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藤原基央が「君に会いに来て本当によかった」って言った日。

先日2月11日の結成記念日から始まったツアーBUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be thereの3会場目、大阪城ホールで3月2日に行われたライブに参戦してきた。京セラドームでの参戦は過去2回あったけど、大阪城ホールは初めて。

👇マリンメッセ福岡で2月19日に参戦したときのnoteはこちら

今回は「イベントレポ」って形式は取らない、タグも付けない。「伝わりやすさ」を意識して体裁を整えた文を書きたくない気分。ライブ会場で感じたままに、感情を綴りたい。なんとか言葉にして、あの日の記憶を残しておきたい。

現時点で5公演当たってるから、参戦した全公演をnoteに書くか、同じテイストで書くか、それはそのときの私が決めようと思う。

上記、福岡参戦noteより

参戦する全公演、感情爆発noteを書くと思います。


※以下、ネタバレを含みます。(大阪2日目)




福岡参戦から約10日後の大阪。いずれも2daysのうち2日目参戦だったので、本編セトリに変動はない。ただ、大阪1日目を終えた時点でアンコール1曲目はすべて違う曲が演奏されていた。大阪1日目は、大好きな「ファイター」が演奏されてて羨ましいいいい!!!って叫んでた。もちろんダブルアンコールも羨ましいよ!!!アンコール2曲目は「ガラスのブルース」か「虹を待つ人」で、声出し曲を選んでるって感じかなあ。何が言いたいかというと、福岡の余韻をバリバリ引きずっている中で大阪を迎えたので、アンコール1曲目に何を歌ってくれるんだろう?が脳内の大半を占めていて、本編に関してはもう1回あのセトリを聴けるんだ!っていうわくわくと、福岡と歌詞のどこを変えてくれるんだろう?の気持ちだった。


当日は仲良しフォロワーさんと一緒の参戦。フォロワーさんは、2019年のaurora arkツアーが最後の参戦で、コロナ禍で声が出せないライブは経験してない。ふたりとも事前にセトリは見てたから、この曲は絶対やばい!みたいな話をしてて。でも、福岡参戦した私は、島での演奏曲とか演出とかMCとか、絶対にネタバレしちゃだめだって思って伝えてなかった。座席は今回もスタンド席。福岡はチャマ側から島を見渡せる席で、大阪はヒロ側から島を見渡せる席だった。


ライブの始まり、1曲目「アカシア」のイントロでメンバーがでっぱり(花道)を歩いてきたところで、フォロワーさんと顔を見合わせる。既に泣いてるフォロワーさん。「アカシアをいきなり島でやるよ」ってネタバレしてなくて正解だった。歌い始めて、当然のごとく私も泣いた。ただ、福岡で初めて聴いたときみたいな涙腺崩壊!号泣!みたいな感じじゃなくて、涙を流しながらもひとつひとつの言葉を噛みしめてた感じ。

そう、大阪公演全体を通して、歌詞変えがめちゃくちゃ多くてやばかったんよね。明らかに福岡公演のときより多かった。歌詞そのものを変えてる部分と、語尾だけ変えてる部分と。いつもライブアレンジする曲や歌詞は覚えてるんだけど、そうじゃなくて初めて聴いたんだけど!?なになに!?ってなるところの多さよ。覚えてたいのにぜんっぜん覚えてられなくて、お願いだから記憶キャパを増量してえええ~~ってなる。「その日限り」があるからこそ、ライブはたまらないし、「なまもの」だと思う。遠征してでも、その空間を一緒に過ごしたい、同じライブは後にも先にも二度とないんだから。

覚えてない歌詞変えはエゴサしつつ残していくけど、あまりにも記憶がパーンって飛び過ぎてて、ほんとにそんな風に歌ってたっけ??って信じられない気持ちもあるwww飛び散った記憶の中でもこんな感じのニュアンスだったよねってのを書き留めておきたい。

【元の歌詞】
あの輝きを 君に会えたから見えた
あの輝きを 確かめにいこう

【歌詞変え】
あの輝きを 君に会えたとき見える
あの輝きを 確かめさせてよ

「アカシア」より

「確かめさせてよ」の直後に、声出しポイントが来るんですけど、やばいよね、藤原基央節が満載の煽り。1曲目から強烈な歌詞変えをしてきて、最後のほうにある「君に伝えたい」って歌詞も「君に伝えよう」って歌ってた気がするんだよな~~、違うかもしれないけど。


福岡参戦のときに触れてない曲について書こうか、悩む。そしてさらっと流して書いてる曲も、決して思い入れがないとか好きに順位がついてるとかじゃなくて。(大前提、全曲大好きだから!!)ただ、ほんとに記憶が消滅してる部分があって、思い出せるところとどうやっても思い出せないところがあるんよね~。

