見出し画像

書きたいときに書きたいことを書く、これがわたしのスタイルです。

noteを書くプロセスって、ひとそれぞれで面白い。

コメント欄で仲良くさせてもらっているtaoさんが、先日こんな記事を書いていました。

この記事を読み、自分と違っていて面白いなぁと。

文章の書きかたがある程度定まってきたわたしは、みんなも似たような感覚で書いているんだろうと思っていました。

なんという勘違い。あぶない、あぶない。

よかったら、taoさんの記事を読んでみてください。自分との共通点や違う点など、面白い発見があるんじゃないかな。taoさんの頭のなかをのぞき見した感じ。

わたしがtaoさんの書きかたを知って驚いたのは、以下の2つです。

メモは取りません。頭の中で考えるだけ。載せたいトピックが頭の中に広がるのでそれを拾い集めていろいろ並べてみます(頭の中で)。これが記事の構成になっていきます。

メモをとらずに、トピックを頭のなかで並べ替える。

コレ、尊敬です。心からスゲーってなる。

わたしは、物事を可視化してようやく納得するタイプなので、脳内で並べ替えとか、100%できません。

taoさんは脳内で、パズルのピースをはめるような作業をしているのかもしれない。


次に驚いたのは、トップ画像の決めかた。

見出し画像を決めてから書き上げると文章を微調整できるのが利点です。ぴたっと着地できる感じ。 ---中略--- そうすることで文章と連動させることが可能になるのも利点のひとつ。見出し画像と組み合せることで文章との思わぬ相乗効果を狙えます。

taoさんは、記事全体の2/3を書いたところでトップ画像を決めるそうです。

え?なんで?

全部書いたあとにトップ画像を決めるわたしにはまったく思いつかない発想で、単純に、え?なんで?となりました。

taoさんによれば、全体の2/3を書いてからトップ画像を決めると、文章をトップ画像と連動させることができるんだそうです。それをtaoさんは、“最初から狙ったわけではない、偶然の面白さが生まれる”、と表現しています。

全体の2/3を書いた時点での文章とトップ画像との組み合わせが、予想外の化学反応を生み出す、ということだと理解しました(合ってますか?)。

へぇーーーーーー。面白い。


ということで、taoさんの記事を読みインスパイアされたので、わたしも書いてみます。どなたかの参考になれば嬉しい。

■ noteの記事が出来るまで

1. テーマ

書きたいテーマを、手書きで記録しているノートがあります。

テーマを思いついたら、そこにメモする。そのノートが手元にないときは、音声入力で録音しておきます。

テーマを思いつくのは、料理中・入浴中・ウォーキング中が多い。

ひらめいたテーマを、そのノートに書きためています。テーマについての記事をすぐ書くときもあれば、しばらく熟成させる場合もある。

書きたいときに、書きたいことを書く。これがわたしのスタイルです。


2. 紙のノートに書きだす

テーマをメモするノートの他に、文章構成用のノートがあります。

あるテーマについて書きたいと思ったら、そのテーマにまつわる情報、背景、心情など、思いつくことすべて、このノートにメモします。メモというより、ほぼなぐり書き。

思いついた霞のようなものをすぐメモしないと、その霞は脳内からあっという間に消えてアクセスできなくなるので、消えるまえに書きなぐる、という感じです。


3. 構成をザックリ考える

文章構成用のノートに書きだしたことをじっくりながめ、文章の構成を考えます。このステップに、まあまあの時間をかけます。

書きだしたことをグループ分けしたり、関連性が高いかどうかなどを見極めて、どんな順番で文章を書くかを考えます。


4. 出だし、通過地点、結末を決める

文章の出だし、いくつかの通過地点、結末を決めて、文章のアウトラインを作ります。


5. 最後まで一気に書く

3で考えたザックリした構成と、4で考えたアウトラインをもとに、ここでようやく実際に書き始めます。

書いている途中で、この文章はうまく繋がっていないかも、とか、論理の流れがむりやりっぽい、などと感じても、立ち止まらずに一気に書き上げる。

“書いているという状態の波”に乗るような感じですね。サーフィンに似ているのかもしれない。サーフィン、1度もやったことないけど。

6. 推敲する

わたしが1番好きなプロセスが推敲。翻訳の仕事でも、実際に翻訳しているときよりも推敲しているときのほうが楽しいかも。

自分が書いた文章を何度も読み返して、誤字脱字はもちろん、より伝わりやすい表現はないか、もっと読み手の心に届く言い回しはないかを、じっくり考えます。

書き上げた文章を客観視したいので、書いたあとに1日寝かせてチェック、さらに1日寝かせてチェック、という作業をしている。合計して、最低でも3日は寝かせています。

実際に書いている時間よりも、推敲する時間のほうが長いですね。

文章がだんだんと研磨されていくさまは、感慨深いものがあります。自己満足と言われれば、まぁ、100%自己満足なのですが。

こうして推敲を終えたあと、最後に文章を音読してリズム感を確かめる。リズムの悪い箇所を修正し、文章は完成。


7. タイトル

文章の内容が確定したあとで、ようやくタイトルをつけます。

バチコーンとハマるタイトルが見つかるときと、なかなか決まらなくてウジウジするとき、両極端ですね。

文章にぴったりハマるタイトルを思いついたときは、すがすがしい気分。ひとりでガッツポーズをしています。


8. トップ画像

トップ画像を決めるのは1番最後。

半年ほど前から、トップ画像を決めるのに時間をかけるようになりました。それまでは、文章の内容と関係なく、わりとインスピレーションで、“これ好き”と思う画像を使っていました。

でもこの半年で、文章の内容との関連性を重視して選ぶようになりました。

推敲に時間をかけるので、noteへの投稿はだいたい週1回。書いたものを即アップする、は基本的にしていません。まぁ、書いた勢いで投稿できないという、ただのヘタレなんですが。

毎日更新は目指したこともないし、今後目指す予定もありません。週1ペースをただ愚直に積みあげていくだけ。

これからも、このゆっくりペースにお付き合いいただけたら、とても嬉しいです。



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