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反抗期を迎えた息子との共通の話題づくりにオススメな本3選

私には息子がいます。
10歳頃から、反抗的な態度がはっきりと増え始めました。小さい頃は、あんなに素直だったのに……。親子バトル(主に母である私が吠える)が多くなりました。

親に反抗するのも、子どもの成長の証!と思ってはいます。
それでも、話しかけても「うるさい」「めんどくさい」「黙っとけよ」なーんて言われ続けていたら、もう、怒るのが苦手な性分の私でも、心が嵐のように荒れ狂うわけですよ。

勉強のことに口を出そうものなら、絶対に逆効果。
車の運転に例えて言うと、ニュートラルならまだまし。基本的に、バック走行全速力の会話しかできません。
親子関係に思い悩む日々がありました(現在進行形です)。

でも、幸いなことに、息子は本を読むのは嫌いじゃない様子。面白そうなもの限定ですが、家に落としておくと、拾って読む習性があるのを発見しました。

親子の会話が愚痴と嫌味に支配されないように、たまには楽しい話題がほしい!と思い、10歳から13歳までの間に、家に落として好評だった本をご紹介いたします。

1.『Dr.STONE』(ドクターストーン)

主人公・千空(せんくう)の賢さにほれ込み、小学校ではまだ習わない元素記号なども「かっこいい」だけで覚えようとしていました。
子どもだけでなく、親もハマれたのが良かったです。ワクワクの冒険を同時期に楽しめました。

2.『13歳からの地政学:カイゾクとの地球儀航海』

人に勧めてもらって購入しました。
家に置いておいたら、息子が勝手に読み始めていました。「13歳」というのに親近感をもったようです。
社会の勉強に興味が全くなかった息子ですが、これを読んで、少しは興味がでたのかな……?
感想をゆっくり教えてもらえないので、どこまで理解したかは不明ですが、物語の流れで色々学べる形式なので、読みやすかったのかなと思っています。

3.『さみしい夜にはペンを持て』

最初は、私が自分のために購入しました。
それがどうでしょう。読んだ後には、「こんないい本、私だけに留めておくのはもったいない!」と使命感にも似た情熱が沸き上がるほど感動しました。
息子には「いいから読んで!お勧めだから読んで!」と、半強制的に読ませました。
こんなやり方でよかったのかと、勧めた際の声掛けに後で反省しましたが、装丁の美しさ、内容の読みやすさ、そして、当時本人が抱いていた「さみしさ」にマッチしたようでした。勧めた後に息子から文句は言われませんでした。

自分の心と向き合い、自分と自分が仲良くなろうとする方法と意味を、時間が経ってからでも構わないので、思い出してもらえたらいいなあと思います。

良いと思った本は、大切な人にお勧めしたい

子どもが大きくなって、親が少しずつ手を放していくことも必要だと思います。それでも、無関心でいるわけではありません。大切な人だからこそ、心身ともに健やかでいるのか、気になってしまいます。時には反発されますが、目をかけ、心を配りたい親心。子どものためだけではなく、自分のためにも、私は子どもと共有できる物語や価値観を探り続けたいと思います。


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