そんなこんなで、「クロノスタシス」のハンドマイク藤くんに触れようかな。前回のSilver Jubileeツアーでも固定曲で演奏されてたけど、ハンドマイクで歌うシーンなんてなかったのに。ハンドマイクのせいもあってか、曲の持つイメージが変わった気がする。「心」というより「魂」から声を発するような、感情が昂ってる藤原基央が見れた。ツアータイトル「be there」に込めた想いも一緒に伝わってきた気がする。

この部分をハンドマイクで歌ってくれてた記憶。泣いたよね。藤原基央から発せられる「君」という言葉は、なんでこんなにも心の奥深くまで刺さるんだろうか。

失くしたくないものがあったよ
帰りたい場所だってあったよ
のいない 世界の中で
といた昨日に応えたい

「クロノスタシス」より

「クロノスタシス」の次は、「Small world」。コロナ禍以降の曲が続く。余談ですが、2019年aurora arkツアー以降の新曲でいちばんライブで聴きたかった曲が「Small world」だった。コロナ禍初のSilver Jubilee(幕張初日)ライブで無事に聴けて嬉しかったことを今でも覚えてるし、歌詞も大好きで大切な曲。2021年11月のMV発表直後に「泣いた。涙腺崩壊。」ってインスタのストーリーにも載せてたレベル。仕事がしんどかった話はもういいよって思われそうだけど(誰にw)、2021年10月~12月頃はほんっっとうに毎日辛くて逃げ出したくて、でもまだ辞める決心がついてなかったときで。どれほど救われたことか。

クロノスタシスもそうだったけど、歌詞に出てくる「君に出会えた」の刺さり方よ。「君だけの思い出の中の 君の側にはどうやったって行けないのに」はさ、いっつも藤くんが伝えてくれてる想いのまんまだけど、ライブという共有してる「今」以外を知ることはできないっていうね。2021年11月当時にグサグサに刺さりまくったのが、「叶わないままの夢はどんな光より綺麗で 変われないのに変わりたいままだから苦しくて」の部分。そもそも「叶った夢」にフォーカスを当てるんじゃなくて、「叶わなかった夢」でもなくて、「叶わないままの夢」って表現するところが藤原基央節の最たる。日陰を照らしてくれる言葉たち。


本編セトリは一緒だし、福岡ほどの大作(6,000文字弱)にはならないだろうな~って思ってたのに、書き出したらやっぱり感情大爆発してる~~!!!

「クロノスタシス」「Small world」と続いて「魔法の料理」。福岡参戦のときに初めてライブで聴けた曲。めちゃくちゃ単純だけど、ライブで聴いた曲ってもっともっと好きになるし、大切な思い出になる。一緒に参戦したフォロワーさんが隣でずっと鼻をすすってて、つられて泣いた。2010年のリリース当時から変わらない想いを伝え続けてくれてて、尊い。

君の願いはちゃんと叶うよ 楽しみにしておくといい

君の願いはちゃんと叶うよ 怖くても よく見て欲しい

君の願いはちゃんと叶うよ 大人になった君が言う

「魔法の料理~君から君へ~」より

サビの「君の願いはちゃんと叶うよ~」の言葉の変化でこんなにも子供~大人までの時系列を伝えられるんだって、感動した。ちなみに、「期待以上のものに出会うよ」の部分を「期待以上のものに出会えた」って歌詞変えをしてきて、熱量がぶわあって高まってるタイミングで、そんなこと伝えてくるなんてずるいぞ藤原基央~~(泣)ってなった。


そして、本編最後は「supernova」、いやあ~~歌詞変えずるいよね。福岡のときはアドレナリンと号泣とで記憶がやられすぎてて、大阪では泣きながらもちゃんと聴けてたから、覚えてるだけかもだけど。たしかにライブアレンジでよく歌詞変えする曲のひとつなんだけど、それでもすごく特別な言葉に感じた。「僕らの居場所は君があって守られた」って歌ってくれて(※ニュアンス)、涙でぐちゃぐちゃよ。コロナ禍でライブができない状況が続いたからこその強い想いだろうし、いっつも「君のおかげ」ってスタンスでいてくれるBUMP OF CHICKENがやっぱり大好きだなあって思えた瞬間。こちらこそ音楽を届け続けてくれてありがとうでしかない。


アンコールに入る前に誰かが「あと30曲やってー!」って叫んでて(笑)、「そりゃあ、30曲やりたいよ」って言ってくれる藤くん。時間とかお金は君がなんとかしてくれるの?って(笑)。

そして、ずっと楽しみにしてたアンコール1曲目、大阪2日目は「カルマ」だった。まさかのカルマ!!!一緒に参戦したフォロワーさんとアンコール1曲目の予想をしてたんだけど、アンコール2曲目が「虹を待つ人」か「ガラスのブルース」で声出しかつ激しめ(?)アップテンポ(?)だから、1曲目はどちらかというとしっとり系の曲かなと思ってたんよね。(※実際に大阪1日目まではそんな感じだったからね。)でも、「カルマ」「メーデー」「ラフ・メイカー」あたりもありえるかも?って話してたから、当たったには当たった(笑)。

今までのライブでも聴いたことは何回もあるし、いい意味で驚きはなくて。シンプルに楽しめてたんだけど、「ここに居るよ」って歌詞が2回でてくるの。ツアータイトル「be there」の伏線回収してるじゃん~~!!!


