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カジュアルに心理カウンセリングに行く

ここ数ヶ月の自分の思考過程や判断を振り返り、課題を整理してこれから進んでいくために、心理カウンセリングを受けた。

おそらく多くの大学にある学生相談所みたいなところで、カウンセラーの先生に話を聞いてもらうものだ。学生は無料(学費払っている効果!)。

自殺念慮とかはないし、カウンセリングに行くほどの深刻さはない気がしてしまって利用するのにちょっと遠慮があったという話をすると、そうなる前に対策することが相談室の役目と言われた。

ヨーロッパはわからないが少なくとも北米では、心理カウンセリングに通うことはかなりカジュアルなものとして認識されているらしいことを留学で知って、日本もそうなると良いんじゃないかと思った(出羽守したくないけど)。

ちなみに、精神的な不調をうつ病と認識する人が日本人には少なく、意識的に職場や家族などの身の回りの人間、環境の配慮がなければ、訴えることなく精神的な負荷を抱えたままになっているんじゃないかと推測されているらしい(Medifellowさんの記事)。感情を殺すことが美徳とされている(気がする)日本人の実情に即しているような気がして、なんか納得してしまった。


実際の流れとしては、カウンセラーの人にどういうことがあったかを話しながら質問に答えていくスタイルで、その中で自分の思っていることや課題感が整理され、立ち現れてくる感触だった。

目の覚めるようなフィードバックなどはもらっていない。唯一の具体的なアドバイスは、夜寝れないとネガティブになるので、睡眠はちゃんと取るようにというものだった(これは本当に大事だと思う)。カウンセラーは別に答えを持っているわけではない。

ただ、思考が整理できるし、家族や友人とは異なる第三者だからこそ話せることや持てる視点もあるので、継続的に利用したいと思っている。

カウンセラーの先生には、留学や色々な経験を経て、等身大の自分を見つめられるようになり成長しましたね、と言われた。それは自分でも感じられるので、その通りだと思う。

今は回復しつつあるが、精神的な力を回復させて、色々な課題に向き合って成長して行きたい。

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