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動物だって薬物"ダメ、ゼッタイ"『コカイン・ベア』

どうもこんにちは映画大好き音楽家Marvyです。

先日映画館で待ちに待った『コカイン・ベア』を見てきたので語っちゃいましょう〜


あらすじ

©︎2023 Universal Studio

1985年、麻薬密輸人のアンドリュー・C・ソーントン2世は、自身の飛行機からコカインの入ったダッフルバッグを持ってパラシュートで飛び降りようとするが、ドアフレームに頭をぶつけて意識を失いそのまま落下死する。彼の死体はテネシー州ノックスビルで発見され、地元の刑事は死体の身元を密輸人ソーントンであると特定する。同様にコカインも近くに落下していると推測するが、発見できない。一方、チャッタフーチー・オコニー国立森林公園では、アメリカグマがコカインを食べて非常に攻撃的になり、ハイキング中の男女に襲いかかる。

wikipediaより


今年の1月にふとTwitterを見てたら、2月にコカインを食べてガンギマリのクマが暴れ回る映画が出るとあったんですよ。

こんな面白い設定気になるに決まってるやん!!、ってワクワクして予告を見たら、予告の段階でもう面白すぎるw

日本も2月かなと思って検索したら、"洋画あるある"の日本公開日未定…
昔だったらしょうがないってなるでしょうけど、インターネットが普及した今だと、ほんとに楽しみな映画の本編がTikTokで流れてくるんですよ泣
(『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』で経験済 ※すぐ動画変えたので被害はほぼないですけどね笑)

そして9月やっと日本で公開されることになりました!!
内容が薬物なので、日本公開はないかもと脳裏によぎりましたが、なんとか公開されてほんとに良かったです笑


©︎2023 Universal Studio


感想(ネタバレなし)

とにかくこの映画はグロい!! もうこれにつきます笑
多分みんなが想像している以上にグロいです。
もちろん作品としては面白かったですよ。

ちゃんとパニック映画として成り立っているんですけど、予告を見た人はわかるようにコメディ調に作られているので、ホラーやパニック映画が苦手な僕にとっては見やすかったです。

なんなら『コカイン・ベア』が僕が見れるギリギリの映画になりましたね笑
実際、何度かビクビクするシーンはありました。


コメディ調になっていることもあって、最初のクマがハイになっているのがものすごくかわいく見えるんです。


©︎2023 Universal Studio

だけどそう思った束の間、人間を見つけたクマはリミッターが外れちゃってるので人間を襲いまくるんですよ。
人間を食べるわけでなく、襲うだけなのでまぁグロいわけです笑

またこの冒頭部分は、アメリカで実際に起きた話なんです。
実話では、クマがコカインを食べてオーバドーズで死んじゃったという悲しい話ではあるんですけどね。

コカインを密輸しようとして転落したのも、森に大量にコカインが落ちたのも実話のようですね。
ただ警察がコカインを捜索するも、森からは1つも出てこなかったみたいです。

そんな出来事から着目を得て、こんな面白い脚本を作り上げるのはほんとにすごいですよね!!

やっぱり見どころは、笑いもあるパニック映画ですね。
グロいのが苦手な人にはゼッタイお勧めできませんが、普段パニック映画が苦手だけど気になってる人は見て後悔はしない作品だと思います。


ここから先はネタバレ有りでもっと深く語るので、ネタバレ見たくないよって人はここで閉じてください。



感想(ネタバレあり)

パニック映画って、次に誰が死んでいくのかが大体予想つくものだけど、『コカインベア』は想像してない展開に進むから楽しめましたね笑
個人的に一番驚きだったのは、この黒人警察官かな。

©︎2023 Universal Studio


あとグロさのレベルが結構イッちゃってました。
この映画は絶対にご飯食べる前にみちゃダメなやつです。あと子供もダメ!!


さらに『コカイン・ベア』では、登場人物たちにそれぞれにストーリーが展開されているということ!!

『ジュラシック・パーク』や『ジョーズ』などパニック映画の名作と呼ばれる作品はたくさんありますが、ストーリーが描かれるのはメインキャストに限られますよね。多くの犠牲になる人々にはストーリーが付随されてないんです。

一方『コカイン・ベア』では、キャストが少ないからこそ彼らにきちんと
ストーリーが展開されています。(※早々に死んでいくキャラクターは除いて

©︎2023 Universal Studio

奥さんが亡くなったのにギャングに連れ戻されるボスの息子と親友、厨二病気質にイキがってる悪ガキ3人組、さらにクマにまでストーリーがあります。

こうやってキャラクターごとにストーリー展開していくと、死んでいくにつれて悲観的になりやすいです。
例えば、『アメイジング・スパイダーマン2』のグウェン・ステイシーが亡くなるシーンは、誰もが心を痛めるほど悲しんだでしょう。

ですが、『コカイン・ベア』はコメディ調に仕上がっているからこそ、その波が少なかったはずです。(グウェンと比べるほど愛着感はありませんが)
各キャラクターに愛着心はついていくものの、死んでも泣くほど悲しむことがなかった点もすごく良かったです。

そしてこんな作品のメガフォンを取ったのは、女優としても活躍していた
エリザベス・バンクスです!!

©︎2023 Universal Studio

いわゆるアンジーのようなメインを主とした女優ではありませんが、サム・ライミ版『スパイダーマン』や『ハンガー・ゲーム』などにも出演されてますね。

そして『ピッチ・パーフェクト2』で初監督を務め、リブート版の『チャーリーズ・エンジェル』でも監督を務めたようです。そして『コカイン・ベア』が3作目。

こんなに振れ幅が違う作品でメガホンを取ったのに、この完成度はすごいですよね!!
もちろん監督以外にも多くのスタッフの功績でもありますけどね。笑

個人的には、ベン・アレックやショーン・ペン、エドワード・ノートンのように2つのキャリアで活躍してほしいです。彼女の監督作には今後も注目していきます。

おわりに

今回も好き勝手語りましたがどうでしたか?
ギリギリ映画館ではやってると思うので、気になった人は映画館へGO!!


まだ始めたばかりなので拙い部分ばかりとは思いますが、もっと語れるように頑張っていきますので、記事が上がれば目を通してほしいです。

まぁ一つ言えることは、野生動物には迂闊に近寄らない方がいいですね。
皆さんの人生が映画で溢れますように。


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