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苦しい時こそ自分を甘やかせ!できない自分を責めてしまう人必見。

自分に優しくなれない時って、ありますよね。

特にメンタルを崩している時や調子が悪いときは
「なんでこんなこともできないの」
「他の人はキラキラしてるのに、なんで自分は…」
と、無駄に自分に厳しくしがちです。

今回は、自分で自分をいじめて苦しくなりがちな
人向けに記事を書いてみます。

完璧主義、せっかち、タスクこなしたがり、
きっちりしている自覚のある方、読んでみてください♪


自分に厳しいとどうなるか


まず、自分に厳しくすることの弊害について
触れてみます。

①心が辛い

自分に厳しい人は、大抵自分の中に自分を
見張る人がいます。

その状態って、本当に心が休まらないんです。

少しでも「めんどくさい」「今日はやる気が起きない」と思っても、
「何いってるの!ちゃんとしろ!」
「こんなのもできないなんて、バカ!」などと

自分の中の自分が出てきて叱るんですね。

他の誰にも責められていないのに、自分が自分を
責めるから、心が休まらない。
ずっと焦って、ソワソワして、落ち込んでしまう。

体と心が元気なときはいいんです。
その強い気持ちが行動につながり、自分の夢に
つながっていくことも多いからです。

ただ、人間は良い状態の時ばかりではないですよね。
少し心が落ち込んだタイミングでも、自分に厳しくするとどんどん心がすり減ってしまいます。

②自分ルールに縛られる

自分に厳しい人は、少なからず自分ルールを守っています。

家事でいうと、「毎日ここの掃除しなければならない」
恋愛でいうと、「好きな人にはできる限り尽くさないといけない」
仕事でいうと、「残業してでもベストを出さなければならない」

