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いい記事を書きたい。そのための編集力を身につけるために「まむしさんに学ぶ、編集力の鍛え方」

(この記事にはPRが含まれます)

2023年12月に『AI時代を戦うライター・編集者の生存戦略 誰も教えてくれない編集力の鍛え方』を出版した「まむし」さん。
X(旧Twitter)とnoteに、ライター・編集者としての気づきなどを数多く投稿されています。編集者の実戦的な知見から、クスっと笑えるユーモアのある投稿まで、幅広い魅力でファンを獲得しておられます。

まむしさんの著書は、記事の執筆から複数のメディア運営の編集者として働くまむしさんの知見が、惜しげもなく披露されている本です。ライターとして書く側の人にとってはもちろん、編集を仕事としている人にも論理的で分かりやすく、実際の仕事に生かせる内容があるのではないでしょうか。

私は、「なつみと式Webライティング講座」を現在受講中のライターです(駆け出し期です)。この講座の勉強の一環として、今回、まむしさんご本人にインタビューする機会をいただくことができました。
実際にインタビューするのは、同じ「なつみと式講座」を受講するライター3名。皆、まむしさんの著書やnote、X(旧Twitter)を読みこんで、インタビューにのぞみました。

__________________________________「まむし」さん
著書より
慶應義塾大学法学部卒業後、ネットニュースにて記者を務め、2013年には国内大手のメガベンチャーへ転職。編集部門をゼロから立ち上げ、編集部門の責任者として10以上のウェブメディアの立ち上げに携わる。2020年には経営学修士(MBA)を取得し、ビジネス領域での理論応用した編集現場での知見を各地で講演・執筆している。これまでセミナーは1000人以上が受講。
note:https://note.com/mamushimamu
X(旧Twitter):https://twitter.com/mams428
__________________________________

今回のインタビューはZOOMで行われました。
質問事項をまむしさんにインタビュー前にお知らせするため、まむしさんにお尋ねしたいことを講座のメンバーで意見を出し合いました。
様々な意見が出るなか、共通して挙げられた疑問は「SNS発信から本の出版まで、顔出しせずともできた成功の秘訣は何だろう」ということでした。

まむしさんがもともと優秀な編集者とはいえ、肩書に頼ることなく、SNSの発信だけでフォロワーが3000人を超える人気者になった秘訣はどんなことだったのでしょうか。それが再現性のあるプロセスなら、まだ無名のライターにも応用がきくかもしれない。そんな期待を抱きつつ、インタビューの質問項目としました。

ーーーインタビュアー(以下、イ)本日はインタビューの機会をありがとうございます。
まむしさんのX(旧Twitter)では、編集者として大先輩の意見というものもあれば、ジブリ大喜利(ジブリが無償提供する画像に、まむしさんならではの一言を添える形式)で笑いを誘ったりと、振れ幅の大きさも魅力ですね。それは意識して投稿されているのでしょうか。
また、過去に二度、別のX(旧Twitter)アカウントで発信されていたそうですが、今回の「まむし」さんアカウントで発信することについて、まむしさんの心構えなどを教えていただけますか。

___まむしさん(以下、ま)「まむし」としてX(旧Twitter)を始める前に、過去に二度、匿名アカウントで発信していました。

最初のアカウントは、2009年ごろ、社会人になるかならないかの頃です。その頃はまだTwitterをする人も少なくて、フォロワー1000人ですごい!と言われる時代でした。
2010年に医療系Web記事の記者として働き始めたのですが、取材で知りつつも記事化できなかったことや、医療系の記者が普段考えていることなど、記者のこぼれ話のようなものを発信したいと考えていました。新薬の承認段階のことなど、一般の方にはちょっと響かない内容でしたが、医療に詳しい研究者のような人には反応してもらえて嬉しかったです。
フォロワーは700人ほどに増えましたが、始めて一年経つかどうかの頃には、飽きてしまいました。今にして思えば、「自分は専門家」という意識が強すぎたのだと思います。つぶやき続けるのは大変だ、と思いました。

