだけの執筆グループ
ライティンググループの紹介。批評したりはせずに、ただ一緒に1時間執筆の時間を過ごすグループ活動。辛辣で攻撃的な批判には耐えられない。それを認めよう。弱いままでいいのだ。傷つきやすいハートがあるからこそ創作できるものがある。
第四部 その他のNFタイプ作家
第十八章 ENFP
第十九章 INFP
第二十章 ENFJ
それぞれのタイプに向けた執筆のアドバイス。 ENFPはENFJかINFJを相談役に、INFPはENFJを相談役にすると良い。ENFJは執筆の間に友人と食事しろ。愛情深く支えてくれる仲間が必要不可欠。
おわりに
感想
この内容すごくないですか? 私たちは、『自己の成長の物語が同じように悩む人の助けになる』そのために書いているんだな。著者の主催するライティンググループは、noteでINFJが緩くつながって文章を書いていることとイメージが重なるなぁと思いました。あと、INFJはお金では動かせない、に完全同意で笑えました。学校のやり方合わんかったけど、先生を怒らせないように静かにしてたでしょ?(意訳)みたいなことも書いてました。競争に勝つとか点数とかお金じゃ、やる気でない。おんなじなんだな。おもしろ。
これくらいの要約だったら著作権大丈夫でしょうか? 何かまずいことあれば教えていただけるとありがたいです。それとINFJで作家になりたい皆さん、ぜひ英語本購入してくださいませ。
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