アンコール2曲目は、福岡2日目同様「ガラスのブルース」。声出し解禁後の「ガラスのブルース」がどれだけ涙腺を崩壊させにくるか分かっているのに、自然と涙があふれて止まらなかった。で、衝撃的な歌詞変えをしてきた、泣くことに拍車をかけるなんてレベルじゃない。ガラスのブルースもライブアレンジ多い曲だけど、私の記憶の中では初めて聴いた言葉たち。

【元の歌詞】
僕はいつも歌を唄うよ
僕はいつも歌を唄うよ
ボクはイマをサケブよ

【歌詞変え】
ずっとずっと唄ってきたよ
ずっとずっと唄っていくよ
そして君に会えたよ

「ガラスのブルース」より

やばすぎない?????涙枯らす気か?????
この後は「ギター増川弘明!」って藤くんの声とともにヒロのギターソロがあって、そのままみんなで声を出して歌う部分があるんですが、いやいや。泣きながら歌うやつ再来。福岡でも味わってるのにまた涙が止まらない。BUMP OF CHICKENの「原点にして頂点」の名曲。これから先も思い出しては泣きそうになるんだろうな~(すでに何回もひとりで泣いてる…)


最後、藤くんのMCにて。「アカシア」への想いを再び。きっと全部の公演で語ってくれるんだろうな。正直、福岡に私の涙腺は置いてきたんじゃないかって思えるくらい、本編中は局所的にうるうる、ぶわあぁっ、とかで決壊するほどじゃなくて。でもね、最後の最後の藤原基央の言葉で一気に涙腺崩壊した。福岡では「アカシアに命を吹き込んだのは君たち」って言ってくれて、大阪では「君の存在が、僕たちの曲が存在した証拠」って言ってくれた。(※ニュアンス)

「君がいてくれてよかった、君に会いに来て本当によかった」って、肩で息をしながら、ありがとうの呂律が回らなくなるほどに、まっすぐに気持ちを伝えてくれて。泣きまくり。

でね、新曲も作ってる話をしてくれてね、新しい曲が君に届くときに君は何をしてるかな?って。「学校や会社に行ってるのかな。子育てしてたりするのかな。公園でぼーっとしてるのかな。布団の中にいたり、あるいは布団にもぐって震えてるかな。」って言ってくれて。光の当たらない存在にも目を向けてくれて、絶対に無下にしない、独りにしない、って想いがやさしくて。ここでもめっちゃ泣いた。ガラスのブルース以降、ずっと泣き続けてるんだけど。私もだけど、藤くんのひとつひとつの言葉に救われて生き延びてるリスナーたくさんいると思う。ちなみに、このニュアンスをおもむろに歌ってくれてる「流れ星の正体」って曲が大好き。またライブで聴けますように。

藤原基央がライブで歌う「君」「僕」「今」「今日」「ここ」あたりの言葉のパワーが凄まじい。ほんとに、ひとりひとりに届けてくれてるんだなって。そういえば、なにかの歌詞変えで「君の耳に届けるよ」みたいなことも言ってくれてたんだよな~。

しんみり(?)した話ばっかりピックアップしちゃったけど、「SOUVENIR」では歌詞に合わせてステージ上を走り回ったり、わざと転んでは痛くないから!って言い張るお茶目な藤くんが見れて。「新世界」ではいろんなパターンのベイビーアイラブユーだぜ!を歌いながらでっぱりからステージに戻るハンドマイク藤くんが見れて。相変わらず語彙力皆無のヒロの豚まんの話おもしろかったし、チャマ発案で好きな食べ物を一斉に叫ぶってやつ楽しかったし、それを聞いて「あああーーーーーッ!!!」ってしか聞こえないってマイクを通さずに喋るひでちゃんも可愛かったし。情緒がジェットコースターだったよw

最後に、「明日は今日の続きだからね」って言っておやすみ!って去っていった藤くん。マイク通さずにありがとうーーー!!!って伝えてくれて。愛してるぞ!!!とも言ってくれて。aurora arkツアーファイナルの東京ドームで「明日は今日の続き」って言葉をもらった日から、ずっとずっと「今日も昨日の続き」って思って生きてる。どんな日があっても続きなの。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!なんと、福岡公演に続き、大阪公演も6,000文字弱の感情大爆発noteになりました!!まさかの福岡より長くなりました(笑)

福岡・大阪と2日目セトリだったので、ファイナルの埼玉まで2日目セトリはおあずけ。。。次回は4月の長野公演!地元開催に参戦できるの嬉しすぎるし、BUMP OF CHICKEN長野初上陸の記念日に立ち会えるの最高。長野・宮城は1日目セトリなので、これまた初めて聴ける曲もあってドキドキわくわく~~!!

最後に大阪での思い出写真を💘

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