嵐山ゆりか(SOUKAE☆)

ライターをしながら小説を書いています。美味しいものを食べるのが大好きな食いしん坊。 趣…

嵐山ゆりか(SOUKAE☆)

ライターをしながら小説を書いています。美味しいものを食べるのが大好きな食いしん坊。 趣味:製菓、洋裁、着物、博物館・美術館めぐり。和文化好き。ジブリ作品を愛してます。

最近の記事

フリーランスの時間管理のコツ!~幸せに働いて成果を出すために~

フリーランスは、自分の裁量で働けるのが魅力です。 しかし、時間の制限がないぶん仕事と私生活の境界が曖昧になりやすく、バランスをとるのが慣れるまでは難しいかもしれません(今の私が、そうなのです……)。 幸せに働いて、幸せに暮らすために。 フリーランスの先輩や、さまざまな本から得た知識をまとめます。 時間管理のコツ仕事に必要な時間を見積もる まずは、いまある仕事に必要な時間を見積もりましょう。請け負った仕事の金額を目安に、時給換算してみるのも目安の一つになります。 例えば

    • ホームページを立ち上げたい

      日々、何かを知りたいと思ったときに……あなたなら、何をしますか? 私は、とりあえずパソコンやスマホなどで検索してしまいます。 俗にいう、「Google先生にきく」というものですね。 検索結果についての良し悪しはあれど、検索をすれば、知りたいことについての見当をつけやすい便利な世の中。 私が若い頃はまだ想像もできませんでした……(パソコンが学校で必修科目になる前の世代なもので)。 ライターとして活動してゆくにあたって、自分のホームページがあればいいなと思う機会が増えてきま

      • 反抗期を迎えた息子との共通の話題づくりにオススメな本3選

        私には息子がいます。 10歳頃から、反抗的な態度がはっきりと増え始めました。小さい頃は、あんなに素直だったのに……。親子バトル(主に母である私が吠える)が多くなりました。 親に反抗するのも、子どもの成長の証!と思ってはいます。 それでも、話しかけても「うるさい」「めんどくさい」「黙っとけよ」なーんて言われ続けていたら、もう、怒るのが苦手な性分の私でも、心が嵐のように荒れ狂うわけですよ。 勉強のことに口を出そうものなら、絶対に逆効果。 車の運転に例えて言うと、ニュートラルな

        • キャリアチェンジするとき

          社会人になってからずっと、会社員として働いてきました。定年まではずっと会社員として事務の仕事を続けるもの、と思っていたのですが……今月、会社を退職しました。 これからは、文章を書いて生きていこうと思います。 こう書くと、突拍子ない感が満載ですね。 もう少し言葉を足すなら、「ずっと憧れていたことに挑戦する」というのが、より正確なところでしょうか。 会社員として会社員として働くこと自体は、嫌いではなかったです。 気の合う同僚がいてくれたら、色々問題が起きても他愛ないおしゃ

        フリーランスの時間管理のコツ!~幸せに働いて成果を出すために~

          いい記事を書きたい。そのための編集力を身につけるために「まむしさんに学ぶ、編集力の鍛え方」

          (この記事にはPRが含まれます) 2023年12月に『AI時代を戦うライター・編集者の生存戦略 誰も教えてくれない編集力の鍛え方』を出版した「まむし」さん。 X(旧Twitter)とnoteに、ライター・編集者としての気づきなどを数多く投稿されています。編集者の実戦的な知見から、クスっと笑えるユーモアのある投稿まで、幅広い魅力でファンを獲得しておられます。 まむしさんの著書は、記事の執筆から複数のメディア運営の編集者として働くまむしさんの知見が、惜しげもなく披露されている

          いい記事を書きたい。そのための編集力を身につけるために「まむしさんに学ぶ、編集力の鍛え方」

          2023年できたこと、2024年にやりたいこと

          2023年4月に入会した、書きたい人のためのオンラインサロン「京都くらしの編集室」。そこで今月始まった『ADVENTAR』。12/1〜12/25のクリスマスまで、サロンメンバーが順番に記事を書いていきます。 本日、12月14日は私の番。 この機会に、2023年を振り返ろう……と思っていたのですが、今日、とても素敵なことがあったので、そのことを書きたいと思います!(行き当たりばったり。でも、それもよし!) 保育園での発表会 今日は、子ども(年中)が通う保育園で「お楽しみ発

          2023年できたこと、2024年にやりたいこと

          「事故物件、浄化いたします。」をZINEにしました。

          すっかり投稿が滞っておりました。SOUKAEです。 「事故物件、浄化いたします。」をZINEという形にすることができました。 創作大賞2023に応募しようと書き始めて…締め切りに間に合わなくて… 私の阿呆!と、しょげておりましたが。 この度、「文学フリマ東京37」への出店の機会を いただくことができました。 これまで応援いただいたnoterの皆様、ありがとうございます! そして、江角悠子さん主催の 「京都くらしの編集室オンラインサロンZINE部」の皆様、 共に楽しみまし

          「事故物件、浄化いたします。」をZINEにしました。

          事故物件、浄化いたします。(5)

