見出し画像

“ちがった見方が、明日を変える” 『Rethinkアワード2022』開催レポート

こんにちは、営業チームとクリエイティブスタジオのマネージャーをしています井上です。
昨年10月に「創造性と生産性を高める在宅ワークスタイルって何?」で登場させていただいてから2度目の登場、今回は初投稿です。

私自身、新しいワークスタイルを模索している中ではありますが、Boundlessとして新しい取り組みをさせていただいたので紹介させてください。

昨年、Boundlessは、昨今の目まぐるしく変化し多様化している社会において、今までの当たり前を当たり前と考えずに、視点を変えて物事を考える文化の浸透を目指し、『Rethinkアワード実行委員会』を立ち上げ、私がRethinkアワードの実行委員長として活動しています。

その一活動として、先日、第1回目の『Rethinkアワード2022』を開催し、今までの視点を変えた取り組みによって社会に影響を与えた「人」「企業」「自治体」を讃え、表彰させていただきました。今回のnoteでは、そのアワードの様子をレポートします。

「Rethink」とは?

日常生活で出会う疑問や課題。不思議に思ったり、時にはモヤモヤ・イライラしたまま、スルーしてしまったりすることはありませんか?
「Rethink(再考する)」とは、視点を変えて、改めて考えてみることを指しています。そうすることで、新しい価値観や、新しい行動を起こすきっかけが生まれることを願っています。

「Rethinkアワード」って?

Rethinkアワード実行委員会は、目まぐるしく変化し多様化する社会において、今までの当たり前を当たり前と考えずに、視点を変えて物事を考える文化の浸透を目指しています。

そこで、年に一度、今までの視点を変えた取り組みによって社会に影響を与えた「人」「企業」「自治体」を讃え、表彰させていただくアワードです。

<第1回Rethinkアワード開催概要>
開催日時:2022年2月1日(火)
主催:Rethinkアワード実行委員会
協賛:Rethink PROJECT 
URL:https://rethink-award.com/

第1回Rethinkアワード受賞者

■ 企業部門
株式会社ヘラルボニー 様
「知的障がい者」という事で閉ざされてしまっていた可能性を解き放ち、無数の個性を尊重し、アートという可能性を生み出した企業であり、多様性未来に向けて一歩を進めた会社様であると我々は考えます。さらに、無銭業務でなく、しっかり事業として成立させる座組にする事で永続可能な活動である事が選定理由となります。

■ 自治体部門
岩手県 陸前高田市 様
今年で震災から11 年。復興をするだけでなく、岩手県で初めて『 SDGs 未来都市 』として 選定され、官学連携業務に取り組むなど、数多くの進化を歩まれていると考えております。なかでも「SDGs 推進に関する連携協定」を締結している法政大学とのワークショップ等、自治体の枠にとらわれず連携のお取組みをされている事が選定理由となります。

■ 人部門
田村淳 様(ロンドンブーツ1号2号)
2021年の活動として、3月には47歳にして慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科を修了。様々な視点でものごとを考える先駆者でいらっしゃる事が選定理由となります。

第1回Rethinkアワード当日の様子

右から:株式会社ヘラルボニー 代表取締役社長 松田崇弥 様、田村淳 様、Rethinkアワード実行委員長 井上朋彦(Boundless株式会社)
各部門の受賞者発表シーン

第1回Rethinkアワード ダイジェスト動画はこちら

Rethinkアワード実行委員長の想い

今回、Rethinkアワードとして記念すべき第一回目の開催となりました。
最近はSDGsやDEI、LGBTQなど、多くの企業・個人が多種多様な課題を解決するべく、様々な社会活動を行われていて、より良い社会づくりに向けた素晴らしい活動を目にする機会が増えたなぁと日々感じています。

一方で、私個人の話になりますが、一個人として何ができるかな?と考えた時に、「この活動ってSDGsに関係する?」「DEIに向けて何をするべき?」といったように、ゴールに向けて自分ができることを考えてしまうことが多く、ふと見直してみると、耳障りの良い(ありきたりな?カッコつけた?)アクションが浮かんでくることが多かったんです。もちろん、それがダメなことではないとは思うのですが、私自身は少し堅苦しく考えてしまっていたのかもしれません。

でも、より良い多様性のある社会に向けて、もっと簡単にできることってなんなんだろう?と考えた時に、「いつもとは違った角度から考えてみる」とか「既成概念を取っ払って考えてみる」とか、自分の思考の始まりを枝分かれさせることができれば、いろんな考えが自分の中で生まれるんじゃないかと。そして、もし、自分の考えとは異なる意見と出会っても、「一回受け入れてみればいいんじゃない?もしかしたら自分の凝り固まった考えが変わるかもよ?」なんて思ったら、一気に気が楽になりました。今ではRethinkすることで、思考の枝分かれが始まり、それがいわゆる多様性のある社会につながる(素晴らしい実りにつながる)なんて、カッコつけた考え方をするようになりました。正しい答えなんてなく、考え続けることが大事なんですね。

以上、Rethinkアワードへの想いとなりますが、個人としての「より良いワークスタイルを模索する旅」も継続中ですので、また最近ハマっている働き方もアップデートでき次第お届けできればと思っています。


*Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を置くYahoo Inc.の日本法人です。

30以上の国や地域で事業を展開する当社は、企業活動の中で、SDGsやDEI、LGBTQIAなど様々な考え方や視点が必要であり、新しい価値観がイノベーションを創出すると考えています。当社では、具体的に、SDGsの視点からdigital inclusion(デジタルで技術革新)、climate protection (自然保護) 、human prosperity (人々の平和と公正)などを指針に掲げ、全世界の社員が継続的にそのテーマに沿ったボランティア活動をおこなったり、社員自らLGBTQIAやWorking Paretentsなど様々なコミュニティーを立ち上げ、積極的に社会に貢献できる行動を起こしています。そのような背景から、この度、当社の多様化社会への賛同を表現する一つの方法、そして社会に多様化の文化を根付かせるためのきっかけになればと思い、Rethinkアワード実行委員会を設立いたしました。

(更新)02.16.2023|Rethink アワード2023を開催

多様性を尊重した文化を根付かせるきっかけ
多様性を尊重した文化を根付かせるきっかけに