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保護者の不当要求や苦情に対応する組織が誕生?

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

こんな記事を見つけました。

Xでは、「学校の電話自体が、そもそもコールセンターにつながるようにすればいい!そこから、本当に学校に必要な連絡だけを学校につなぎ、それ以外のクレームや不当要求はコールセンターで対応したらいいのでは?」という意見もありました。

みんな保護者対応に疲弊している…

私は幸い、そういうケースにあたったことがないのですが、保護者対応に疲弊するケースは耳にすることがあります。

一歩引いた立場の人の介入には価値がある!

トラブルになるケースって、だいたいは学校側と保護者側の見解の相違が原因ですよね。保護者側は、「このくらいは対応してくれてもいいはず!」「なんでこう対応してくれなかったんだ!」と要求し、学校側は「それはこういう理由でできないんだよなぁ…」「そこまで要求されても困る…」と困惑する…。

学校側としては、今後のこともあるのであまり無下にはできない…。だから、きっぱり「できません!」と言いたいけれど、言えない。

そんな時こそ、一歩引いた立場の教育現場を知った人から、きっぱり「こういうことは、できないんですよ!現場の先生たちも頑張っているんです。こういう方法なら可能ではないですか?」そんな話をしてくれたら、学校側の負担が減ることは間違いないなぁと思います。

弁護士さんも入ってくれたいいなぁ。

学校現場に詳しい、経験豊かな校長OB以外にも、弁護士さんが入るといいなぁと思います。保護者目線で言うと、もしかしたら「校長OBということは、どうせ学校側の味方なんでしょ!学校側の都合いいように言いくるめられるかも…」と思われるかもしれません。

中立な立場の弁護士さんからの話であれば、保護者の印象も違うだろうし、何より先生の人権も守られることが期待できます。

何よりも人選が大事!

この制度が実現したとして、成功して学校現場の負担が減るかどうかは、人選にかかっていますよね。

「お母さん、大丈夫だよ!担任の先生、ちょっと言い方は厳しいかもしれないけど、子どもたちのことを真剣に考えてやってくれる信頼できる先生だから!焦らずに見守って!見ててごらん。3月には、子どもたちはすごい成長してるよ。心配しなくて大丈夫!」

ある先生と保護者が指導の仕方でトラブルになった時の校長先生の言葉です。先生方を信頼し、保護者にきっぱり言える校長先生でした。私は、とても尊敬しています。こんな管理職のもとで働けると幸せだなと思います。

こういうふうに先生方を信頼して、言うべきことはきちんと言う!そんな方が、選ばれる制度ならきっとうまくいくんではないかな…?と思うのですが、皆さんはどう思いますか?



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