などなど、生活のどの分野においても自分ルールを
持っています。

そのルールは、何の正当性も妥当性もない
ただ自分が決めたルールのはずなのに、

自分に厳しい人は「これは必ず守るべきもの」と
固く信じています。

そのため、守れないと非常に大きなストレスを
感じます。

また、そのルールはしばしば自分以外の他者にも及び、
「あの人は〇〇してない、すべきなのに」と
無駄にイライラすることも多いでしょう。

この自分ルールを守り続けると、弊害③に
つながっていくのです。

③本当の自分の感情がわからなくなる

自分に厳しい人は、頭で考える人です。

どうすれば1番効率が良く、合理的か、と
いうことを考えます。

自分に厳しい人の行動には、いつでも理由が必要です。

「これをしておいたら、明日が楽だから」
「これは〇〇だから、しないほうがいいだろう」
「損だからやらない、得だからやる」など

合理的な考えに沿って行動していきます。

もちろん、それでうまくいく場合も多いです。

人間は決心してもなかなか行動に移せなかったり
継続できないものです。

ただ、自分に厳しい人は、しっかり自分で
どの選択が良いか考えて行動することができるので、
他の人が驚くほどたくさんのことをこなしている
ことが多いでしょう。

ですが、体調を崩していたり、メンタル不調になると
自分の合理的な考えに行動が伴わなくなります。

何だかきつい、何だか苦しいと思った時には
本当に自分がどうしたいのかわからなくなっています。

頭の声に従うことを優先していると、自分の感情や
感覚は押し殺した方が楽なんです。

日々の生活の中で知らず知らずに殺してしまった
感情は、すぐには出てこれません。

なので、自分が何をしたら気持ちいいのか
心地よいのか、楽しいのか、わからなくなります。

自分を休ませるには?自分を喜ばせるには?
どうしたらいいか、わからなくなってしまいます。

対処法

では、どうしたらいいでしょうか。

まずは、一旦落ち着きましょう。
大抵早いペースで物事をこなしがちなので、
いったん手を止めましょう。

おすすめなのは、以下の3つです。

  1. 「意味もなく休む」ことを自分に許す

  2. 意識的にゆっくり行動し、目の前のことにだけ集中する練習をする

  3. 自分に「どうしたい?」と聞いてみる

1つ1つ解説していきます♪

1.「意味もなく休む」ことを自分に許す

まずは、自分に「休む」ことを許してあげましょう。

もしかしたら、タスクの中に「この日は休む」と
入れて計画的に休む場合もあるかもしれませんね。

ただ、「この日が妥当だろう」「1番損が少ないだろう」とかそんな考えではなく、

ただ休むことを許してあげましょう。

他のみんなは、いろいろなことをこなせているように
見えますよね。焦っちゃいますよね。

でも、大丈夫。あなたはとっても良くやっています。
逆に、やりすぎなんです。

だから、心がすり減るんです。

なんだか眠い、なんだか辛い、モヤモヤする、
涙が出る、いつもと体の調子が違う

そう感じたら、何の理由もなく休んでいいんです。
ただ寝ていいんです。

休むことは他のタスクをただ遅らせて、その後の自分がキツくなるだけだ。と思うかもしれません。

それなら、そのタスクを仕分けてみましょう。

本当の本当に今日やる必要があるのか?
この頻度でその行動をすることが必須なのか?

見直してみると、自分ががやらなければ!と
決めつけていたが必要のないことも出てくるはずです。

ここぞとばかりに、そのタスクの順位を下げて
自分を休ませる方向に舵を切りましょう。

休む方法は何でもいいです。
寝るでもよし、ダラダラYouTubeを見るでもよし
カフェでのんびりもよしです。

決まりは何もないので、自由に自分の心が休まりそうなことを選んでみましょう。

2.意識的にゆっくり行動し、目の前のことにだけ
集中する練習をする

頭の中でいつも優先順位をつけて、考え事をしながら
日々を過ごすのって疲れますよね。

毎日の生活に追われる感覚があり、ぐったりすることもあるかと思います。

おすすめは「目の前のことに集中する練習」です。

過去のこと・未来のこと、グルグルしている考えを
いったん隅に追いやって、目の前のことに
ただ心を向けてみましょう。

どんな行動でも構いません。
例えば、お茶を入れる習慣などいいかもしれません。
ゆっくりお湯を沸かしてお茶を入れ、お茶を飲む間は
ただそれだけに集中してみる。

歯磨きをする時に何かをしながらではなく
ただ鏡の前で歯を磨くことだけに集中してみる。

日々追われる感覚がある人は、この習慣を少し
取り入れてみると良いかもしれません。

特に、自分のためだけにお茶を入れて飲むという
習慣は自分を大事に労わることにもつながるため、
オススメです。

3.自分に「どうしたい?」と聞いてみる

習慣にしていることを黙々とやるのではなく、
その日の自分に「今日はどうしたい?」と聞いて
みましょう。

例えば、掃除や料理。いつもやっていることや
いつもなら今日やると決めていること。

「どうしたい?」とまず自分に聞いてみましょう。

「疲れた!」「めんどくさい!」
次に回して、今日はゆったりしましょう。

本当に小さいことでも構いません。
例えば、普段はカロリーを気にしてブラックコーヒーを飲んでいるとします。

何が飲みたいかではなく、自分のルールに従って
ささっと選んでいるその行動を、一旦立ち止まって
自分に「今日、何飲みたい?」聞いてみます。

行動全てに自分の気持ちを確認しないといけない
わけではありません。

ただ、頭で考えて自分に優しくできないタイプは
この練習をすることで、少しずつ感情を感じる
ことが大切です。

この練習をしておくと、
「本当に自分はこうしたいのか?」
「本当の自分は何が望みなんだろう?」と

自分の心に耳を澄ませられるようになります。

そうなると、もっと自分に優しくしていけますよ。

最後に

自分に厳しいって、もちろん悪いことだけでは
ありません。

自分を律して楽な方に流れず、すべきことをする。
その姿勢はとても素晴らしいものだし、
夢を叶えたり目標を実現するためには不可欠です。

ただ、少し立ち止まってみて
自分自身がどう感じているかを確かめてみませんか?

もし、自分の中の本当の声を聞いた時に、
「きつい。つらい。苦しい」と言っていたなら、
その声を聞いてあげませんか?

私は、とことん自分のことを甘やかして良いと
考えています。

目的とか、損得とか、そんなの関係なく
自分の心に正直にやりたいことをやる。
やりたくないことはやらない。

ここを徹底することができたら、きっと私たち
もっと自由に生きていけるんじゃないでしょうか。

今自分を縛ってるのって、周囲の人でも親でも
環境でもなく、自分なのかもしれないですね。

そういう私も、他の人から「なぜそんなに
自分に高い基準を求めるの?」と言われるので
人間やはり自分に1番厳しいということです。

わたしも、もっと軽やかになれるように
日々好きなものを選び取って、自分が心地よくなる
選択を繰り返していきたいな、と思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございました♪

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