二つ目のアカウントは、2015年頃に始めました。ちょうどその頃は、自分も編集者として一通りの経験を積めたかなと感じていた頃です。編集者としての発信のほか、Yahooのニュースなどに「こういう意見もあるよ」とコメントすることもありました。
フォロワーは700人ほどいましたが、一つ目のアカウントほど盛り上がりませんでした。発信内容が中途半端だったのだと思います。今にして思えば、ブランディングを意識しすぎて、カッコつけすぎだったかなと思います。

ーーー(イ)三度目のアカウント「まむし」さんは、どういった気持ちで始められたのですか?

___(ま)2022年頃に始めて一年ほどになりますが、当時はコロナ禍で、仕事関係の人としか話せないことに、少し退屈さを感じていました。自分の経験としては、会社などでも周囲に3人くらい気の合う何でも話せる人がいれば、日常が豊かになることが分かっていました。
そこで、ブランディングやフォロワーを伸ばすことは意識せず、気軽に話し合える知り合いを作りたいと思って「まむし」アカウントを始めました。仕事関係だけでは知り合えない、自分とは違った人と交流したいと思ってのことです。

ーーー(イ)我々のような駆け出し期のライターからすると、編集者としてのまむしさんの発言には学びが多くて、唸るようなことがたくさんあります。その一方で、ジブリ大喜利や日常のことなど、まったく違う内容の投稿もされていますね。

___(ま)質問に答える形の投稿が続くと、(ちょっと良く見せすぎたかな)という思いがでてきてしまうのです。カッコつけた自分に居心地が悪くて、その反動で、冷や水をかけるようなカッコ悪い投稿をしてしまいます。今は等身大の自分でいたい、という思いがあります。

ーーー(イ)わざとではなく、感覚でされているのは、まむしさんのお人柄がでていますね。

※インタビューは1時間以上にわたっておこなわれ、ほかにもさまざまなお話をしてくださいました。今回記事に含められなかった内容については、ほかの受講生の記事もご覧ください。

https://note.com/329_umi/n/n2a3bdc2df5d1
https://note.com/kind_morearea86/n/ncc3b67fa749f?sub_rt=share_pb
https://note.com/toyo_writer03/n/n1375dff92920?sub_rt=share_pb
https://note.com/saku_note92/n/n2a6c84f1db9a
https://note.com/tag_maru/n/nfe6c7a083d49

なつみと式Webライティング講座有志による、まむしさんインタビュー記事リンク

このインタビューの後、まむしさんのX(旧Twitter)投稿を読みました。
「ブランディングとは、実物以上に自分を大きく見せることではなく、ありのままの自分を理解してもらうことなんだろうなぁ」とつぶやかれていたことが、深く胸に響きました。

https://x.com/mams428/status/1734768704507023548?s=20


ライターとして食べていけるようになりたくて、正直なところ、焦る気持ちのある私ですが、ライターとしてのキャリアは一足飛びに築けるものではありません。
そこで、まずは自分自身がどうありたいか、どう思うかを確認するために、SNS発信をしてみるのも良いかと思いました。
まむしさんの著書にも書かれていましたが、これからの時代のキャリア形成は、一つを極めるだけではなく、複数のことを色々と試しながら進む方が良いようです。興味のあることは何でも試してみる。フットワーク軽く行動してみる。その先で出会える世界は、きっと最初に思い描くものよりもいい眺めになるのではないか。そんな希望が湧く、まむしさんのお話でした。

『AI時代を戦うライター・編集者の生存戦略 誰も教えてくれない編集力の鍛え方』

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この記事は、『なつみと式Webライティング講座』内の企画により作成されたものです。

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全12回のレッスンで、Webライティングや仕事の受注の仕方など、Webライターに必要なノウハウが学べます。

また受講生用のコミュニティでは、受講生同士の交流や、オンライン交流会、勉強会なども開催されています(今回のインタビューもコミュニティ内の企画なので、なつみ先生のサポートを得ながら進めてきました!)。

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