          #創作大賞2023 #お仕事小説部門 ☆9☆ 翌朝7時、裕司はベルセレナマンションにいた。 作業着を着て、住人が出入りするゴミ庫から、ごみ収集車が横付けできるスペースへとゴミを移動させる。8時の収集時間前には一仕事終え、道路の掃き掃除をすることにした。 通勤や通学で家を出る住人たちに元気よく挨拶をし、見送る。そんなひと時に見慣れない人たちがやって来た。 ベルセレナマンションは、オートロックのマンションだ。 住人なら鍵でエントランスの自動扉を開けて入ることができる。住人以

          事故物件、浄化いたします。(5)

          事故物件、浄化いたします。(4)

          #創作大賞2023 #お仕事小説部門 ☆8☆ 小沢親子とユニコーンマンションで会った日は、裕司の勤務時間終了の16時になっても親子は出てこなかった。待ち伏せするのも気味悪かろうと、裕司はさっさと帰宅することにした。 「明日も7時にはベルセレナに着かないといけないしな。なんか気になるけど、早く寝よう。」 裕司が担当する物件のある街から電車に乗って30分。駅に降り立って、家のある街の空気だと思って大きく深呼吸する。でも、以前感じていたような安堵感はない。 駅前の牛丼屋で晩飯

          事故物件、浄化いたします。(4)

          事故物件、浄化いたします。(3)

          #創作大賞2023 #お仕事小説部門 ☆5☆ 「あっ、どうも、こんにちは…。体調は、もう大丈夫?」 裕司は、危うく見つめすぎそうになる自分を抑え、挨拶を返した。 「はい、何とか。先日は、急に体調が悪くなってしまったのですが、助けていただいて、本当にありがとうございました。」 深々とお辞儀をする真理亜。どうやら、礼儀正しい子のようだ。 ふと、裕司は娘のことを思い出した。娘にはこの3ヶ月間、会えていない。来月には18歳になる。目の前にいる真理亜と一歳しか違わないはずだ。娘と

          事故物件、浄化いたします。(3)

          事故物件、浄化いたします。(2)

          #創作大賞2023 #お仕事小説部門 ☆3☆ 1109号室の新しい住人の粗相の後始末を終え、裕司が管理人室に戻った頃には昼を過ぎていた。ようやく管理人室用のポストを確認すると、予想した通り、新しい住人の入居届が投函されていた。 ベルセレナマンション管理組合殿 入居届 1109号室 小沢 達樹 入居日 20××年10月1日 居住者 小沢 達樹(世帯主・50) 小沢 百合亜(妻・47) 小沢 真理亜(子・19) 小沢 夏樹(子・10) 賃貸や売買のどちらでも、入居者が引っ

          事故物件、浄化いたします。(2)

          事故物件、浄化いたします。(1)

          #創作大賞2023 #お仕事小説部門 ☆1☆ 「金属部分を光らせておけば、綺麗に見えるから。」 裕司は自分にそう言い聞かせながら、マンションの廊下にある金属製の手すりを磨いていた。 「不動産の管理会社に入って20年。ビルやマンションの管理を一筋にやってきた自負はあったつもりだけど、いざ、毎日の清掃となると、わからないこともあるもんだな。一日の勤務時間内に、どれぐらいの完成度で仕上げるか、その配分にまだ慣れない。やるなら徹底的にっていう性格のせいで、曇りひとつ気になるから

          事故物件、浄化いたします。(1)

          リーダーの考え方は共通するのか(東大入学式の祝辞に感動した話)

          東京大学の入学式が、インターネット配信されていると知り、リアルタイムで聴講させていただいた。 自分がまだ18歳だったころを懐かしく思い出しながら聞いていたら… 今の自分にも刺さる、とても感銘を受ける祝辞でした! ・環境が人をつくる ・ナンバーワンになるのは難しくても、得意分野の掛け合わせで自分だけの  ユニークなスキルになる ・わらしべ長者のように、力をつけて徐々にできることを増やしていく ・人生のリスクとは、挑戦しないことで、なりたい自分になれないこと。やらないまま人生を

          リーダーの考え方は共通するのか(東大入学式の祝辞に感動した話)

          「帰りたくなる家」

          家を綺麗にしたいなあ…そんな軽い気持ちで読み始めたこの本に、涙が出そうなほど感動するとは思わなかった。 NHKのテレビにもご出演されていたスーパー主婦の山﨑さん。おだやかな笑顔の方で、テレビで拝見しても無理して家事をこなす感はなく、自然体なところも魅力だなぁなんて思っていた(表面的なことしか見えていない私… )。 何かの道を極める方は、それはそれは様々な経験を乗り越えていらっしゃる。 もちろん、最初からお片付けを極めようと思われたわけではなく、日々の積み重ねの結果だと伝え

          「帰りたくなる家」

          2023年の初荷

          今年の初荷は、とても幸せだったので書き残したいと思います。 前回、写真と一緒に気持ちを記録しようと思ったら…思うような体裁にはできず。まだまだnoteの使い方は手探りですが、よかったらお付き合いくださいませ。 私が敬愛してやまない写真家の繁延あづささん。福音館書店の月刊誌「母の友」でも写真を連載されていたので、ご存じの方も多いでしょうか。 著書もいつも新しい世界を紹介してくださって、刺激というか…成長の養分を分けていただいていると感じています。 そのあづささんのご家族が、

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          幸せな初荷 2023